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反出生主義は生まれた人間には幸せであってほしいと願っているよ



反出生主義の目的は「苦を無くす」こと。
なんで今生きている人間には幸せであってほしいと思っています。

反出生主義は「生まれたくなかった」という恨み言をぶつける思想ではありません。

世の中を良くすることを諦める思想でもありません。

生命を蔑ろにする思想でもありません。

むしろ新たな生命を生み出すという行為に熟慮を求めているという点で、生命をものすごく大切に考えている思想です。

優生思想でも、命の選別でもありません。

健常者だろうと障害者だろうと関係なく、「新たな生命を増やさない、今生きている人間はしあわせに。」というのが反出生主義です。
とても平等で、一種の博愛主義ともいえます。