ENHYPEN MV考察9③ - BORDER : CARNIVAL 'Drunk-Dazed' Official MV

ケイ君&EJ君も少し出演するMV。後の&Teamの狼コンセプトが噂されてたのはこの頃からなのかな。
個人的にはこの楽曲のコレオverMVが大好きです。筋肉あるけど少年っぽさのある華奢な体にヴィヴィアンっぽい服装。そして激しく重たい踊り。
最高
ヒスンさん、この楽曲では何と言うか…全力で踊ってますよね?
出だしの不気味な歩き方とかも好き。彼が全体をより不気味な雰囲気にしてる気がする。とにかく終始鬼気迫る踊りがマジでカッコイイ。どんな振付も常に高得点叩き出す人だと思うけど、激しく重くカッコイイのが実は十八番なんだろうか。マジで好き。
あと、ニキさんが玉座に座ってるような振付や仰向けに寝転んで回る時にジョンウォンさんが指を回す仕草も好き。時計の針がくるくる回ってる…永い時を生きてる感じかな。
分かり易く歌詞を踏まえた振付が多いですよね。
腕を広げて飛んだり、牙とか、飲み物飲んだり。
血を飲んで生き返るまではゾンビみたいに半分屍ってことだろうか。顔を隠したり出したりする振付は、自分が良く分からないという混乱や、学生とバンパイアの2面性を表してるのかなと思ったり。サビでヒスン氏がセンターにいる時、手を前に伸ばして「おいで」とやってるような振付も、つい意味ありげに思ってしまう。

あぁ。関係無い話題なのに前振りが長い。


MV前に公開された映像

YOU MUST COME(あなたは来なければならない)

