NIPTについて

センシティブかつ賛否両論ある内容だと思いますので、苦手な方はリターンお願い致します。

また、この記事に書くことは、あくまでも私たち夫婦の考え方です。

NIPTを受けるべきか

3年前の初妊娠の時に存在を知ったNIPT、出生前診断。
当時芽生えた命は、初期流産となってしまいましたが、その頃から検査は受けられるなら受けようと思っていました。

情報の多いこの時代、ぼんやりと生きていると知らなかったような子どもの病気も、SNSでたくさん目にする機会があります。

もちろん検査で全てを知ることはできませんが、知ることができるものは知っておきたい、と思っていました。

検査を受けるにあたっては、検査の目的と、結果が出た場合にどうするかをしっかり夫婦で話し合う必要があると思います。

そして、安心のため、に受けてはいけない検査であると考えています。
不安をなくしたいという理由で受けると、結果が来た時にただいたずらに不安になってしまいますよね。

次にどうするのか、までしっかり考えた上で、検査を受けるかどうか考えるのが良いと思いました。

詳細は割愛しますが、二度流産していることもあり、私たち夫婦は検査を受けることを決めました。

認可施設か、非認可施設で受けるか

NIPTは比較的簡単に受けられる非認可施設と、大きな病院などがあたる認可施設で受けることができます。

認可施設では、出生可能性が比較的高い13、18、21トリソミーについて検査ができて、以前は年齢制限がありましたが今は誰でも受けられるようです。
遺伝カウンセリングを受けた上での検査となるほか、検査結果を受けて、確定診断となる羊水検査や絨毛検査まで対応いただけることも特徴です。

一方で、非認可施設は、皮膚科など専門ではない病院が母体になっているケースが多く、先のトリソミー以外にも、さまざまな項目についての検査を受けることができます。
遺伝カウンセリングもなく、採血だけで簡単に受けられる一方で、確定診断については費用の援助のみで特にフォローがありません。

私たちは、かかる予定の産科で確定検査が出来ることと、結果を受けてどう動くかを調べて話し合っていたので、非認可施設で検査を受けました。

検査項目について

非認可施設では、3つのトリソミー以外にも、性染色体や微小欠失なども検査項目に入れることができます。

結論、私たちは3つのトリソミーのみのプランを選択しました。

理由は以下です。

①3つのトリソミー以外は検査精度が低く、陽性の結果を受けた時にイタズラに不安に思うリスクがある

トリソミー以外の検査は、偽陽性率が高く、確定診断で陰性となることも多いようです。
NIPTは10wから受けられますが、確定検査は16w以降となり、検査精度の低い検査を受けるには酷な時間です。

②ネクストアクションがはっきりしない項目は受けるべきではない
また、万が一なにかがあった場合も、実際にあらわれる疾患についてはエコーで大体のことはわかるので、出生前に準備することは可能だと判断しました。

性染色体は、性別がわかるのでプランに入れる人も多いですが、こちらも陽性だった場合のネクストアクションが不明瞭なため項目から外しました。

ヒロクリニック検査の流れ

私はヒロクリニックで検査を受けました。
Webから予約をして、当日は夫と行きました。

受付のあと、カウンセリングがあり、プランの説明や迷っていることや疑問点などを聞く時間があります。

私たちは十分調べていたのだ特に聞くことはなかったですが、聞けば丁寧に対応いただけるようです。

その後医師による(形式上の)診察があり、採血室で採血となります。

採血が終わると、すぐにお会計をして終了。
受付からは30分もかかりませんでした。

検査結果は8〜10日後と案内があり、実際に8日後にメールが届きました。

結果はWebサイトにログインして、pdfをダウンロードする形で、調べた3つの項目が陰性であることがわかりました。

覚悟を決めて検査を受けたといえども、結果が出るまではソワソワしており、pdfを開く時も緊張はしました…。

赤ちゃんのことは生まれるまでわからないことも、生まれてからもわからないことも、本当にたくさんの心配があるかと思いますが、日々育つ命を大切に見守りたいと思います。


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