ジョーカー・ゲーム

あらすじ:架空の第2世界大戦前夜。陸軍士官学校で学ぶ嘉藤(亀梨和也)は、規律に反したことで極刑に処されるところを、結城(伊勢谷友介)なる謎の男に救われる。彼は諜報(ちょうほう)組織のD機関を設立した人物で、嘉藤の卓越した頭脳や身体能力を見込んでスカウトする。数々の厳しいテストをクリアしてスパイとなった嘉藤は、人類の歴史を変えかねない発明について記された機密文書ブラックノート奪取を命じられる。それを求めて魔の都と呼ばれる都市に潜入した彼の前に、リン(深田恭子)という女が出現し……。

バカスパイ大作戦

いくらなんでも主人公がバカで間抜けすぎやしませんか?スパイですよ?冷徹なスパイだけじゃなくて情に厚いスパイがいてもいいよね!って言うけど、こいつは情に厚いんじゃなくてアホなの!

ハニトラに引っかかるところなんて最高にアホだし…ハニトラに引っかかるまではいいですよ?(いいか?)(ジェームズ・ボンドも引っかかってるから多少はね?)、でもその尻拭いをするのが仲間たちなのがね…爆死!お前が尻拭いしろ!!

最初の、「スパイは死ぬな殺すな」というのは、目立つことをするなというスパイのこう…職業上の信念としてはその通りだ!と思うんですけど、これぜーんぜん守られないんですよね。表面上は守ってます、殺さないし自殺しない。でも本当に表面上。
なにせ、最後には敵の本拠地の建物をド派手に爆発炎上!!!させるわけですからね。

ば~~~~っかじゃねぇの!?(©ヒストリエ)

とここまで書いて思ったんですけど、これスパイ映画だと思って見るからいけないんだな、アクション映画として見ればいいんだ、それでも出来悪いけど

主人公がアホなことばかり書きましたが、主人公をハニトラに引っ掛けるヒロインも結構ムカつくんだよな…なんかやっすい峰不二子のマネしてるのが特に…

とにかく、全体を通して、情に厚い有能のつもりの無能アホ主人公と、峰不二子の表層をうすーくなぞったみたいなヒロインがムカつく映画でした。

これもご多分に漏れずジャニーズなので見かけ上の評価はそこそこの映画なんですが、ファンは…ファンは推しがこんな映画で…こんな映画で嫌じゃないの…?
と思ったけど、私もピ瀧(別に推しじゃないけど)がアウトレイジ 最終章で品性下劣クソカスマゾヤクザやってるの手を叩いて楽しんでるから人のこと言えないや〜!

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