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【ジャローダでシティ予選全勝(TOP4)】使いたいポケモンが超絶環境外でも、環境デッキ相手になんとか爪痕を残すまで。

2年ぶり2度目の記事になります。
環境外の草デッキをこよなく愛する、つなっしと申します。

先日参加したシティリーグS4にて、全国的にも珍しいジャローダVを使い、予選全勝からのTOP4入りを果たすことが出来ました。

次にこんな結果を残せるのは、また2年後になるかもしれない
(無いかもしれない)ので、記念に書き残しておこうと思った次第です。

目次

  1. 自己紹介

  2. デッキレシピ

  3. シティリーグ当日の対戦結果

  4. さいごに

1.自己紹介

今回も簡単に自己紹介からさせていただきます。

つなっし。横浜市在住。46歳。1児の父。息子は中3。
前回の記事ではアラフォーだったのに、今回はアラフィフです。
月日の流れは残酷ですね。
でも、とりあえず毎日楽しいので良しとします。

こどもの影響で始めたポケカに、いつのまにか自分だけ取り残されていた、親父プレイヤーあるあるの王道を歩んでいます。
シティの前日も、一人回しをしている私の横で、
息子は黙々と勉強をしていました。
ひょっとすると血が繋がっていないのではと、戦慄せざるをえません。

好きなポケモンはアローラナッシー。
会社のデスクにもアローラナッシーが2体飾られています。
※下のツイートでは1体しか見えませんが、その後2体に増えました。
会社での役職は一応部長職なのですが、
デスク周りだけ見たら誰も信じてくれないでしょう。

今回も出来ることならアローナッシーVと参戦したかったのですが、
どうしても形にすることが出来ず、
同じ草タイプであるジャローダVを使い参戦することにしました。

草タイプ以外を使う選択肢も考えなくは無かったのですが、
強豪チームであるチーム東横線のメンバーから、
「草デッキ以外使って勝てたとしても嬉しく無くないっすか?」
という有難い言葉をいただいたのが、草を貫き通す決め手となりました。
東横線沿線に住んでで良かったです。

それでは、いまひとつ強さの伝わりずらいデッキレシピへ移ります。

2.デッキレシピ

【愛すべき草のアタッカーポケモンたち】
・ジャローダVSTAR 3

神奈川県下で使用者1名(推定)のメインアタッカー。

今回のメインアタッカー。
草ポケモンでは珍しい「草・無・無」で技を打てる貴重な存在。
※草の高火力は、だいたい草エネを2個以上要求されて大変なのです。
そんなジャローダさんの強みは、なんとこんなにも。

★実質2エネ(草+ダブルターボ)で170出せる
 →基本的にどの相手も2回殴れば倒せます。
★技を打った後にエネルギーを動かせる
 →ベンチに待機する後続にエネルギーを引き継ぐことで、
  きぜつ時のエネルギーロスが防げます。
★VSTAR技が青天井
 →手貼り2回に「りょくかさいぼう」やナタネの活気を絡めるだけで、
  300ダメージくらいなら現実的に狙えます。
★逃げエネ0
 →エネ加速手段がベンチ限定のナタネの活気くらいなので、
  とりあえず前に逃げエネ0を置いておけるのが大事になります。

他にも細かな利点はあるのですが、上記が目立った強みかと思われます。
複数体を同時に展開したいので、3-3で採用しています。

★技でエネルギーを動かせるのにどこか懐かしさを感じていたら、
 そういえば私の原点はここにあったことを思い出しました。

この出会いが人生を変えたといっても過言ではなく。

・ジャローダV 3

ヒスイゾロアークVSTARには絶対の強さを誇る上技。

ジャローダVSTAR複数体起動を目指すため、こちらも3枚採用。
初手に、ナタネの活気・ポケモンいれかえ・エネ複数
(草+ダブルターボまたは草3枚)のハッピーセットがあると、
後攻1ターンにソーラービームを打てたりします。

