グッドネイバー

あらすじ:「ゴッドファーザー」シリーズのベテラン俳優ジェームズ・カーンが、意外な素顔を隠し持つ孤独な老人役を怪演したサスペンススリラー。ショーンと友人のイーサンは、近所のひとり暮らしの老人宅に忍び込んで隠しカメラを設置し、ドッキリを仕掛けることに。ドアを急に開閉したり突然音楽を流したりして老人の反応を楽しもうとするが、老人は驚く様子を見せないばかりか、不可解な行動を取りはじめる。老人が頻繁に地下室に出入りしていることを不審に思ったショーンたちは、そこに老人の妻の死の真相が隠されているのではないかと疑うが……。ショーン役を「イット・フォローズ」のキーア・ギルクリスト、イーサン役を「ゾンビワールドへようこそ」のローガン・ミラーがそれぞれ演じた。

これポスターははっきり言って詐欺なので、ポスターから想像されるような映画は見られません。本当、売りたいのはわかるけど、よくないよこういうの。

ポスターと煽り文句からは、『ドント・ブリーズ』みたいなバカがちょっかいかけたおじいちゃんはめちゃくちゃやばいやつだった!みたいな、ちょっかいかけるバカが悪いけど、おじいちゃんも常軌を逸してるという、こう…喧嘩両成敗的なやつっぽさを受けるんですけど、実際はちょっかいかけたバカが100割悪い映画です。

っていうか、承認欲求拗らせたバカyoutuberはクソや…映画でした。承認欲求拗らせた害悪youtuberが、奥さんを亡くして孤独な(そのためにちょっと偏屈な)老人に様々な軽犯罪をするという…いたずらとは言いたくないですね、行為の大小に関わらず最悪なので。

この映画のいいな〜と思うところは、バカどもは幽霊を恐怖だったり迷惑の対象として見ているのとは逆に、老人は亡くなった奥さんが来てくれると思って、時折奥さんの思い出に浸ったり、途中から封印したであろう奥さんとの思い出の品をしまい込んだ地下室にこもったりする…老人の悲しみがわかればわかるほど、は〜〜〜…クソyoutuberどもがよ…になります。

最後には、奥さんが呼んでいると思って(そんなわけはなくバカどものせい)自殺をしてしまう老人がかわいそうな反面、もう歳だし、孤独でいるのもつらいだろうし…と思って悲しかった…

バカどもが裁判にかけられてマスコミにも詰めかけられて人生おしまいになってるのは自業自得なのでどうでもいいです。スカッとした!とかそういう気持ちにもならないです。強いて言うならなんか神経質そうな方には親がしっかり来てるのに、ジョン・ベルーシに似てる方は母親しか来ないし、マスコミを前にしたときには母親もいなくなるのが、あぁ…って感じでしたね…

でもこのポスターと宣伝文句につられて映画館で見てたらキレてたかもしんないですね…本当、やめたほうがいいよこういうの…

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