来週参加するワークショップの資料を見てワクワクしている話

来週地元の高校で開催されるワークショップの資料が届いた。
「他人を思いやり命を大切にする心を育む対話集会」に、私は地域住民の一人として参加し、高校生たちと一緒にグループワークに取り組む。
高校生を数人ずつ、約20のグループに分け、そのグループごとに地域住民一人と大学生ボランティアが入って、ワークを主導していくらしい。
役割としては、「発問に対して自分の考えを話したり、生徒の考えをよく聞く。また、生徒が安心して話すことが出来るように、大きく頷いたり、声をかけたりする。」とある。

「おぉ~、めっちゃ橋爪塾っぽい!」と、当日のことを考えるだけでワクワクしてきた!
共通のテーマに対して、率直に自分が感じたことや思ったことを話す。
相手の話にも耳を傾け、それに対してフィードバックする。
どれだけそのワークをやってきたことか!

参加する地域住民は様々な職種の人たちを選んだと聞いたが、そこはやっぱり教員経験者だったり、何かしらの役職者だったりするのだろう。
未経験の人間が打ち合わせもなしに突然参加して、高校生にとって有意義なワークが出来るはずもない。
調整役として入るボランティアの大学生にとっても、難しい立ち回りになるのかもしれない。
だからこそ私が参加するグループは、他のどのグループよりも充実した時間になるように取り組んでやる!
今はそんな気持ちでワクワクしている。

相手が高校生だからと見くびったり侮ったりせず、年齢や肩書で向き合うのではなく、一人の人間として真摯に向き合おう。
それが出来る力が私にはある!という自信もある。
当日の予定時間は1時間半。
橋爪塾では2時間から3時間ワークに取り組んでいるので、集中力が切れることもないだろう。
スタッフとして塾の始まり(チェックイン)と終わり(チェックアウト)を任されてきたから、場を回す経験もしてきた。
自分の理想には程遠い出来だったとしても、その経験も糧になっている。

最近zoomで人と話をする機会も多くなってきた。
ただほとんどがSNSでつながりがある人で、価値観や使う言葉にもある程度の共通認識がある関係性だ。
だから話もしやすいし理解も早い。
しかし今度のワークショップは、その共通認識がほとんどない初対面の人たちとの時間だ。
そんな中で「他人への思いやり」と「命の大切さ」というテーマを取り扱う。

これは私にとって、真剣勝負の時間になる!
こんな気持ちでいる「地域住民」、他にいるかな⁉
それでも、ドキドキよりもワクワクの気持ちの方が勝っている自分が、今は素直に誇らしい。


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