・リーフィアVSTAR 1

弱いわけがない「いつでもボスの指令」。
2種類あるイラストは、こっちが好きです。

サブアタッカーでもあり、VSTARパワーを使うこともある頼れる存在。
リーフガード打った後は実質HP290になるので、
280ダメージの技を耐久出来るのも大きな魅力です。

・リーフィアV 1

毎日宣言したい「りょくかさいぼう」。

スタートしてほしいポケモン1位。
しかし枠の都合や複数置く必要性の薄さから、覚悟の1枚採用。

事故気味の手札でも、手貼りと「りょくかさいぼう」が出来れば、
何とかなってしまうこともあるのがありがたいです。

・チオンジェンex 1

逃げエネ4が諸刃過ぎるも、一撃の魅力にあふれる1体。

スタートしてほしくないポケモン1位。
サイド取られるまでは、技を打つまで4エネ必要。
逃げるのにも4エネ必要と、この重さはもはや狂気の沙汰。

しかし、ベンチに最大300ダメージ飛ばせる圧力は唯一無二。
ナタネの活気からの即起動も良いけど、
ジャローダVSTARからのエネルギー引き継ぎが安定感抜群。

リーフィアVの「りょくかさいぼう」に始まり、
ジャローダVSTARでサイドを稼ぎつつ、
チオンジェンexで締めるのが当デッキの必勝パターンです。

・ザルード 1

ナンジャモとボスの指令を、疑似的に同時使用できる上技。

ほぼ毎試合登場し、ほぼ毎試合テキストを確認された1枚。

終盤もつれた時に「ひきずりだす」で貴重な1ターンを稼いだり、
「さんれんのムチ」でHP70までのシステムを狩れる名脇役。
※勝手ながらコイン3裏は無いものとします。

「むさぼるつた(チオンジェンex)」の打点を上げるためにも
2-2-2でサイド取られるのは避けたいため、
倒され役としてもいい仕事をしてくれます。

【草ポケモンを助ける補助ポケモンたち】
・エルレイド 1
・キルリア 2
・ラルトス 2
「バディキャッチ」と「リファイン」が偉すぎるので、
デッキに欠かせぬ助っ人枠として採用。
ラルトススタートすると、たまにお相手がサーナイトと間違えてくれます。

・ミカルゲ 1
フュージョンが嫌すぎるので、「しっこくのわざわい」を採用。
リーフィアVより先に出てしまうと「りょくかさいぼう」が出来ない
デメリットはあるものの、フュージョン対策を優先する形に。

・マナフィ 1
「げっこうしゅりけん」などから、キルリア・ラルトスを守る用。

・イキリンコex 1
初手に「博士orナンジャモ」と「エネルギー」が揃っている時以外は、
積極的に「イキリテイク」を使っていくために採用。
上記のように、「イキリテイク」を使う基準を事前に決められたのは、
結果として良かった気がします(基準は個人差があると思います)。

【サポート】
・博士の研究 4
「リファイン」出来るようになるまではドローが弱いため、最大枚数採用。

・ナタネの活気 3
常に採用枚数を悩ませ続けられたサポート。
3枚が良いのかはいまだに答えが出ていない気がしているものの、
博士より少なくナンジャモより多いのはちょうど良い気がしています。

・ボスの指令 2
「アイビースター」や「むさぼるつた」があるので、
2枚あるだけでそんなに不足した感じはしませんでした。

・ナンジャモ 2
当初4枚採用も、少しづつ減らしていったらデッキの動きが向上。
序盤は出来るだけ博士を優先して使用したいのもあり2枚。

・モミ 1
デッキに入っている分かるだけでも、
相手にプレッシャーをかけられる(気がする)1枚。
エネルギーを引き継いだ後のジャローダVSTARが耐えた場合、
モミで回復できると再度エネルギーの引き継ぎ先になれるのが最高。

【グッズ】
・バトルVIPパス 4
・ネストボール 2
・ハイパーボール 2
・レベルボール 2
フェザーボールやヒスイのヘビーボールも一時採用していましたが、
最終的にこのバランスに落ち着きました。

