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3flower 加入三周年おめでとうございます!

Juice=Juiceの有澤一華さん、入江里咲さん、江端妃咲さんは2021年7月7日に加入しました。早いもので本日が三周年記念日なんですね。
このトリオはそれぞれの名に「華」「咲」がついていることから、メンバーやファンは「3flower」と呼んで親しんでいます。

2019年から2022年の間は、Juice=Juiceにとって激動の転換期でした。
3flourが加入してくれた時期は、まさにJuiceが新たな姿へと変えつつある頃だったんです。
Juice=Juiceは2013年2月に結成、4月にインディーズデビュー、9月にメジャーデビューしています。
当初は6名のメンバーでしたが、インディーズデビュー直後に1名が脱退したため宮崎由加さん、金澤朋子さん、高木紗友希さん、宮本佳林さん、植村あかりさんの5名によって活動していました。
この5名がいわゆるオリジナルメンバーです。
2017年6月にカントリー・ガールズの梁川奈々美さん、ハロプロ研修生の段原瑠々さんが新たに加入しました。新メンバーを加えたこの7名でメキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、マレーシア、インドネシア、台湾、ペルー、チリ、ブラジルを廻ったワールドツアーはもはや伝説です。
2018年6月には稲場愛香さんが加わりました。
長年オリメンだけで活動してきたJuice=Juiceに新メンバーを入れているんだから、そこからが転換期じゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かにそうなんですが、このあたりは未だオリメンの色が強いんですよ。
それが一転するのが、翌年から始まる怒涛の転換期です。
2019年3月に梁川奈々美さんが卒業、引退しました。
同年6月にはハロプロ研修生から工藤由愛さんと松永里愛さんが加入しています。
入れ替わるかのように、その3日後に初代リーダーの宮崎由加さんが卒業しました。
さらに2020年4月、こぶしファクトリーの井上玲音さんがこぶし解散翌日にJuiceへ加入。
12月にはJuiceのセンター的存在だった宮本佳林さんが卒業、2021年初頭には高木紗友希さんが脱退しました。
足し算、引き算の連続ですね(笑)
 
かつて、オリジナルメンバーで活動していた頃のJuice=Juiceは「80点、90点は出せるけど、100点以上が出せないよね」と言われていたそうです。
新たな風を吹き込むことにより、これを払拭しようという意図が感じ取れますね。
桁違いの歌唱表現力を武器とする段原瑠々、とてつもないダンススキルの稲場愛香、更に研修生でありながら即戦力という精鋭の工藤由愛と松永里愛を迎えることにより、新生Juice=Juiceの屋台骨が形成されました。
トドメは井上玲音の電撃加入です。なにしろ他チームの20勝投手、三冠王みたいな人材ですからね。ものすごい戦力アップでした。

新たな骨組みが出来上がる一方で、圧倒的なJuiceの顔である宮本佳林の卒業は大きなマイナス要素でした。
が、しかし、新生Juiceの面々を見れば、佳林ちゃんも安心して卒業できたのではないかと思います。
玲音ちゃん加入時の予定では、佳林ちゃんが卒業してから活動を共にするはずだったのが、コロナ禍で卒業公演が延期されたため「宮本佳林×井上玲音」が同じステージに立てたのはまさに奇跡的でした。
高木紗友希の脱退はまったくの計算外でしたが、怪我の功名で他メンバーのスキルアップにつながったと思っています。
この時点でのメンバーは金澤朋子、植村あかり、段原瑠々、稲場愛香、井上玲音、工藤由愛、松永里愛です。


3flowerが新たな歴史をつくってゆく!


 
さあ、今回も長いマクラでした。
ここで登場するのが3flowerです。
前述の通り、Juice=Juiceは長いオリメン活動の後、高スキルの精鋭や即戦力の新人によって補強してきました。
が、ここで加入させた新メンバーはこれまでとは少し様子が違います。
3名のうち有澤一華さんと江端妃咲さんは研修生としてレッスンを重ねていましたが未完成の状態でした。
即戦力として迎えたゆめりあいとは全く違います。
もう一人の入江里咲さんはJuice=Juice初のオーディション合格者として加入しました。
オーディションを受けるまで、歌唱、ダンス共に経験はなかったそうです。
これまでの戦力補強とは異なり、「入れてから育てる」というイメージでしょうか。
スタッフさんの意図を知る由はありませんが、これもまた新たな風でしょう。
ずっとJuiceの経緯を見ていましたので、3flowerが新加入として発表された時には正直不安がありました。
この表現は失礼で適切ではありませんが、ほぼ完成形のハイレベル集団に素人同然の新人が混ざるような感じ。
当時はそう思っていたのですが…
 
2021年7月7日、3flowerはJuice=Juiceに加入しました。
が、当時はコロナ禍まっただ中です。
なんとかライブが再開されて間もない頃で、未だ様々な規制がありました。
そのせいで3flowerはしっかりとしたレッスンが受けられず、自主練習が多かったそうです。加入したばかりで大切な時期なのに、さぞかし不安だったでしょうね。
ハロープロジェクトの夏ツアー「Hello! Project 2021 Summer Sapphire & Ruby」では、たしかお披露目くらいでパフォーマンスはしていないような…違ったかな?
唐突に11月の横浜アリーナ単独公演が発表され、即チケットの申し込みをしたことは覚えているのですが、この頃の記憶が曖昧です…^^;
ただ、「卒業とかではないのに横アリ?」と疑問には思いました。
新メンバーにとってはこれ以上ないデビューステージだなぁ、とも…
それから幾日が過ぎ、金澤朋子さんの卒業が発表されました。
パフォーマンスデビューが横浜アリーナ、それも大先輩で二代目リーダーの卒業公演とは相当なプレッシャーだったに違いありません。

