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つながるフェス開催報告②子育て期の夫婦パートナーシップについて(パネルディスカッション)

「双子ちゃんだね」って初めてお医者さんに言われた時、えー゛!!!って病院中に聞えるぐらいの声で叫んだ記憶。出産予定だった病院は多胎出産を受け入れておらず、電車とバスを乗り継いで行く病院へ変更せざる得なかった。赤子二人育てるってどうなのよ?って不安から多胎出産・育児を調べまくりました。

多胎妊娠あるあるとしては、急な入院。ちなみに、実行委員4名中3名が緊急入院、そのうち1名がその後すぐ出産手術。上の子の世話はどうするのか問題が発生したり、産後は寝ずの世話でゲッソリだし、言葉が通じない泣き止まない二人をワンオペするストレス。なんでも2倍3倍で散らかしも半端ない。一人風邪引けば時間差でもう一人風邪、保育園からの呼び出し数も多い…etc.

これを夫婦の協力なしで乗り越えられようか?生まれてきた我が子達を愛おしく思い、協力して育てていこう!と夫婦で誓うも、上手くいかないってことはないですか?

パネルディスカッション実施の経緯

子育て期の夫婦パートナーシップのパネルディスカッションは夫婦会議アドバイザーでもある長廣夫妻からのご提案でした。長廣夫妻には夫婦会議講座を是非!とお願いしていたのですが、打合せの時に、講座だけでなくリアルな話の共有もできたらいいね!となって、パネルディスカッションをやることになりました。結果やって良かった。多胎に限らず子育て頑張るママパパに是非見ていただきたいです。(記事最後に動画を貼り付けています。)

協力いただいたパネラーの方々

①夫婦会議アドバイザーの長廣夫妻( Logista株式会社共同代表)
②双子を含む4人のパパである谷仲氏(NPO法人ファザーリングジャパン)
③相模原で7歳双子ボーイズの子育てしている佐藤夫妻(地域代表)

パネルディスカッションの開始時にパネラーの紹介スライドを映す予定だったのですが、トラブルで谷仲氏と佐藤夫妻のスライドを映せず。(申し訳ありませんでした💦)この場を借りて改めてご紹介。

谷仲氏はNPO法人ファザーリングジャパンメンバー。都内在住。7歳、6歳双子、1歳、4人の男の子のパパ。共働きで育児をされています。

佐藤夫婦は相模原在住で共働き、ボーイズ双子の親。双子は現在小2。夫は週末休み、妻は平日休みの仕事だったため、妻も夫もワンオペを経験していらっしゃるご夫婦です。

長廣夫妻は動画内でスライドと共に詳しくご紹介いただいています。
(記事最後に動画を貼り付けています。長廣夫妻の会社サイトはこちら↓)

聞き手は小1男子のママでもあるフェス総合司会の秋野櫻子さん。和やかに進行してくれました。

妻の立場、夫の立場、両者の話が聞けます。

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夫が良かれと思って言ったことが、妻にはそう思われていなかったり。夫が育児に関わってくれない。些細なことでもイラっとして、夫婦の会話がトゲトゲなってしまったこと…等々、あるある話に共感。

日頃行っているおしゃべり会はママさんのご参加がほとんどで、ご夫婦でのご参加は1割ぐらいかな。パパさんの参加があっても、多くのママさん(女性)を前に積極的にお話するパパさんは少ないので、今回パネルディスカッションにご参加いただいた3名のパパさん(夫)のお話はとても貴重でした。パネラー3組の内2組はご夫婦での参加なので、その時、妻はどう考えていたか、夫はどう考えていたかという、両者の話が聞け、それぞれの見方感じ方の違いを知ることもできます。そこに良好な夫婦関係を築くヒントが隠れているように感じました。

ハッと気づかされる言葉の数々。

「分かり合えない関係だったら結婚していない」
「分かり合ったから夫婦になっている」
「好きで結婚している」
「子どもという大事なものを授かってるのに、どうして険悪になってるの」

子育て期の夫婦の会話って子どもの話ばかりになりがち。そんなことありませんか?今回のパネルディスカッションは子どもをどう育てるか?という話ではなく、夫婦である私たちはどうしたいのか?という視点で語られています。

パネラー3組のお話は気づきがいっぱいです。ぜひ多くの方にご覧いただけたらと思います。(記事最後に動画を貼り付けています)

子育て期を夫婦で乗り越える①「対話」

レッツトーク

今回のディスカッションでパートナーシップを良好にするポイントが2つ見えてきました。

ひとつはコミュニケーション(対話)。だよねーって皆がうなずくポイントでありますが、わかっていてもおざなりになりがち。

「(仕事復帰すると)タスクが増えて会話が減る」
「会話は報告連絡ばかり」
「喧嘩するの嫌だから会話しなかった」
「これやってよ、あれやってよとリクエストで会話が始まると立ち行かない。」

このようなことをパネラーの方々もおっしゃっていました。
そういった中で、どうやって対話と言えるコミュニケーションの機会ができたのか、どうやってコミュニケーションを深めたのかに触れています。
(記事最後に動画を貼り付けています。ぜひご覧ください。)

佐藤ご夫妻が活用したツールはこちら↓

子育て期を夫婦で乗り越える②「働き方」

パートナーシップを良好にするポイントふたつ目は働き方の見直しです。

「家族が揃う時間がない」
「(仕事と育児生活の)タスクが積み重なって余裕がない」
「大切にしたいことが大切にできなかった」
「子どもの成長が見れないこと後悔するかも」

これはパネラーの方がおっしゃっていたこと。パネラー3組とも、子育てをきっかけに働き方を見直されています。夫婦だけで過ごしてた時と子どもが生まれた後の生活が変わることは明らかで、それが多胎だった場合は一度に二人以上の赤ちゃんを迎え育てるわけですから激変です。育児をしやすくする環境づくりは不可欠でしょう。そのひとつとして働き方が挙がりました。

夫婦それぞれのかたち

夫婦双子抱っこ

子育ても夫婦関係も正解はありません。今回ご参加いただいた3組のご夫婦のお話が、夫婦で話し合うきっかけとなって、それぞれが思うベストな答えを見つけていただけたら嬉しいです。パネルディスカッションの最後にはパネラーから視聴される方へのメッセージもいただきました。このnoteに書いたことはごく一部であり筆者の主観もあるかもしれません。ぜひ全編をご覧になってメッセージを受け取っていただけたらと思います!

パネルディスカッションは以下のYouTubeアーカイブ動画の1時間2分頃(1:02:58~)から始まります。



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