TwitterのJargonを独断で解説するnote

インプレッションってなんだ?

公式ヘルプセンターによると

インプレッション: 利用者のタイムラインまたは検索結果にツイートが表示された回数

という事だそうで。誰かの目に留まったかもしれない数である、と考えれば良さそうです。

エンゲージメントとは?

エンゲージメント: 利用者がツイートに反応した合計回数。ツイートの任意の場所(リツイート、返信、フォロー、いいね、リンク、カード、ハッシュタグ、埋め込みメディア、ユーザー名、プロフィール画像、ツイートの詳細表示など)のクリック数

そのツイートを見た人が、そのツイートに対して何かしらのアクションを起こした数、と考えれば良いようです。

エンゲージメント率

エンゲージメント率: エンゲージメント数をインプレッション数で割った値

まぁ、そういう事になりますわね。だから、エンゲージメント率が低いツイートの割合が多いアカウントはエンゲージメント率の低いアカウントという事になる訳で、言い換えると自己満足なアカウントと言われてしまうかもしれません(苦笑)

インプレッションがめちゃくちゃ多くても、眺められるだけで反応は少ないというケース、もありますね。下記に事例を書きます。

事例

僕の実例からエンゲージメント率を「ツイート単体」と「期間」に分けてみていきたいと思います。

2019年5月4日に投稿してバズったツイートの場合


単体の場合は簡単で

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該当ツイートのツイートアクティビティをクリックしてみるとインプレッションは404万、イイねが3.6万、リツイートが1.8万もあるんですが、エンゲージメント率は4.42%。どこかで見た情報によると平均エンゲージメント率は個人の場合4%くらいだった気がするので、まぁまぁの数字。

ただ、このツイートは幾つかのツイートで成立する連続ツイートなので「期間」で集計してみないと全体でのデータがわかりません。

期間を見る場合には、まずはTwitterにログインしてアナリティクスのページに行きましょう。

アナリティクスに行ったらページ上部のメニューから

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「ツイート」をクリックして期間を指定すると、その期間のインプレッションとエンゲージメント率がサクッと出てきます。

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5月4日から5月7日の4日間で集計してみるとインプレッションは1,308万!と凄い数!日本の人口の10%の人の目に留まった・・・とは言えませんが(笑) そして、エンゲージメント率は2.2%となっています。平均以下です。まぁ、沢山の方の目には留まったものの、反応が返ってきたのは少なかった、という事ですね。とは言っても約29万のリアクションを頂いたという事なんで、それはそれで十分凄いんですが。

ちなみにリアルで知り合いの方も僕が書いたという事を認識せずに、このツイートを目にしたと言っていたので拡散の瞬間風速は凄かったんだと思います。

ちなみに

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つい先日バズった上記のツイートはインプレッションは73万ですがエンゲージメント率が13.5%と物凄く高かったんです。

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画像とかを付けている訳でなく、文字だけの連続ツイートなんですが下記の4つのリアクションが多かったですね。

詳細のクリック数: 詳細を確認するためにツイートをクリックした回数

いいね: 利用者がツイートをいいねした回数

プロフィールのクリック数: ツイートした利用者の名前、ユーザー名、またはプロフィール画像をクリックした回数

リツイート: 利用者がツイートをリツイートした回数

このツイートを見た人達の内で11%が「ちょっと内容を読んでみようかな?」と思い、1.3%がイイねくらいは押しといても良いかな、と。で「どんな奴が書いてるんだろ?」と思った人が1%で、「ふぅーん、リツイートもしといてやるかな」と思った人が0.3%

いたって事ですね。

とにかく、多くの方が眺めるだけで無く、何かしらのアクションを起こそうと思うツイートであった、とは言えるのでしょう。

手作業でフォロワー数の推移は図る方法

有料アプリを使うとフォロワー数の推移の表もグラフも出せるようですが、僕はアナリティクスから手動でやってます。「Twitterの運用」にお金を掛けたく無いので(笑)

やり方は簡単です。アナリティクスの「ホーム」の右側に月毎の概要として「ツイート数」「ツイートインプレッション」「プロフィールへのアクセス」「@ツイート」「新しいフォロワー」の集計が乗っています。

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現時点かある時点のフォロワー数を基準に新しいフォロワー数を遡って引いていけば推移が出ます。少しずれるので厳密には正確では無いですが、僕はざっくりわかれば問題無いので良しとしています。その数値をエクセルでまとめたのがコレ。

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一応、「前月対比」と「前年同月対比」も出してます。2019年5月に超バズった時に1,124%増になり、それ以降は2%から3%の微増を重ねてバズった時に20~30%増って感じで推移してます。グラフはコチラ

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普通にエクセルのグラフです。超バズった後にはフォロワー総数は減少した月もありましたが2019年9月以降は減らずに来ています。

まとめ

自分の拡散力を測るのがインプレッション数(ツイート単体もしくは期間)

ツイートに対しての人々の関心の度合いを測るのがエンゲージメント率

訴求力のあるツイートを定期的に発信出来ているか?の目安がフォロワー数の推移

と、ある程度は考えても良いのかな?と思っています。折角ツイートしても誰の目に留まらなければ日記と変わらないですし、目に留まってもそれに対しての反応が無ければつまらないし、誰にもフォローされないと寂しいし、と(笑)

エンゲージメント率の高いツイートが「影響力あるツイート」という様に認識されて、沢山の人のTLに出てくる、みたいな話を聞いたことがあるような。だとすると、エンゲージメント率の高いツイートはインプレッションを更に稼ぐことが出来る、という理屈になりますね。この辺りは「インフルエンサー」の人達が詳しいんでしょうけども。

その流れで「引用ツイートは良くない」みたいな話もあるんだと思いますが、その辺は別に好きにやれば良いのでは無いかな?と個人的には思っています。




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