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即実践!          認知症の方と楽しく過ごすための声かけの提案 食事場面その1

ご家族が認知症になられて、話がなかなか通じないことに困っていらっしゃる方向けの声かけの提案です。                  すぐに使って頂けるように、ややこしい説明はなるべく省きました。

ごはんまだ?

食事の時間にちゃんと食べてるはずなのに(なんならまだ食べている途中でも)

「おなかすいたなぁ。ご飯まだ?」

と言われることがあります。

                     「何言ってるの?!もう食べたでしょ?!」

と反射的に言い返したくなりますよね?

けれども、ここはひとまず

 「そうだねー(╹◡╹)」 

と言って、いったん受け入れてあげることを提案致します。                 いったん受け入れると決めておくと、こちらもあまりイライラしないで済むと思います。

さらに、                  「私もお腹空いたなー(╹◡╹)」   

と共感する言葉を追い打ちしてあげられると、より良いんじゃないかと思います。

ただし注意点として、

「そうだねー(╹◡╹)

と返してあげるだけでも自分の本心とかけ離れ過ぎているなら、それ以上は無理に共感発言の追い打ちをしないでもいい、ということかと思います。

「そうだねー(╹◡╹)」

と声かけすることができた自分を

めちゃくちゃ優しい!            まじ優し過ぎん、私?

とか自画自賛しておけば良いかなと思います。  

そして、ご存知とは思いますが、たいていの場合(95%)、

「おなか空いたなぁ。ご飯まだ?」

は、もう一度か二度か三度か永遠に繰り返されます(@ ̄ρ ̄@) 

こちらも自分の心が許す限り

「そうだねー(╹◡╹)」

「本当だねー。」

で返すのが良いのかなと思います。

あとは、                 「今日は時間かかってるね」                                    「今日のメニュー焼き鮭だよ。楽しみだね」とか

いつかご飯は提供される設定の声かけができたら

私声かけ得意かもしれない♪                                          

と思っていいレベルだと思います✌︎

本心ではなかったとしても、         否定せず、感情をぶつけたりせず、

「そうだねー(╹◡╹)」

と声かけしてあげることは、         嘘ではなくて思いやりです(o^^o)

思いやりは無駄にはならないです!      速攻性はないかもしれませんが…。

介護で大変な方に、取り入れてもらいやすいように簡潔にお伝えしたく、どうして?ってところをかなり省略しております。(それでも長くなりました)

毎日ですからイライラすることもあると思います。

深呼吸して、無理せずに。

ご自分のことも、認知症のご家族のことも   大切に出来るといいですね!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!


優しい世界に近づけるように これからもコトバをお届けしていきます!