株式銘柄のレコメンドについて考える2

先日、株式銘柄のレコメンドについて考えてみました。

なんとなくグラフデータベースで商品や企業同士の繋がりを作り、個人の嗜好をマッピングしてやれば何かが出来ると思ったのですが難しいですね。

例えば、私は本田技研工業のCB400SFというバイクが大好きで、会社自体も好きです。データベースがあればCB400SFから辿って本田技研工業へ繋がりますが、

「あなたにオススメの銘柄は本田技研工業です」

というレコメンドを貰っても嬉しいだろうか、という疑問が湧いてきます。

本田技研工業からバイクや自動車というノードを伝って鈴木株式会社もレコメンドされるでしょうが、バイク好きが鈴木を思い出さない筈はなく、これもあまり意味がありません。むしろ、東証のカテゴリーでフィルタしたのと大して変わらない結果になりそうです。

なるほど、では薄い繋がりを辿ればどうでしょう。ゴールデンボンバーは本田技研工業のPRをしているので薄い繋がりがありますが、ゴールデンボンバー好きに対して本田技研工業の株は多分刺さらない。

そう考えると多くの投資初心者にとって、Folioなどの「テーマ投資」が余程役に立ちそうですね。

株のレコメンド自体は面白いと思ってるので細く長く考えてみたいと思います。

<備忘>
1、Wikipediaのリンク、被リンクの関係を使ってリレーションを取れる
2、EDINETの有価証券報告書(XBRL)を解析する方が筋が良さそう
3、XBRLの文書をネガポジ判定し関係性を伝播させて何か出来そう


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