ファイトクラブ

あらすじ:空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャックは、謎の男テイラーに導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。血飛沫が飛び散る拳闘シーンの迫力もさる事ながら、圧倒的な印象を残すのは「セブン」のデヴィッド・フィンチャー監督による暴力的ともいえる映像の洪水。世紀末のカオスをまさに”体感“できる一作だ。

申し訳ないんですけど、全然面白くなかった…

いろんなところで話には聞くし、名作という感じの評価を受けていたので、先週のドラえもんで傷付いた心を癒そうと思って見たのですが、残念ながら私向けではありませんでした…

前半部分が、どう見てもやばい宗教とかマルチ商法とかにハマっていく感じにしか見えなくて、最近話題のえんとつくんがかぶって見えちゃってつらいなぁ…あ、こうやってハマってくんだぁ…みたいな…

ただ、そのマルチ宗教にハマっていくところを描いた前半部分があんまり面白くなくて…ちょっと…長かったです…面白いなってなったのが、最後に主人公がブラピは実は自分のもう一つの人格だった!って気付いてからだったので、ちょっと遅かったな…って感じです。

見る前、主人公はブラピだと思っていたので、冒頭どうもそうでもなさそうなことに驚いたのですが、実際は主人公とブラピは同一人物なので見る前の勘違いもだいたい正しかったな!ちなみに同一人物ということは言われるまで気付きませんでした。主人公の名前が全く明かされないので変だなと思ったくらいのものです。

でもなんていうか、こう…今の状況に不満がある、なにかもっと理想の自分になりたい、でも何をしたらいいかわからないという人たちが、マルチ宗教にハマっていくっていうことに対する解像度みたいなのは上がった気がします。ただ主人公は別人格という形で理想の自分になっていたわけですが…
そして、最後にはその別人格を殺すことで理想の自分を超えた自分を主人格は手に入れた…でも全部遅かったね!っていうエンディングでした。あれってどういうことだったのか、多分あそこにはなにか意味があるんだと思うんですけど、わからなかったですね。多分今後考えることもないと思います。

あと申し訳ないんですけど、最後のブラピの格好が、何回見ても二度目の逮捕されたあとの山口メンバーにしか見えないんですよね…あとピンクのKBTITみたいな人いて笑いました。

全体的におしゃれなことにはおしゃれなので、サブカルが好きな人はすごく好きなんじゃないんですか?ポプテピピックでこの映画好きな人がdisられてそうだな。

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