反出生主義はシンプル、新たな命を増やさないだけ

反出生主義ってイメージからして怖がられるけど、私からしたら「出生前診断で障害児と分かったら産まないかも」って感覚でいながら妊活してる方が100000000倍怖い。

「障害児だったら産みたくない」のは命の選別。

それを一般化して「障害児は生まれてこない方がいい」ってなると優生思想に行き着く。

ちなみにアンチ反出生主義がよく言う「そんなに生まれてきたのが嫌ならなんで生きてんの？」って考え方は反生存だ。

命の選別、優生思想、反生存は「命を減らす」方向にいってるのに対して、反出生主義が目指しているのは「増やさないだけ」。

実にシンプル。

「健常児だろうと障害児だろうと新たに生み出さない。すでに生まれた命は大切にしよう」っていうのが反出生主義の考え方である。

非常に平等で、優しい考え方だとも思う。