【実写版】デビルマン

ハッピーバースデー!デビルマン!

あらすじ:”両親を事故で失った不動明(伊崎央登)は美紀(酒井彩名)の両親の好意により、牧村家に引き取られ幸せに暮らしていた。一方、幼なじみの了(伊崎右典)は勉強もスポーツも万能で、明にとってあこがれの存在だった。”(yahoo映画より引用)

進撃の巨人(実写版)が本当にやばかったので、それらと同等以上に語られる、伝説のクソ映画である本作も見てみよう!ということになりました(酔っていた)ちなみに原作は未読で、アニメにも触れたことがありません。つまり、人生で初めて出会うデビルマンがこれなわけです。

自分正直に言ってもいいですか?進撃の巨人より良かった…のでは…もちろんこれは、目くそ鼻くそを笑うというレベルの話であって、決して良作と比べられるような代物ではありませんが…

決していい映画ではないので、さほど言うことはないのですが、ストーリーは流れに納得出来る程度にはまとまっています。とにかくみきちゃんの家族がいい人で…結構残酷な死に方をするのでショックを受けます…まぁなんでそうなったんだ?というところあるにはあるんですが、進撃の巨人よりマシです。百歩逃げたやつよりマシ理論ですね。

良かった(比:進撃の巨人)のはCGですね、これは15年前であることを考えるとかなり頑張っていたのでは…?と思います。ところどころパチンコの演出みたいなの入っちゃいますが…このCGがな〜進撃の巨人とか残穢にもあればな〜!!

ただ、この映画を原作知らないで見ても見過ごせない部分はやはり演技が信じられないほど棒演技なことだと思います。水戸黄門のご当地アナウンサー回かと錯覚するほどへったくそなんですよね…これがね…シリアスなシーンでも喋られると笑っちゃうんですよ、この映画がサイレント映画だったらな…それ以外も悪いところあるんですけど喋るところがなによりだめなので…でも動いてるところがだめって、これ映画にした意味あるんですかね…?ストーリーはだって漫画家が考えたことであって…

唐沢俊一(評論家)がこの映画は事故のようなもの、野次馬根性で見るものと評したと言われていますが、恐らくそれが正解だと思います。北野武も酔っ払って見るならこれ以上のものはないと言ったともされ、実際、私はこの二つの状態で見たんですね。だから思ったほどひどくはなかったんだと思います。原作を知らないので野次馬でいられた。これがこの映画をそこまでひどかったと思わなかった理由だと思います。

でも、この映画から15年経ったけど現状これよりちょっといいくらいの実写化できなさそうなの悲しいよな…どうしてなんだ…?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?