パーティー会場と思われる映像が写真で撮影されてるような感じで映され、最後は薄暗い中ケーキが近づいてくる…そして上の文章。

映像

MV

バス停で談笑する3名
コンセプト写真にあった学生服着用
照明が差し込み目を向ける
待ってたバスor自家用車が来たのか、立ち上がり去る。
音はバスっぽい。
暗転
彼らがいたと思われるベンチに置いてあった本。
彼らがいた時、本は無かった。
それを手に取る学生と思われる女性。灰色のプリーツスカート。
本に挟んであった黒い封筒を取り出す
中身を出す。封筒には「An Invitation To Our Bloody Birthday Party」の記載。
(私達の血まみれの誕生日パーティへの招待状)
宛先は無記載。
手紙の中身
You're invited to Our Bloody Birthday Party
Sometimes,walking down the deadly path without fleeing from death itself
Can give rise to the most wondrous creation
we hope you will be able to come.
(あなたは私たちの血まみれの誕生日パーティーに招待されています。時には、死そのものから逃げずに死にそうな方へ歩いてみましょう。最も素晴らしい創造を生み出すことができます。ぜひお越しください。)
招待状を読む女性を背後から見つめる2名の男子学生。
制服の色が違うので、女性とは別の学校と思われる。
なお、女性は白リボンのタイ。
男子学生の影が狼男らしきシルエットに変化
赤く照らされた通路を歩くジェイ。
学生や私服の男女が入り乱れて会話を楽しんでいる。
私服の白人から何かを受け取る?握手を交わす?ジェイ。
白人はその後すぐに去る
誰かを待つヒスン。
服装はバス停にいた時と同じだがピアスをつけている
ジェイが出てくる
ヒスンが額に指を当ててジェイを見つめると、突然ジェイがふりかえる。
ヒスンを見て笑顔になる
赤い廊下から青の部屋へ一緒に移動。
ヒスン達と違う制服の男性。女性も異なる制服の子達が複数
既に会場にいたジェイク、ソンフン、ソヌ、ニキと合流。
ソンフンが肩を叩いてソヌは気づくが、ニキは何かに夢中で後ろを向いたまま
別部屋のソヌ。グラスを持ち、制服のジャケットを着ている。
ジェイ達と合流した時と服装が違う
握手を交わす彼ら。ニキだけサッカーゲーム?に夢中。
会場内では、赤と青のエリアがある
水の入ったグラスを見つめるソヌ。
ケーキを持つニキ。向かい合う6人
ジェイクがケーキの上で手のひらをかざしながら回すと蝋燭に火がつく
風が吹き、現れたジョンウォン。
ケーキに刺さる蝋燭は4本?
過去シーン。ジョンウォンとジェイクの間に空席が1つ。
テーブル中央には蝋燭が1つ。ケーキに刺してる?
ジョンウォンが、僕がやるの?というような素振りを見せる
ジェイクに促され、蝋燭の火を吹き消すジョンウォン
場面が戻る。蝋燭の火は消えている
ビラが散る中、学生服を着てゾンビのような振付で踊るメンバー
1階は、左が赤、奥が青の空間。2階は2色が混ざった紫の空間。
デジタルの世界?で踊る彼ら。
背後に「in blood we breathe」の文章が反転して見える
拍手するメンバーと人差し指を立てて何かを話すニキ
音がしたのか、急に窓の上を見つめるジョンウォンとジェイク。
外の空または遠くから音が聞こえたようにみえる
踊り狂うニキ
カメラを持ってグルグル回るジョンウォン。
血、呼吸の文字
楽しそうな彼ら。
右奥に「Too young to die(死ぬには若すぎる)」の文字が見える
風で蝋燭の火が消える。蝋燭は6本
Too young to die(死ぬには若すぎる)
赤い液体が入ったワイングラス
グラスの中の飲み物を飲むような仕草の振付
目を閉じて渋い顔をするジェイ。
カメラ撮影シーン?
目が据わった?ジェイ。
左右の黒線が無くなり映像が広がる
上下に黒線が出る
奥の部屋にソヌ。手前の部屋に立つニキ
ニキが消え、元居た場所の空間が歪んでいる
右側に突然現れたニキ
ニキが消える時、空間が歪み、光の粒が現れて消える。
何度も消えては違う場所に現れるニキ
手首を噛むソヌ
水の入ったグラスを持つ
手首出てくる血をグラスの中へ落とす
グラスの中で血と混ざる水
ソヌが一人いた部屋。ソファ等、レイアウトが少し変化。
ソファに逆さに座るジェイク。手には赤い飲み物が入ったグラス。
他メンバーは、青や赤等に色が光って変わる飲み物のグラス
カメラの角度が回転していく。
背後では男女が乾杯を交わし、赤い飲み物を飲む
ジェイクが普通に座っているような錯覚に。
赤い飲み物が上に零れるので、逆さなのはジェイク
赤い飲み物のグラスで乾杯するメンバー。
グラスはワイングラスではなく、ソヌが血を混ぜた時に使ったグラスと同じタイプ。
ソヌだけ笑顔が無く、手でグラスを隠してるようにも見える
メンバーの位置が変わる。ソヌ以外は赤い飲み物を飲んでるのが分かり易い。
ソヌは不明。
飲む内に目が据わるヒスン
部屋の左側は別部屋へ続くもよう。
私服で踊るメンバー
やはり踊り狂う彼ら
ソヌだけ赤い飲み物が入ったグラスを持ち、冷静な顔。
映像手前に、ソヌを見つめる2人の姿
ドアを開け、部屋を抜け出すソヌ
ソヌを見つめていたのは、バス停で女子学生を見ていたケイら2人
後ろを気にしながらもどこかへ向かうソヌ
後ろの照明が消える
どんどん消える照明に後ろを振り向くソヌ
ソヌの上の照明が消え、突然ケイが姿を現す
どこか大きな場所で高台に立つ白いドレスの女性。
その前に立つ7人の彼ら。貴族のような服装を着用。
周りにも人が大勢いる
右手をあげる女性
全く違う空間を一人歩くソヌ。
手にはグラス。中央に水が出る噴水
見上げる彼ら
噴水の縁に座り、グラスを上げる
女性が小さなグラスを傾け、赤い液体を全て流す
同様の行為を行うソヌ。
液体は噴水の中に入る
雫が落ちる
落ちた先は、カーペットの上。黒くシミがついた
雫に気付くソンフン。
部屋にはソファ等が無く、一人座っている
上を見上げると、血のようなものが頬につく
立ち上がるソンフン
部屋から血のようなものが染み出し、天井からシャワーのように出てくる
水ではなく赤い液体が噴水からあふれ出す
床まであふれ出す
暗転
ソンフンがいた部屋が赤く染まる。止まない赤い液体のシャワー
立ち上がるソンフン
掲げたグラスを見つめるソヌ
部屋で踊るソンフン
ジェイク。過去シーン時の服装
赤い液体の中で浮かぶソヌ
浴びるソンフン
ヒスン。過去シーン時の服装
目を開けたソヌ
こちらを見つめ、少し首をかしげるジョンウォン。
過去シーン時の服装
過去のシーンに切り替わる
赤く染まったソンフンの手
ソヌやソンフン達もこちらを向き、全員がこちらを見つめる
濡れた手を見つめるソンフン
手をおろし倒れるソンフン
そのまま床へ仰向けに
暗転後、だんだんと見えてくる部屋の様子
大騒ぎした後、眠っている彼らのよう。
他の学生たちは見当たらない
白い紙を片手に青いドアの前に立つ女性。
バス停で招待状を受け取った彼女か?
インターホンを押す

