大和証券を使って、銀行間の振込手数料を無料にする方法

本日のnote記事では、大和証券の口座を使って銀行間の手数料を無料にする方法をお伝えします。


大和証券では、自身の証券口座に、預入金の出金先として銀行口座を最大9つまで登録することが可能です。
この出金先口座に登録した自身の銀行口座へのオンライントレードでの出金は、証券会社からの出金扱いになることから、銀行間の送金手数料がかかりません。(ただし、eメンバーへの登録ありの方のみ)

また、上記に加えて、大和証券では、口座開設者に漏れなく大和ネクスト銀行の口座が割り当てられます。

そして、この大和ネクスト銀行の使い勝手が非常に優れているのです。

大和ネクスト銀行は、大和証券グループ傘下のネット銀行で、その役割は、純粋な銀行というよりは大和証券にて株式や投資信託を購入する際の資金を入出金するための媒介としての機能を担っています。

いわゆる、楽天証券で言うところの楽天銀行(自動入出金(スイープ))ですし、SBI証券の例で言えば住信SBIネット銀行(ハイブリッド預金)に当たります。

しかし、この大和ネクスト銀行には、楽天銀行や住信SBIネット銀行には無いメリットが一つあります。

それは、大和ネクスト銀行は、自分名義の銀行口座宛の振込手数料が全て無料になる、という点です。


大和証券の証券経由で、自身の銀行間(ゆうちょ、三井住友、三菱UFJ、みずほ、PayPay銀行)で資金を移動させる具体的な方法

それでは、ここからは、大和証券の証券口座経由で、自身の銀行口座間の振込手数料を無料にて資金移動させる具体的なやり方について解説していきます。

大和証券口座にログインした後、右上にある「入金取引」のボタンをクリックします。(この「入金取引」のボタンは6:00以降でないと表示されません)

ここで、オンライントレードで、提携金融機関から入金のメニューから入金を行いますが、入金できる提携金融機関は下記のとおり限定されています。

✔︎ゆうちょ銀行、✔︎三井住友銀行、✔︎三菱UFJ銀行、✔︎みずほ銀行、✔︎PayPay銀行

したがって、上記の5行間の、例えばゆうちょ銀行からみずほ銀行への送金であれば、以下のようなステップ(①→②)を踏むことで手数料無料での振込が可能となります。

ゆうちょ銀行から大和証券に入金

②-1: 大和証券の出金先口座として登録した自身のみずほ銀行口座に出金

または

②-2: 大和ネクスト銀行口座から、自身のみずほ銀行口座へ振込(大和証券の契約者と同一名義の銀行口座であれば手数料は無料となります)


大和証券の証券経由で、自身の銀行間(ゆうちょ、三井住友、三菱UFJ、みずほ、PayPay銀行以外)で資金を移動させる具体的な方法

一方、上記の5行以外のネット銀行等(例:楽天銀行、住信SBIネット銀行)との間の入出金は、他の証券会社(例:楽天証券、SBI証券 など)と大和証券の組み合わせで実現することが出来ます。

具体的には、以下のやり方で実現することが可能です。(ここでは、私自身が実際に行っているやり方を実例として紹介します)

①楽天証券(またはSBI証券)の出金先口座を三菱UFJ銀行の口座に設定する


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