1日ひとつだけ、強くなる

出来る限り目次だけ見て想像する。そして目次から自分なりに書いてみる試み。頭を使うので分割して嫌にならない程度に書いてみようと思った。

勝負は「ポイント」を抑えた人間が勝つ

事象すべてのことには、「コツ」が存在する。ビジネスでもゲームでも、人生全般的に言えることだろう。

「コツ=重要なポイント」を知っていることが、有利に展開させることに繋がっているのは言うまでもない。ただし、重要なポイントっていうのは、単にノウハウ・知識ってことを指すのではなく、思考、姿勢や精神のあり方などを指す場合もある。

単に、知識を知っていれば良いと言うことは分かってるのだが、どうしても小手先の知識を得て、楽してうまく行きたいと考えてしまうのが人情で自分もその一員である。

もちろん運が大きく左右するものもあるだろう、しかし、それさえも統計という力業で乗り切ろうとしているのだからすごい。

期限がある勝負ではこだわらず、やり方を変える

自分のやり方にこだわらず、変える方が統計的には良いのかもしれない。やり方は無限に近い方法があるなかで、自分なりの方法を選ぶ。それが正しいかは分からない。それを突き詰めるのが正解かもしれないし、他のやり方に変えるのが正解かもしれない。

しかしながら、タイトルから言うとやり方を変えた方が良いんだろう。これは、自分のやり方が間違っている方が極めて高いからだと思う。確率論の問題に、モンティーホール問題というのがある。

箱A・箱B・箱Cの閉じた3つの箱いずれか1つに当たりが入っている。プレーヤーは1つの箱を選んだ時に、ゲームはプレーヤーが選んだ箱以外の1つのはずれの箱を開く。残る箱は2つ、プレーヤーは、選ぶ箱を変更してもよいと言われる。この時、プレーヤーは箱を変更すべきだろうか?

モンティ・ホール問題

ひと昔前の回答は2つに割れていた。1/3と考えるのか、それとも1/2と考えるのか。プレーヤーは変えた方が良いのか、変えない方が良いのか?

現在は「変えた方が良い」が答えだ。最終的には2つの箱から1つを選ぶことになるから1/2となる。しかし、もともと3つの中から正解を選ぶ確率は半分以下なのだ。

いや、それでも正解を選んでいる可能性があるじゃないか?と思うだろう。確かにその可能性はある。しかし正解を選んでいる可能性の方が低い。

箱を100個に増やすと分かりやすい。1つが正解の箱で正解を当てる可能性は1%。1つを選んだ時に、98個が消える。最終的には1/2で50%となるが、そもそもはじめの1%の確率の時点で正解を引いているだろうか?

タイトルでは、期限のある勝負でと書いてあるが、重要なポイントを抑えるまでは、色々なスタイル、やり方に変化し試した方が良い結果を得られやすいんだと思う。

9割のプレイヤーが場面ごとの最適解を求める。僕は対戦全体を見る

ゴールに向かうために最適な答えが、いつも正しいとは限らないと言う話であった。発想が凝り固まってしまうと柔軟な発想が出きる人との成長や結果に差が出る。それは、深く知ることへの探求心を指すのかもしれない。

身近な例をあげると、ダイエットが良いと思う。
ダイエットの最適方法は、摂取する食べ物の総カロリーの数字を調整することだとは限らない。もちろん重要な要素ではある。

セロリ100kcalとクッキー100kcalがあったとする。摂取したときどちらの方が摂取カロリーが高いか?

鉄100gと綿100gどっちが重いか?と似ているが、そうではない。同じ100kcalだかクッキーの方が、摂取した時のカロリーが高い。

セロリには、食物繊維が多く含まれている。食物繊維の多い食品を吸収すると、カロリーを多く消費する。そして、食物繊維は消化しずらいと言う特徴があり、実際に100kcal分を摂取したとしても、全て吸収できるわけではないのだ。逆にクッキーは、ほとんどが糖質であるため吸収しやすい。

つまり、同じ100kcalだが、目に見える摂取カロリーが吸収できるカロリーではないと言うポイントが分かっていれば、1日の食事回数や摂取する量、食事内容も変わって来るのである。

場面ごとの最適解とは、1食を何kcal以内だからメニューはこれ、置き換えダイエットだからこれを食べておけば良いと短絡的に決定することに近いのだと思う。


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