自殺場所の候補地だった公園で人生応援詩を読んでいる
こんばんは、多動と申します。
精神科通院中の30代女性でございます。
最近、近所の公園で詩を音読するのがマイブームです。
黙読よりも音読した方が言葉をより深く味わえる気がするし
何より天気の良い日に外で音読するのは開放感があって良いです。
実はこの公園、20代のときに自殺場所の候補地にしてた場所なんです。
遊具の高さが首を吊るのにちょうど良さそうだなと気づいて、夜中に公園に行ってコソコソと遊具の高さを計測までしてました。
この高さなら、自転車を踏み台にして
いざ準備が出来たらバンって足を宙に浮かせれば逝けるな…とシュミレーション。
自殺当日に通報される前に事を済ませられるよう、家でヒモを使って首吊り用の結び方の練習もしていました。
まあ、自殺する決心がつかなくてズルズルしているうちに
うつ病が少しずつ改善してきまして今に至ります。
よく読んでいるのが『神の慮り』。
アメリカの州立病院の壁に落書きされていた読み人知らずの詩です。
希死念慮は完全に消えたわけではないのですが
現在は「わざわざ自殺しなくても息をしてればいつかは死ねるからとりあえず息しとくか」のスタンスで暮らしております。
ひらりひらり、ゆらりゆらり、桜舞い散る春風に吹かれながら、
青空の下で大好きな言葉を読んでいると
セトロニンがドッバドバ出てるのを感じます。
幸いなことに、私の住んでいる地域は特殊な土地柄があります。
公園で一人で朗読という怪しいことをしていても
特殊な土地柄に紛れられるので
通報や職質をされることなく
のびのびとやらせてもらっています。
地域住民も、わたしのような不審さしかない人間を警戒することなく
むしろ絡みに来てくださいます。
こないだはシニア男性から「ねーちゃん、なんの宗教や」と訊かれました。
多動「わたしは無宗教です。あなたはなんの宗教ですか」
男性「わしも無宗教や。ええ宗教ないか今探しとるんや」
多動「そうですか。良い宗教とご縁があるといいですね」
みたいな会話しました。笑
あと小学生の集団にもたまに絡まれます。
こないだは小学生から「それ、写真撮らせてください」って言われて
「神の慮り」の紙をパシャパシャ撮られました。笑
まあそんな感じで最近はぼちぼち元気に暮らしております。