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独自の方法で自傷痕を薄くした話


中学2年生の冬、私はリストカットをするようになりました。


当時は色んな方面で詰んでいて、ムシャクシャした感情を発散する手段を求めていたんだと思います。

大人の今だったら、酒とかタバコとかインターネットとか色々と発散する手段はあるけれど、中学生だった当時は手首を切るしか手段がありませんでした。


自分痛めつけている感覚も、切ったときの脳のスーッとした感覚も、当時の私にとってはそれなりに気持ち良いものでした。



当時の私は大馬鹿だったので、将来痕が残ったら困るとか考えることもなく、好きなように切っていたのです。
ああ、ほんとに大大大大大大大大大大大馬鹿…。

 

中学3年生の夏を迎えた頃から、一向に消えないリスカ痕に焦り出す羽目になります。


しかし…!!!


21歳のときに、独自の方法により自傷痕をかなり薄くすることに成功したのです!!!

 

※  ここより先、ビフォーアフターとして自傷痕写真を載せます。苦手な人は閲読をお控えください。

 


(スクロール)



↓ビフォー↓



 

↓アフター↓



 


どうやって、ここまで薄くしたのか!?

 


それはズバリ、

えげつない日焼けを繰り返しました。


 
ただの日焼けではありません。
皮がめくれ、ヒリヒリ痛み、一部に水ぶくれができるレベルの日焼けです。
もはやプチ火傷といったほうがいいかもしれません。

 



21歳の夏、私は2泊3日の北アルプス縦走に出かけました。

縦走とは、山々を稜線に沿って登り進める一種の登山法です。

標高3000メートル超の北アルプスの縦走は、雲が目下だったり、雲の中を通ったりします。


 

↓北アルプスの山々↓




 ↓雲の中。矢印は登山ルート。



 

そこは酸素が薄く、太陽が近く、地上とは比べものにならないほど強烈な紫外線が降り注いでいます。

私はその中を、日焼け対策を一切せずに登山するという無茶をしました。


 

腕の皮膚はボロボロになります。


 

↓そのときの写真。時計の痕がくっきりw



 

それから日を置かずして、次は自転車で琵琶湖一周の旅に出ます。



真夏の炎天下の中、そこでも日焼け対策を一切せずに、自転車を2日間こぎ続けました。



腕の皮膚はさらにボロボロになります。

 

秋になりボロボロになった皮膚が治癒していったとき、、、

気づいたら自傷痕はほぼ消えていました。


 

無謀な日焼けは将来のシミやシワといったデメリットもあるので、万人に気安く勧められる方法ではありませんが…
自力で、しかもアウトドアを楽しみながら自傷痕を消せるというのは凄い方法を編み出したもんだと我ながら思っています。

 
 

おしまい。

 


※  皮膚の強さや体質は人それぞれです。同じ方法をしたからといって同じビフォーアフターとなることは保証できません。この方法の実行は自己責任でお願いします。