見出し画像

変わらずそこに在る、愛しきものたち

今年の桜はとても気が早くて
早々に咲き始めたと思いきや、
今やとっても気が長く、美しいその姿を
見せ続けてくれている。

そして。
家の周りがこんなにも綺麗だったことに
改めてときめいている。

そうだよね。
子供たちが幼いころには、
どれだけこの桜たちを待ち望んでいたか。

仕事帰りには
保育園から家までの道すがら見上げて。

夜にお花見しよ!て
突然飛び出してはしゃいで。

桜吹雪の中、
嬉々として走り回る子供たちの姿。

そうして。
少し傷ついていたころの私を癒してくれたのも
この桜たちだった。

毎日毎日、窓を開けては
どれだけ眺め続けていたことだろう。

もう長いこと忘れていた記憶が蘇る。

変わらずそこに在る愛しいものたち。
当たり前すぎて蔑ろにしていたものたち。

ことしのさくらが気づかせてくれた。

いつもありがとうございます。いただいたお気持ちは、写真家として、表現者として、もっともっと突き進むための糧として大切に使わせていただきます!