2021年11月24日、横浜アリーナ。
着席、声出し禁止、1席おきの50%客入れという規制の中、ボクはセンター席の上手側15列目という好条件の席で彼女たちのデビューを見届けました。
まったく余裕がない感じで(あたりまえw)ぎこちない箇所も多々ありましたが、大舞台に負けずに頑張りましたね~\(^o^)/
三人だけで披露した「如雨露」は感動的ですらありました。
 
3flowerたちの努力、試練、これは並大抵ではなかったと思います。
特に未経験の入江里咲さん。
デビュー直後の里咲さんについて、初めての後輩を迎えた松永里愛さんは次のように言っていました。
 
リハの初日に出来ないのは仕方ないじゃないですか
でも里咲は次の練習までに必ず出来るようにしてくる
先輩方と「あの子すごいね」って言っていました

 
研修歴がない分、相当な努力を重ねたんでしょうね。

里咲さんはデビュー曲の「Future Smile」でも大活躍しました。
イントロの

Start up, Stand up & We'll get Future Smile
Start up, Stand up & We'll make Biggest Smile

というフレーズ、エフェクトがかかっているので誰の声か分かりませんが、ここを歌っているのは里咲さんです。
インターナショナルの幼稚園で英語に親しんだ影響で、日常会話くらいはできるそうです。
英語といえば有澤一華さんが得意なのは有名ですが、実は里咲さんも堪能なんですね。

その有澤一華さんはご存じの通りバイオリン演奏が最大の武器。
「Future Smile」の間奏ではバイオリンを弾いていますね。
デビュー曲でいきなり素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
横浜アリーナではバイオリンを封印していましたが、2022年春ツアーからは「Future Smile」でバイオリンパフォーマンス(だけを)を披露しています。
(だけを)というのは、最初の頃は演奏音が生かされていなかったんです。実際に弾いてはいたんでしょうが、流れていたのはカラオケ音源でした。
その後生演奏になり、アドリブも加えるようになって能力が開花しまくっていますね。
結成10周年を記念して発売されたアルバム「Juicetory」の最後に収録されている「ボン・ヴォヤージュ~想いの軌跡~」はうえむーを送り出す状態のJuiceにピッタリと当てはまる名曲で、間奏で一華さんが奏でるバイオリンはもはや芸術レベルです。

一番おとなしくて内気そうだった江端妃咲さんは、二代目リーダー金澤朋子さんが卒業した以降に、三代目リーダー植村あかりさんに絡むようになってから目立って来ました。
実は極度の人見知りだったそうで、ややコミュ障気味の性格をうえむーがぶち壊したようです。
自信を持てるようになれば自然にパフォーマンスにも好影響が出ますし、比例して歌割りが増加してゆきます。
最近では雑誌の表紙やグラビアを飾るなど、ビジュアル系でも活躍していますね。
 
2022年5月に稲場愛香さんが卒業しました。
Juiceにハイレベルのダンススキルを持ち込んだ彼女の功績は大きいと思っています。
3flowerも愛香さんには色々と助けてもらったようですね。
朋子さんを送った横アリから約半年が過ぎ、愛香さんの卒業公演での3flourは見違えるほどに成長していました。
 
さらに成長が加速したのは3flowerにとって初めての後輩、石山咲良さんと遠藤彩加里さんが同年6月に加入して以降です。
咲良さんはハロプロ研修生出身、公開実力診断テストで入賞経験もあります。
彩加里さんは里咲さんに次いで二人目のオーディション合格一般加入ですが、幼少期からクラシックバレエをやっていたことから身体能力が高く、歌やダンス未経験でありながら振り付けの覚えや自分のものにするスピードが速かったそうです。
彩加里さんは「あかりんご」という愛称で、咲良さんと合わせたコンビを「さくりんご」と呼んでいます。
 
3flowerにとって、さくりんごの出現は大きな刺激になったと思います。
おいし(咲良さん)は一華さんと研修生同期で、スキル的には3flowerと大差がありません。もちろんJuiceとしてのキャリアは全く違いますが。
まめ(彩加里さん)は、未経験でありながら決して素人ではない身のこなしを加入直後から見せており、さくりんごはある意味3flowerにとって脅威の存在でもあった訳です。

「ぼやぼやしていると追いつかれる…」「抜かれる…?」

なんて思ったのかも知れません。
が、こういうバチバチ感が相乗効果になるんでしょうね。
もしかすると3flowerテコ入れ作戦、さらなる成長へ誘導する意味がさくりんご加入に込められていたのかも知れません。
 
玲音さんが自身のラジオでこう言っていました。
 
Juice=Juiceは向上心のある人ばっかり…
 
そりゃ高スキル集団になりますがなw
 
現在のメンバーを分析してみると、
 
れいるる=向かうところ敵なし
ゆめりあい=最強コンビ
3flower=著しく成長するが未だ発展途上中
さくりんご=怒涛の発展途上中
みふ=期待の逸材・発展途上中

 
まあボクの感覚ですが…
極端な話3flower、さくりんご、みふはキャリアの差はあるものの、スキル的には同列な感じです。
切磋琢磨して上を目指してもらいたいですね。
上の4人だってまだまだスキルアップするでしょう。末恐ろしいグループです(笑)
 
という訳で長々とおつきあいありがとうございました。
有澤一華さん、入江里咲さん、江端妃咲さん、Juice=Juice加入三周年おめでとうございます。
3flowerの成長と活躍が、将来のJuice=Juiceを支えてくれるはず。
これからも期待しています。



どの時代のJuice=Juiceもカッコいい! by Yuka Miyazaki

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