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初の単独写真展にむけて。Joe Alcohol のこと。

機材も技術もよくわからん素人写真だよ。

そんな風に自分を卑下したり謙遜するのはもうやめたいと思う。

俺はジョー・アルコールに選ばれて撮ったのだ。

自慢、誇りにしてしかるべきであろう。

ジョーさんとは二度フォトセッションをした。

最初は多分、中ジャケとか裏ジャケに、ってつもりだったんじゃないかな。

ところが、思ったよりいい感じだったのか、ジャケやブックレットにふんだんに使用してくれた。

「ツネちゃんじゃないと、こういう顔になんないんだよね」

撮った写真を見てジョーさんはそう言ってくれた。

俺、けっこう女性目線で撮りますからね。

ジョーさんを笑わせようかと思ったら

「そう! そうなのよ!」

と、大真面目に返してくれたこともある。

一度目のフォトセッション(GLORY DAYS)は新大久保から新宿へ歩きながら撮影。

待ち合わせ。もう100% ジョー・アルコールその人、としか言いようがない状態で現れた。

経験のない俺は、この撮影はイチかバチかだったけど、変な自信があった。

俺の好きなジョーさん、ケイジ・ロンソンやカーオールやマーシャや、こみちゃんや、ノリちゃんや、長崎のヨッシーくんや、大阪のミドリちゃんなんかが好きなジョーさんを撮ればいいだけだからね。

菊池さんが撮ったあの頃の素晴らしくカッコイイ HONG KONG KNIFEの写真を頭の中でアップデートさせ、そのイメージと本体を重ねてみた。




二度目のフォトセッション(RUMBLING JET BLUES)

ジョーさんが指定したのは下北沢 ぷあかう。
嬉しかったけど不安がよぎった。

FIFIさんは俺にとってジョーさんと同じくらいスターだし、ぷあかうは大好きな場所だ。そこを選んでくれたのは嬉しいが、ここでは既にたくさんの人が写真を撮ってるし、なにより自分が毎日のように呑んでる場所で果たして「特別な」写真が撮れるのかという不安。

だがしかし

ジョーさんが入ってきた瞬間に景色は変わった。

そうか、そうだった。

この人はそういう人なのだ。

なにも心配することはなかったじゃないか。

試し撮り3枚目で、もうベストショットが撮れた。

それは「遺影」として選んでいただき、訃報の知らせに使用していただいたり、お別れ会でも飾っていただいたあの写真である。

club HEAVY SICKにも飾っている。



若い時の写真じゃなく、亡くなる一年前の写真がこんなにもカッコイイのはすごいことではないかな。

最後までカッコよくいてくれたジョーさん、その中でも最高の瞬間を切り取ることができたことを一生大事にしたいと思う。

というわけで

俺が撮るジョー・アルコールが一番カッコいい。

そして、君が撮るジョー・アルコールが一番カッコいい。

俺が観たあの日のジョー・アルコールのライブが最高。

君が観たあの日のジョー・アルコールのライブが最高。

ジョー・アルコールは私に一番優しかった。

ジョー・アルコールはあなたに一番優しかった。

俺のマブダチ ジョー・アルコール。

君のマブダチ ジョー・アルコール。

私の中のジョー・アルコールが最高で

あなたの中のジョー・アルコールが最高だ。

そういうことだ。

2024年2月
Tsuneglam Sam






【Joe Alcohol 写真展 at Club HEAVY SICK】


先日、新代田での写真展を終えたばかりですが、Joe Alcoholの誕生日(3月10日)に合わせてTsunglam Sam初の単独写真展を幡ヶ谷club HEAVY SICKにて開催いたします。

Joe AlcoholとTsuneglam Samの二度のフォトセッションとライブ写真から厳選した写真を展示予定。

POOTLEでの展示を見逃した方は是非いらしてください。POOTLEで販売したグッズの一部も購入可能となっております。

なお、3/9(土), 10(日)はJoe Alcohol バースデー・イベントとなり、3/8(金)は前夜祭としてCharlie Harper & JP SUBSのライヴとなります。

【Joe Alcohol 写真展 at Club HEAVY SICK】 

2024年3月4日(月)〜3月10日(日)

3/4(月)〜3/5(火)19:00-22:30
3/6(水) 休み
3/7(木) 19:00-22:30
3/8(金)〜3/10(日) イベントの開催時間に準じます。

入場無料(要1ドリンクオーダー)

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