斬、

壁に性的興奮を覚えるタイプの主人公

あらすじ:江戸時代末期の日本は、開国か否かで大きく揺れていた。困窮の末に藩を後にし、農村の手伝いをする浪人の杢之進(池松壮亮)は、近所に住む姉弟のゆう(蒼井優)と市助(前田隆成)と共に時代の変化を感じながらも静かに過ごしていた。そこへすご腕の剣士・澤村(塚本晋也)が現れ、杢之進の剣の腕を見込んで動乱の京都に彼を誘おうとする。

今までの映画の中で、ぶっちぎりに何言っているか聞き取れませんでした!

日本映画には本当によくあるとはいえ、この映画は本当にひどいです。普段の会話は、なんか言っているっぽい…ってレベルでしか聞き取れません。だからなんか…何の情報も入ってこない…結局見終わったあとも、主人公がどういう状況に置かれてる人なのかわからないし、もうなんかどこに行こうとしてるのかもわからなくて江戸にでも行くのかな?とか思ってました。幕末なんだから京都だよな。まぁただ見てるだけでは、この映画が幕末ってこともわかんなかったんですけど…

じゃあ音量上げろって話なんですけど、小さいのって人が喋ってるところだけで、他の音量は全部普通かちょっとでかいので、もう最悪。
音量をどっちかに統一するっていうのが無理なら、このBGM・SEとセリフの間にある音量の差を小さくして欲しいです。なんで出来ないの?

まぁセリフがこのザマなので、ストーリーとか一切わかんないです。画面も暗いからそっちからも情報を得られないしね。そもそも手ブレがひどいから画面を一生懸命見るのもつらいし…ハンディカムで撮影したんですか?
なんか…全体的にわっかんね〜だったのでなんにも思い出すことがありません。強いて思い出すなら蒼井優がなんやこいつ…ってなったことかな…
弟が死んだのはどう考えても主人公のせいではなくお前の弟が喧嘩売ったからだよ、それがなんで主人公のせいになって仇討ちしろ!になっちゃうんだよ、わかんないよ。
なんか剣豪っぽいやつ(監督らしい)もなんで最後主人公と殺し合いしてるかわかんないよ。わかったことなんにもないよ!
そもそもこの映画がなにかもわかんないよ!!

演出面から言えば、ところどころ入ってくるホラー映画みたいな演出、はっきり言ってやめろよって思いました。なんか…別にそういう方向性の映画でもないし、映画のメッセージ(そんなもんあったかな…)監督の撮りたいもの(なんだろね…)とかと、ホラー映画的演出って一切噛み合ってないですよね?なんでこんな演出入れたんだろうなと普通に疑問です。

これがなんか映画賞を10本も獲得したということに驚きを隠せません。審査員にいくら渡した?
もうとにかく監督のんほりがすごいです。後半から主人公より監督がやってる剣豪のが目立ってるところなんてマジでんほぉ〜だったでしょうね。結構なことですね。

なんか主人公が定期的に壁に向かってオナニーしていたので、主人公は多分壁に性的興奮を覚えるんだと思います。世にも珍しい性癖の主人公ですね!


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