同じ雷管で踏み出した

「この身体一つで勝負涙目は気付かないフリしてくれないか」
「よーいどん同じ雷管で踏み出した君は今でも隣を歩く」
「フェイントにナックルシュート肩組んで濡れる目と顎ティッシュください」


辰巳くん、松崎くん、入所24年おめでとうございます!の歌です。

正反対…ってわけでもない、というか同一ベクトル上にいないから「反対」というワードがしっくりこない。でも対比すると違うんだよなぁと思っています。
じゃあどこが違うのかと思ったときに印象的だった3要素を詠み込みました。「運動」「器用」「涙」です。

「運動」と「器用」

一首目は松崎くんを思って詠みました。彼の身体能力は本当にすごいです。「何かしらのアスリートが憧れるほどの身体を持ってるんだろうけど、本人は別にそこにこだわりがない」(辰巳談)と言わしめるほど。身体の柔らかさとか異常です。ふぉ〜ゆ〜みんな舞台人だから、一般的に見たらめちゃくちゃ柔らかいんだけど、マツはなんかもう異次元。

そして、真っ直ぐです。猪突猛進、小手先のテクニックとか使わない。真っ直ぐに愛して真っ直ぐに伝える、自分にも人にも嘘をつかない。たまに「それはあかんのでは…?」と思うこともあるけど、純粋というよりピュアというより、「真っ直ぐ」。
本当はサッカーに例えた辰巳くんと対比で「ストレート」とか「豪速球」って詠もうかと思ったのですが、バスケやらバッティングセンターやら体力測定やら見てたら、そもそも道具使って勝負するんじゃなくて、身体一つで挑んでるほうがいいか!と落ち着きました。


そして三首目の辰巳くんを思って詠んだ歌。
西東京代表だった過去を度々語り、サッカーの試合の結末はコメントするなとガチ勢の辰巳くんがサッカーしてるところを想像したら、器用な足捌きでフェイントしたり、無回転のナックルシュートを決めてるところが想像できました。

器用な人だなぁと思います。地上波のテレビに出てる時に如実に感じます。その時々で必要な自分を提供できるって感じ。卒なくこなすけど、そうなるまでにはたくさんの積み重ねがあったんだろうなという印象があります。器用の素質を努力で伸ばしてるというか。

「涙」

2人の泣いてる姿も割と反対だなぁと思います。
辰巳くんは結構そのまま泣く。スタッフさんに普通にティッシュもらって、声を震わせながら、抑えずに感情のまま涙を流してたのが印象的でした。ほっぺが濡れるってより、顎から滴るくらい泣いてる。

対して松崎くんは、泣いてるのをちょっと隠そうとする。後ろ向いてみたり、辰巳くんにハグされたり、飲み物注いで誤魔化したり、指とか腕でグッと拭って涙止めようとしたり。泣いてても明るい声を出して、もう大丈夫!って言うところ見てこっちが泣きそう。

正反対じゃないけど、私から見た2人ってこんな感じ。だけど、お互いの凸凹がぴったりはまるから、相性いいのかな、なんて勝手に思う。

テレビのオーディションで合格した2人が、同じタイミングでジャニーズに入って、歩き出して、そして踊り場で辰松の大喧嘩が結成のきっかけとも言えなくないふぉ〜ゆ〜に今日も2人がいてくれてありがとう。

輝け埼玉の星!

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