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イエナプランをまなぶ🖋


昨日は夜スク2回目の参加!
「イエナプランってなんだろう?」
に行ってきました!

イエナプランは学生のときから興味があって、
今私が学校でやっていることの
根本にある考え方でもあるのですが、

「自律と共生」をテーマに、
・異学年混合クラス編成
・子どもが自分でつくる時間割
・サークル対話
・教科の枠に囚われないワールドオリエンテーション

などの手段を使いながら、
よりよい学びの場をつくっていきます.

イエナプランの魅力について
書き出したらきりがないのですが、
1番印象的だったのは、
「学習をやらない子への対応の仕方」のお話

イエナプラン校の先生方の中にも
絶対的な正解があるわけではなくて
先生によってそれぞれの
アプローチの仕方があるそうなのですが、

「日本の学校ではなかなかないなー」
と思ったのは
「あえて声を掛けず、待つ」という方法

どうにかしてやらせようとしないのは、

その子にとってはまだ学ぶタイミングではないという理由からだそうです.

子どもの中に「やりたくない」が
強くあるのに
「やらなきゃいけないこと」と
強制された時点でそれは義務になってしまう

それはイエナプランが大切にする
「自律」から離れてしまいます.

見守る、待つというアプローチは、
一見簡単にできそうに思えてしまいますが、
それぞれの子を尊重する風土が基盤にない
と実践するのは難しいです.

日本の現行制度のように
同学年クラスで同じ学習事項
「みんな同じように」が求められれば、
無理矢理でもやっておかないと
置いていかれてしまいます.

現に「できなきゃいけない」という
プレッシャーの中で
年齢に関わらず
勉強が嫌いになってしまった子たちを
たくさん見てきました.

「学ぶ」ということは
本当は楽しくて
わくわくすることのはずなのに🙈

イエナプラン校の勉強しない子は、
結局どうなったのでしょう?

ある日その子が
ブロックで遊んでいたところに
ほかの学年の子が
「君が遊んでるこのブロックと
このブロック合わせて何個になる?」
という問い掛けをしました.

それがきっかけで算数に興味をもち、
次の日から学習を始めたそうです🦙


私が聞いた話はほんの一例で
うまくいかない場合も山程あるはずです.

だから、イエナプランがいいとか
日本の教育がいけないとかではなくて、
いろんな子がいるのだから
多種多様なやり方があって、
その中からベストなものを
それぞれが選んでいける環境が
あるといいなと思うのです🐇🐢

4月からいよいよ開校する
イエナプランスクールの大日向小、
そして自治体として
イエナプランの考えを導入し出している
広島、名古屋、筑波…などなど!

そうやって教育業界がこれから
もっともっとわくわくするものに
なっていくのが楽しみです(^^)





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