谷口広樹展『Here and There(そこかしこ)』
谷口広樹展『Here and There(そこかしこ)』
最終日の今日、見に行くことができました。
ギャラリーの白い壁に飾られたイラストレーションの作品たちは、どれもきらきらと澄んだ煌めきを放っていました。
私は決して谷口さんの描くイラストのすべてを熟知しているわけではありません。
私の中にある記憶や思いの方が強いともいえます。
でも、はるか昔に仕事をした記憶は、
何十年経っても褪せることなく心に色づき続けていました。
半ば一方的につくりあげた「谷口広樹像」なのですが、
ああ。そこには、1ミリたりとも誤差はなかったと、今日知ることができました。
水音が聴こえてくる作品たちから、
静かに凛とたたずむものたちの存在を感じることができました。
そこで恥ずかしげに微笑む谷口さんの穏やかな表情がありありと見えて。
心にしみるアート、本当に本当にありがとうございます。
谷口さんが見せてくださった世界。
これからも心に刻んで、私ができる形で繋いでいきます。
。。と、お会いして本当は伝えたかったです。
いつもありがとうございます。いただいたお気持ちは、写真家として、表現者として、もっともっと突き進むための糧として大切に使わせていただきます!