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[自主規制音、ピー]寿命と最後の日/ 詩

ああ! 天使よ! / 未来の光線は滲み込まない 私は見るべきかしら 酒呑童子 私はまだ安価な酔いどれの酒に浸って 私は狂人のように理解できない言葉に夢中になって 愚か…

紡夢
9か月前
1

人型缺愛論/ 詩

自給自足の仮想ドライバー ソフトウェア設備をだまし、人体はだませない メモリ負荷常に八九十パーセント 屡次エラー、脳回路のどこかで ゴミ箱の復元、頻繁に吐き出す…

紡夢
9か月前
3

終電車/ 詩

今宵と明昼の橋が 繋がって 終電が過ぎた後 人々はどこへ行った? / 街頭 繰り返し吐き出される言葉のかみ砕き 常に高い飽和度の夢を妄想して 市場には飽和しなかった陳…

紡夢
9か月前
1

CASINO/ 詩

謳歌 陳封の記憶は いくつ失われたのでしょう / 三角関数を重ねて 逸れた目標を開いてしまった カウントダウンを止めたい 琴を持ち上げ 愛を媒質波に秘めて君に伝えたい…

紡夢
9か月前
6

Last Dance/ 詩

Gute Nacht Schönen Abend noch Tschüss / 君のいる日々 眠れない夜はなかった 手首の静脈さえも君のため息を止める この世界 私の世界 君の世界 断頭台前夕のSEIN…

紡夢
9か月前
7

アーカイブ失効、雲の国の海岸線/ 詩

時計を標的の形にして 矢先が少し不眠の薬漬けになって 放つ 安っぽいラブソングだけでいいのか 音楽のような 人生のような 時間の長短針を乱して 信号を失った夜 繰り…

紡夢
9か月前
1

ゼヴヌル/ 詩

窒息するような短歌も幸せで吐き気がする 思考が気を抜いた隙に、世界の紫に染める 天国に辿り着けないから、愛に満ちた罰を下してください 今日も昨日と同じ、ただ雨の…

紡夢
9か月前
5
[自主規制音、ピー]寿命と最後の日/ 詩

[自主規制音、ピー]寿命と最後の日/ 詩

ああ! 天使よ!


未来の光線は滲み込まない
私は見るべきかしら
酒呑童子 私はまだ安価な酔いどれの酒に浸って
私は狂人のように理解できない言葉に夢中になって
愚かな者のように声帯の振動に耳を傾けて

私は走光性の昆虫だよ
駅を通り過ぎないようにして 列車が

お金 アルコール 夢 ドラッグ
私は必要としているの
お金 アルコール 夢 ドラッグ
夢の中には
お金 アルコール 夢 ドラッグ
あな

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人型缺愛論/ 詩

人型缺愛論/ 詩

自給自足の仮想ドライバー

ソフトウェア設備をだまし、人体はだませない

メモリ負荷常に八九十パーセント

屡次エラー、脳回路のどこかで

ゴミ箱の復元、頻繁に吐き出す

ポップアップする状況、多すぎる障害診断不能

“ERROR”“ERROR”“ERROR”“ERROR”

自動復旧のバックアップデータ

ユーザー端末接続過去の衝撃

秘密はどのハードディスクに隠されているのか

人形看板のラン

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終電車/ 詩

終電車/ 詩

今宵と明昼の橋が 繋がって
終電が過ぎた後
人々はどこへ行った?


街頭
繰り返し吐き出される言葉のかみ砕き
常に高い飽和度の夢を妄想して
市場には飽和しなかった陳腐なラブソングが
待っているのはドバドバと
全てを嘔吐してしまえるように


月光の吐息がゆっくりと消えていく時
蒼穹を街頭に彷徨う人々に照らされる
徐々に海の色に変わる
もっと深い海の中で
私は海月群の中の海月
もしかすると

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CASINO/ 詩

CASINO/ 詩

謳歌
陳封の記憶は いくつ失われたのでしょう
/

三角関数を重ねて 逸れた目標を開いてしまった
カウントダウンを止めたい
琴を持ち上げ
愛を媒質波に秘めて君に伝えたい
/

たとえ私が全く理解していなくても
/

カウントダウンを止めたい
筆を持ち上げ
愛を色三原に秘めて君に伝えたい
たとえ私も全く理解していなくても
/

ただ私一粒の光子
すべての量子化された観測
ヤングが私のために論證をかけ

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Last Dance/ 詩

Last Dance/ 詩

Gute Nacht
Schönen Abend noch
Tschüss


君のいる日々 眠れない夜はなかった
手首の静脈さえも君のため息を止める
この世界 私の世界 君の世界
断頭台前夕のSEIN(存在)
枕戈待旦 百日前とは全然違っても
いい それでも君に向かって進むだろう

この涙を君に 愛されたあの海に残す
そしてへと 水族館のシャチ
目覚めたら また一緒に海を見に行こう


Gu

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アーカイブ失効、雲の国の海岸線/ 詩

アーカイブ失効、雲の国の海岸線/ 詩

時計を標的の形にして
矢先が少し不眠の薬漬けになって 放つ
安っぽいラブソングだけでいいのか
音楽のような 人生のような
時間の長短針を乱して 信号を失った夜
繰り返す輪廻の場所 ここは 二回目
午前三時 眠れないなら
シャワーを浴びに行こう


真っ白を被って
吹き抜ける海風が砂糖を撒く
起伏する波形の中を漂う私
だんだんと呼吸の仕方を忘れてしまった
五時 黒夜と白昼の交差点
海岸のように荒々

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ゼヴヌル/ 詩

ゼヴヌル/ 詩

窒息するような短歌も幸せで吐き気がする

思考が気を抜いた隙に、世界の紫に染める

天国に辿り着けないから、愛に満ちた罰を下してください

今日も昨日と同じ、ただ雨の匂いがしただけ

明日も今日と同じ、告白の言葉を少しだけ

恋愛は厄介だ

恋愛は好きだ

「俺はお前が好きだからよ。」

現実と夢境の区別がつかなくなって、だんだんとめまいがする

臨界状態の鼓動なのか

もうずっと甕の中で甘い蜜に

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