津凪亭【田舎暮らしプロジェクト】１７

多様性と楽観と

お仕事では、『お絵描き要素』が増えている。

では、プライベートは？
肝心の『畑要素』は？

それは、斜め上に向かいつつある。(笑)

そもそも『自然農』の野菜を作りたかった。

『無添加のごはん』が食べたかった。

『自給自足の生活』をして生きたかった。

それらを総称して『畑がやりたかった』である。

主に時間的な制約から『自給自足の生活』を手放した。
→with コロナで家庭菜園・自給自足が流行ったにも関わらず、逆行。
(仕事はコロナ効果があるヤツ・ないヤツが半々で相殺だからお給料は減らなかった)

幸い週一で無農薬野菜を売ってくれる人がいる。
→しかもスーパーよりもうんとお安い。
(便利でお得)

それに、露地物は無人販売で毎朝置き売りされている。
→旬の野菜や果物がたいてい『１００均(しかも税込)』である。
(コロナ効果なしというか、むしろ飲食店で売れないため飽和状態なのか？)

さらに、手造りのお惣菜・佃煮・よもぎ餅 なども手軽に買える。
→近所の飲食店は無農薬野菜を使っている。なんなら自家菜園で無農薬野菜を作っている。さらにwith コロナで『テイクアウトはじめました』なのである。
近所の個人営業のスーパーやお豆腐屋さんでは、もともと『(店の)お母さんの手造り惣菜』が売られている。
(なんて便利でお得)

あれ？
むしろ『他力本願』で無農薬野菜も手造りのお惣菜もGETしてるんですけど？？？

なんて『便利でお得』な生活。

あれ？
いつからこんな生活してるっけ？？？

……………………………………………………………………………
チーン！

畑を止めてからです。

自然農は出来てないけど、自給自足は出来てないけど、無農薬の食事は出来てます！

いや、待てよ私。

びみょ～に虚弱体質で、びみょ～にアレルギー体質で、びみょ～に筋肉つきにくい身体なんだよね、私。

もぅ、これで良いじゃん！

そもそも一番大事なのって『食の安全』ってことだよね。(目からウロコ！)

そして、最もありがたいことに無農薬野菜が、そして無農薬野菜を使ったお惣菜がお安い！

食材の取り寄せもせず、自分で作らず、予算(お給料)の範囲内で賄えてるじゃん！

なんて便利でお得！

買って応援！食べて応援！
それで良いんじゃん！

自分で畑やりたくて引っ越してきたのに、一巡まわって、畑やらなくても欲しいモノが手に入ってることに気付きましたよ。
(あれれ～♪←コナンくん風に)

私みたいな弱い個体でも『ちゃんと生きていける』ほどほどな田舎。それがココ奈良県桜井市。

これはもぅ人類の多様性に希望の光が差したと言っても良いと思う。
(大げさ)

ってなことで、私がやりたかったことは私がやらなくても良いことだった。

それでも『畑に固執』した意味はある。

私がやるべきことは『日本の農業(農家)を守ること』なのではないかと思い至ったのである。

さぁ！どうやって守るのか？
それはまだわからん！(笑)

あ。
でも、体力有り余ってる人はぜひ自給自足して下さいね。
(ﾎﾞｿｯと推奨)

≪つづく≫