猋社にまつわるはなし
こんばんは。猋社の佐古です。(と言っても猋社は佐古しかいないのですが) 今日は、待ちに待った1冊目の絵本『いっぽうそのころ』の束見本が製本所から届きました。 かつては目の前に溢れていた束見本…。久しぶり!という気持ちです。 おとといぐらいに、なぜわたしは本をつくることにしたのだろうかと考えてみて、少しだけ今のこたえが見えたので、記録しておきたいと思います。 わたしは今、双極性障害(いわゆる躁鬱)と、どう仲良くやっていくかを模索している最中です。 1社だけ勤めた絵本の出版
おはようございます。今日も早くに目が覚めた、猋社です。 ひとり出版社の悩みの種のひとつが、在庫管理。 それなりの部数を自宅で管理するつもりだったのですが、よくよく考えてみたら、自宅はどこに行っても犬の毛だらけです。 本や、梱包材にどうしても犬の毛がついてしまいます。 アレルギーを持っている方にももちろん手に取って欲しいので、作業場としてセカンドハウス的な物件を借りることにしました。 なので、動物アレルギーの方も安心してご購入ください。 レーベル名を見るだけで痒くなってき
おはようございます。猋社です。 今日は、多分ちょっと普通の出版社と違う、猋社の出版契約の結び方のお話をします。 猋社は、日本書籍出版協会が公開している出版契約書の雛形をベースに契約書を作っています。 企画の打診をし、作家さんと本をつくることへの意志の合致ができた時点で契約書を結びます。契約書の中で規定していますが、契約が成立した時点で、猋社は、作家さんに補償金として、初版印税の中から10万円を支払う義務を負います。 なぜかというと、本が実際に出来上がるまでの期間は、本ご
こんばんは、猋社です。 今日は、嬉しいニュースと共に、1冊めの絵本についてお話しします。 といっても、まだ中身を直接お見せできるわけではないのですが。 まず、嬉しいニュースというのが、こちら。 その、1冊めの絵本の著者である、秦直也さんが 第45回講談社絵本新人賞を受賞しました!おめでとうございます! 受賞作品はのちに絵本として、講談社さんから刊行されます。 猋社の絵本を皮切りに、秦さんの本が存在する世界線に生きられて嬉しいです。 その、1冊めの絵本、タイトルはもう決ま
『いっぽうそのころ』についての記事を集めたマガジンです。
おはようございます。久しぶりに6時間続けて寝られてうれしい人です! 昨日、先にSNSではお知らせしましたが、改めてこちらでもお知らせいたします。 東京・府中市の分倍河原にある、よはく舎+マルジナリア書店さんにて、5点のミニ原画展を開催していただけることになりました。 印刷物で見る印象とは全く違う、シャープペンシルで緻密に描かれた原画をぜひ見にいらしてください! 詳細は以下になります。 『いっぽうそのころ』刊行記念ミニ原画展 場所:よはく舎+マルジナリア書店(最寄り駅:京王
おはようございます!猋社です。 今日はいちにち雨で気温も低そうですね。羽織を一枚持っていきましょう! さてさて、かなりシンプルな『いっぽうそのころ』。帯も何もつかないため、こんなに面白いのに、「よくわからない」と思われちゃわないように店頭用POPをご用意いたします。 ジャン! このえほんをレイアウト、デザインするときに、動物のサイズ感について悩みました。ですが、自分の中で、「双眼鏡を持って、地球上のいろんな場所をパッパッと次々に覗いているような」イメージを持って作ってい
こんにちは、猋社です。 続々とご注文と、各書店さんへのオンラインショップでのご予約が入っており、嬉しい限りです。 秦さんも毎日嬉しいニュースが飛び込んできて、喜んでいらっしゃいます! 今日は、秦さんがサインに添える絵のラフをお見せしちゃいます🐭 ヒーーーー、かわい!!!!!!! いっぽうそのころねずみがたくさん!どの子が当たるか楽しみですね!! またサイン本は、秦さんの手が心配なので、初回(発売時)は200冊までの受注とさせていただいておりまして、先ほど全てご注文いただ
いちにち 猋書店ご案内 2025年1月15日(水) 10:00-18:30 ※秦さんの在廊は11時から gallery Summer of love @高円寺 【概要】 出版レーベル、猋社(つむじかぜしゃ)のいちにち限定書店です。 1冊目のえほん『いっぽうそのころ』(秦直也 さく)の販売と原画の展示、マスキングテープやポストカードなどの販売も行います。2月に刊行予定の『ピーナッツと6人、どっちが好きなの』(宮川知宙 著)、『DORAMATIC 寺田燿児短篇漫画集』のゲラ展示
代表の佐古奈々花のはなしやひとりごと
お、こ、こんばん、おはようございます。佐古です。 またもやこんな時間に目が覚めちゃって。12時間ぶっ通しで寝たいものです。 さて、私ごとですが、今年の1月から、それはもう怒涛の勢いでパレスチナの支援活動を続けてきました。11日間で2000人以上を動員し、200万円以上の寄付金を集めた「パレスチナ あたたかい家」の展示会の開催や、チャリティーグッズの怒涛の制作販売。配布物の制作。SNSでも、3月には800人だったフォロワーが3000人を超え、勝手に何か重たいものを背負った8ヶ
ギリギリおはようございますの時間ということにして、 おはようございます。佐古です。 朝というよりは明け方に目が覚めてしまったので、「つくりたい本」について思っていることをつらつらとお話ししてみようと思います。 わたしは、おそらく巷の平均より共感性が高い人間です。おそらくじゃないな、異様に高いかもしれません。 全く制御しない状態だと、朝のニュースの冒頭でアナウンサーが「おはようございます」って言っただけで泣こうと思えば泣けます。 「ああ、朝が来たんだな、おはようって言ってくれ
こんにちは。猋社です。 移動中の時間を使ってまだしていなかった自己紹介をしようとおもいます。 1990年に広島で生まれました。 美術系の両親の元育ち、まんまと高校から数学がサッパリわからなくなり、一度はめざした早稲田のスポーツ科学部を諦め、武蔵美に入学。 卒業後は、広告製作会社の演出部でCMのプランナー、ディレクターとして約4年勤務。 時の流れが鬼のような早さなので、流れていかないものづくりがしたいと思い、おもいきって全く経験のないまま絵本編集者になりました。 そこで約