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津凪亭【田舎ぐらしプロジェクト】8

自然農とは…

川口式自然農は「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない」という三原則がある。人間が余計なことをしないで自然の営みに任せれば、自ずから豊かになっていくのだ。
機械を使えば自分の作業は楽だが、その機械を生産したり燃料を調達したりする労力を考えると、実は手作業がいちばん効率がいい。鎌が一本あればだれでもでき、命の営みに寄り添う自然農は、永続可能な農のあり方として注目されている。

だ、そうである。

私の体力の無さは、とりあえず棚にあげておく。

なぜ、自然農なのか?
とにかく手がかからず、無農薬なのが良い。

なぜ、川口式なのか?
電車で二駅のところに『川口由一 自然農教室』があったから。

なぜ、無農薬が良いのか?
無農薬・添加物不使用の食品を選ぶようになってから、とても気分が前向きになっているから。

なぜ、桜井市なのか?
半都会半田舎 な、さじ加減が私にとても合っているから。

よ~するに、全ての条件が『たまたま』満たされていたのである。
たまたま最強~♪

と、いうことで。
さっそく『川口由一 自然農教室』への参加である。
後から知ったが、三重県で実際に米作りを行う本格的な自然農教室もあるようだが、そちらではない。
奈良県桜井市巻向で行われている『自然農の入門編』ともいうべき講習会タイプの自然農教室の方である。

何回か参加させていただいたが、概略はこんな感じだった。
※数年前の情報です。今は変更があると思います。

①1月を除く奇数月の第一日曜日。
  午前11時頃 JR桜井線巻向(まきむく)駅集合。
お弁当持参。申込みは不要。参加費500円。雨天決行。
もちろん足元は田畑を歩ける仕様で!

② 川口さんの田畑を見学。
場所は複数になるので、あちこち移動する。
川口さんと助手の方に、種の巻き方、気を付けるポイントなどの説明を受けながら、歩き回る。
説明しながらも持参の籠に収穫物をIN!きっと今日の川口家のおかずになるのだろう。

③川口さんちの離れ(?)に集まり食事。
たいていお昼12時は回りきった遅めのランチとなる。

④スライドによる自然農の紹介と質疑応答。
長い。(笑)
皆さんたくさん質問されます。
さらに、質疑応答が終っても参加者同士の情報交換などが自然発生する。

毎回50名以上の参加者があるそうで、雨の日は屋根の下でお弁当食べたりスライド観たりできるのか、ちょっと心配になりました。
遠方から来る人は気を付けましょう。

しかし、実際に行われ、やり続けている農法を見せていただくのはとても参考になる。

『無農薬野菜』『有機栽培』などと、胸をはって言うためには最低3年は続けないといけないらしい。
いっちょがんばんべェ~!

≪つづく≫



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