見出し画像

【Adobe様指定企画】研究計画書#Adobe#新しい働き方LAB#私の働き方実験

検証内容

 本研究では、クラシック曲の解説をイラスト等で表現することで、主にクラシック鑑賞初心者を対象として、イラストをきっかけに楽曲鑑賞までつなげることができるかどうかを検証する。

背景

 今日では自分の興味に沿った動画や音楽コンテンツを選択する手段が豊富であり、さらにサービス提供側のプログラムによる推薦機能の発展も伴って、利用者はほとんどそこにいるだけで連続的に関連コンテンツを受け取ることができる。

 近年流行しているYouTubeやTikTokといった動画投稿プラットフォームは、誰もが発信者になれることが人気の理由の1つとして挙げられるが、利用者目線で考えると、無料で自分の都合(見たい時に見たいだけ)で、前提知識不要で楽しめることが魅力であるともいえる。一方でそうした機会・機能が豊かになるにつれ、利用者にとっての関心外の領域への接触機会が限られてしまっているということも考えられる。

 動画サイトで自分の意思をもってアクセスする際には、サムネイルや概要を見て判断することが一般的である。私が検証対象としたいクラシック曲は、「ピアノや楽器を習っている人のもの」「ハードルが高い」「聴いてすぐにわからない」とのイメージをもたれることが多い。そのように身近でないと判断される理由には、前提知識が必要だと思われてしまうことに起因しているのではないだろうか。

 今回のクラシック曲への導入実験によって、興味をもっていない人へどんなアプローチが効くのかを検証したい。私はこの検証によって、人のモチベーションを引き出す際には、何が効果的なのかを導く可能性があると考えている。

仮説

 イラストを加えることで、身近でない分野への心理的障壁を低くすることができる。クラシック曲の解説を例に、どのようなイラスト(切り口)が初心者にとって、最も興味をもたせられるのかを検証する。

研究スケジュール

6ー7月  研究計画制作期間
8ー10月  検証イラスト作成期間(題材集め・作成期間)
      使用ソフト Adobe Photoshop
      検証期間(定期的な投稿、集計作業)
11月    研究報告書制作期間

検証方法

1 作品を2週間に1度、SNSにアップする(Instagram、Twitter)
2 実験参加者に作品を閲覧してもらった上で、アンケートに回答してもらう
3 集計する(Google Form)

アンケート項目(仮)

1 音楽について課外で指導を受けた経験はありますか
  はい いいえ
2 普段の生活でクラシック音楽を鑑賞する習慣はありますか
  毎日 一週間に数回 月数回 ほとんどない
3 どのイラストが鑑賞を促すのに適していると思いましたか
  1・2・3
4 ちなみにですが、3については…?
  知っていた 見た気がする 知らなかった
5 それはなぜですか
  自由回答
6 イラストを見て、クラシック曲に興味がわきましたか
  はい いいえ
7 紹介された曲は実際に聴きましたか
  全部聴いた 一部聴いた 聴かなかった
8 「全部・一部聴いた」の方へ 実際に聴いてみてどうでしたか
  自由回答
9 ご感想があれば自由にお願いします
  自由回答

作品例 #0「小犬のワルツ」(ショパン)

1 解説(曲自体の良さ・見どころ等)

解説3子犬のワルツ

2 背景(作曲経緯)/評価

解説2子犬のワルツ

3 現代(使用シーン)

解説1子犬のワルツ

実験協力者の募集(20名以上を予定)

・自分の私用SNSアカウント上で、友人知人に向けて告知する。
・私の働き方LAB研究員専用SNSでも協力依頼の呼びかけをする。

研究員(執筆者)の技能について

・社会人向けパソコンスクールにて、Adobe Photoshop, Illustrator, Indesignを約3ヶ月間学習。
・サーティファイ Illustrator®クリエイター能力認定試験(エキスパート)合格。
・普段使用しているソフト:Adobe Illustrator(歴4年程度)
・制作経験有:フライヤー、パンフレット、LINEスタンプ、ロゴデザイン、ピンバッチデザイン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?