Teaser

Teaser1

サムネイルは、皆で騒ぐ部屋を一人ソヌが出て行き、別の部屋へ移動するシーン。後ろを向いてるのは、見つからないように気にしているのか。

Teaser2

サムネイルはみんなで騒ぐ部屋に学生服を着て立つ彼ら。

ティザーだけにあった気になる映像

以下の英語が並ぶ
DESIRE
only in blood we breathe
die
BLOOD
HUNGER
withohed, Betheed and Bewscreco ※ここはよく見えない
ジェイが会場へ向かうため歩いていた廊下を戻るソヌ。
※絵とその前にあるオブジェが同一。
外に出ようとしている?
暗闇から光りのある場所へ向かうソヌ。
ケイがソヌの元へ現れた時のケイ目線のシーン?

考察

パーティの目的

同校他校入り乱れて、沢山の生徒が参加しているパーティ会場。
主催者は不明だが、エナプメンバーは何かの記念のために集まったようだ。
6本の蝋燭を立てたケーキ。その炎を吹き消すジョンウォン。
回想シーンでも1本の蝋燭を立てたケーキを囲んで、ジョンウォンが炎を吹き消すシーンがある。ジョンウォンは自分がやるの?といった感じで吹き消してはいたが…。
そして招待状には、血まみれの誕生会。
踊る部屋には、蛍光ペン「死ぬには若すぎる」の文字

ジョンウォンは、「Given-Taken(与えられた-奪われた)」MVでソヌに首を噛まれドラキュラとなっていた。

彼らが幼くして人間としては死に、ドラキュラとして生まれ変わった日を誕生日としてお祝いしたのかもしれない。
ジョンウォンのドラキュラとしての誕生日。
だからジョンウォンが蝋燭の炎を吹き消した。今回MVは、回想シーンから6年後なのだろう。

ソヌの目的

今回MVでは、ソヌの単独行動が目立つ。

自然光が差すパーティ会場の部屋で独り、グラスの水に自分の血を入れる。
そしてパーティ時、ソヌが血を入れたグラスと同じ形のグラスでみんなで乾杯をする。飲み干したヒスンは目が据わり、まるで酔っているよう。
そして騒ぐメンバー達。
しかし、ソヌは飲んでいるところが見当たらず、赤い液体が入ったグラスを持って別室へ移動する。
誰にも気取られないよう、後ろを気にしながら。
そして独り廊下を歩いた後、パーティ会場にあるとは思えない広い場所を歩いて噴水へ向かう。
噴水へグラスの中の赤い液体を注ぐと、噴水の水は血に変わり、部屋へと溢れ出る。そして血の海に身体を浮かべ、目を閉じるソヌ。

ソヌが噴水に血を注ぐシーンと交互して、彼らの女王らしき女性が彼らの祭壇らしき場所で似たような事をしていた。

まるでソヌの行為は、その儀式の再現だと暗示するかのように。

ただ、ソヌはその儀式をエナプメンバーに見つからないように行う必要があったようだ。だからこのタイミングにしたのだろう。誕生会、彼らが酔って騒いでいるこの時が。

ソヌの儀式後、ソンフンは部屋の天井から降る血で全身を濡らしていく。血の雨が降り注ぐ部屋の中、立ち上がり喜ぶように踊るソンフン。

ソヌの目的は、メンバーにバレないようソンフンへ儀式を行う事だったのだろうか。

女王の儀式が、相手を強制的に従属させるような儀式なのであれば、ソヌはソンフンを自分の駒にしたのだろう。
ただもう1つの可能性もある。
given-takenで考察したように、ソンフンが出来損ないである可能性を踏まえるとソンフンを完璧なドラキュラとするための儀式だった可能性もある。