・ポケモンいれかえ 3
出来れば4枚入れたかったけど、枠の都合で3枚に。
うっかり先に出てしまったチオンジェンexを入れ替えたり、
後攻1ターン目からの上振れ攻撃には必須のカード。
個人的にあなぬけのひもが好きでは無いので(個人の感想です)、
ポケモンいれかえを採用。

・すごいつりざお 1
・ともだちてちょう 1
初手に来ても困るので1枚採用の面々。

【ポケモンのどうぐ】
枠の都合で採用無し

【スタジアム】
・頂への雪道 3
「イキリテイク」と「りょくかさいぼう」さえしてしまえば、
出来る限り場に出しておきたいスタジアム。
「アイビースター」が出来なくなっても、
相手に不自由を強いる方が強い場面と思えばどんどん出します。

【エネルギー】
・基本草エネルギー 9
・ダブルターボエネルギー 3
ナタネの活気で当たりを引く確率や、
ジャローダにダブルターボを貼れる確率などを、
なんとなくの体感で調整した結果この配分になりました。

3.シティリーグ当日の対戦結果

続いて、当日の対戦結果について振り返ります。
※当日の簡単なメモと記憶を頼り書き起こしているため、
 事実と若干異なっている可能性がある点はご了承ください。

【予選リーグ】
第1試合 サーナイト ○6-0 先攻
微妙な初手も、1ターン目のトップがバトルVIPパス。
続いて、手札にサポートが無く迎えた2ターン目のトップが博士の研究。
振り返ってみれば、何かを持ってた日だったのかもしれません。
お相手が展開できてない間に、ジャローダVSTARで攻撃し続けて勝利。

第2試合 ロストヌメルゴン ○6-4 たぶん先攻
悲しみのチオンジェンexスタートも、早々にいれかえを引けて退避。
その後は、ジャローダVSTARを複数立て、場にエネを多く残せる形で展開。
中盤、アイアンローリングを打たれた返しに、
7エネ(草x3+ダブルターボx2)集中させたスターワインダーで
300ダメージ(60x7-20x2-80)を出しヒスイヌメルゴンVSTARを突破。
そのまま押し切って勝利。

第3試合 サーナイト ○3-0 たぶん先攻
お相手の手札がかみ合わないうちに、アイビースターを絡めて
ポイントになりそうなポケモンから倒せたのが勝因(たぶん)。
3体倒したところで投了いただき勝利。

第4試合 サーナイト ○6-5 後攻
中盤まで押し込まれる展開も、2枚張り替えられた後の、
3枚目の頂への雪道がはがされず徐々に反撃。
非V・exを絡めながらサイド取られるプランを調整し、
最後はむさぼるつたでベンチに300ダメージ飛ばして逆転勝ち。

まさかの全勝。うっかり予選1位で決勝トーナメントへ。

QF サーナイト ○6-3 たぶん先攻
序盤は互角の展開も、お相手は超エネがあまり落ちずやや苦しそう。
中盤からはジャローダVSTARとチオンジェンex両方の準備が整い、
VSTARパワーも温存できている理想の盤面が完成。
ジャローダVSTARを倒せばむさぼるつたでベンチに大ダメージ、
チオンジェンexを倒せばスターワインダーで反撃の状態になり、
倒すポケモンを慎重に選びつつ勝利。

SF アルセウスケッキング ×0-6 先攻
2ターン目まで、場に展開できたのがミカルゲとラルトスだけ。
もはや何デッキかも分からないまま、ケッキングに蹂躙され敗北。

4.さいごに

Tier表に載らないどころか、
対戦相手にテキストを確認されるようなカードでも、
時としてジャイアントキリングを起こせることを、
少しはお伝えすることが出来たとしたら幸いです。

なお、この記事は月末(あと2週間)に迫った
某国家資格試験の勉強を放棄しつつ執筆しています。
そっちもジャイアントキリング起きんかなぁ…。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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