いずれにしても、ジョンウォンを恐らくドラキュラにしたソヌ。女王の儀式が再現できるソヌ。現時点で主に取って代わる可能性が高いのはソヌかもしれない。

ソヌとの関係性

ニキ
個室で独り、ソヌがグラスの中に自分の血を入れている間
部屋の外で姿を点滅させるニキ。
ソヌの行動を見張っているのか、それとも守っているのか。
二人とも学生服だった。下校後に着崩すような学生服ではないため学校を抜け出して会場に来ているのだろう。

ケイ&EJ(狼男)
招待状を手にとった女生徒の背後、少し離れた場所で見守っていた彼ら。
その後、パーティ会場に現れエナプのメンバー達の様子を伺う。
ソヌが別室へ移動し、振り返った時にはソヌの元へ姿を現したケイ。
彼らは女生徒の時もエナプの時も、見守り方に余裕があった。
まるで予想していたかのように。

ケイがソヌの元へ現れたのはなぜか。
狼男である彼らは鼻が利く。グラスの中身が血である事は分かっただろう。もしかしたらエナプの彼らが人間ではない事も。
また、ケイはソヌの前で能力を使っており、ソヌは驚いていないように見えた。彼らは面識があり、会う約束をしていたのかもしれない。
ソヌを噴水の場所へ連れて行くために。

何故ケイはソヌに協力したのか。

ソンフンの出来損ないが正しいとすると、これは1つの説が浮かぶ。
それは、ソンフンはケイと同様に狼男の血が入っている可能性だ。

ドラキュラと狼男の混血であるソンフン。だからソンフンはドラキュラとしては完全ではなかった。
もしもソヌが、ソンフンの不完全な部分を補正するための儀式をしたのだとしたら、それがソンフンの為なのだとしたら。
ケイは同族でもあるソンフンを助けるためにソヌに協力したのかもしれない。

デビュートレーラーでは、人間以外の哺乳類から監視されてるような映像があったエナプメンバー。
視線の正体が、狼男のK達であれば一応の理由がつく。監視していた理由は、同族でもあるソンフンを守るため。ドラキュラというよりは、犬歯みたいな牙のソンフン。赤いマントを脱ぐと裸だったソンフン。毛で覆われた体である狼男の血が入っているなら理由にならない事は無いだろう。

学生服と私服、青と赤

1番目の歌詞の間、メンバー達は学生服を着ている。
そして青色の空間。メンバー達と会う部屋もケーキの時も踊る時も。
唯一赤いのは、ジェイが歩く廊下だけ。

2番目の歌詞での彼らは、赤い空間の中、私服姿だ。
そして狂乱に溺れている。

青い空間では、理性的な空間を。赤い空間では狂乱の空間を表しているのだろう。
そして学生服の時は人間と変わらない姿を。私服では本性を出した姿を現しているのかもしれない。

黒髪の女生徒

公共の場所であるバス停、そこに置かれていた本を手に取り、挟まれていた宛先不明の手紙をあけて読む女生徒。
見知らぬモノであればこんな行為はしないだろう。

彼女は事前にこの招待状の事を知っていたのだ。

エナプのメンバーがバス停にいた時には無かった本と手紙。
彼らが去る前に置くようなシーンは無かった。彼らが去った後、誰かが置いた可能性が高い。
だが、送り主は不明。

気になるのはその後の彼女の行動だ。
手紙を読んだ後、彼女が再登場するのは、パーティの翌朝に会場の玄関でチャイムを鳴らすシーン。
招待状の紙を見てチャイムを鳴らす姿は、初めてその場所へ来たように思える。

なぜ当日ではなく翌朝に会場へ来たのか。
確かに日時の記載は無かったが…。

何より彼女の黒髪長髪は、エナプメンバー達の女王を思わせる。
彼女は女王の生まれ変わりなのだろうか。

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