パチスロで勝てない人の特徴シリーズ vol.01 「初当たり確率」
さて、自己紹介がてら挨拶記事を書いたので、今日どうしても書きたかったメインの記事をこちらに書こうと思います。と言っても内容は小ネタなんですが。
初当たり確率の考え方
AT/ART機で初当たり確率が設定推測の要素になる機種ってありますよね。
こういう機種の場合、まず考えなきゃいけないのは「王道の当たり方」で、例えば「特定のゲーム数到達で当たる」とか、「強レア役の一定確率で当たる」です。
その王道ではないルートに「弱レア役から稀に当たる」とか「プレミア役で当たる」などがあったり。
考えなくてはいけないのは、その機種ごとに『王道以外の当たり方がどのぐらいで割合で出現するのか』です。
例えば、弱レア役からの直撃当たりが、ゲーム数的に1/1000あたりであれば、1000G試行した際に1回来てても普通なんですが、例えば1日(8000G~9000G)打って1回とか2回程度の頻度のレアな当たり方のルートだとします。
そんな割合の当たり方を朝一から数回したとした場合。それを普通に「初当たり」としてカウントするのは少し考えましょう。
レアな当たり方は短期試行では除外する
もう少しレアなパターンを考えてみます。例えば、1/16384で当たるプレミアな当たり方があるとします。それを朝から1000G以内に2回当たったとします。
それ以外は、深いゲーム数まで2回連れていかれて、初当たり回数は1000Gで4回、確率は1/250だとします。
その機種の設定6の初当たり確率が1/240、設定5の初当たり確率が1/260だとしたら、初当たり確率は設定5よりも少し良く、設定6よりは少し低い位置になりますよね。
ただ、レアなルートで2回当たってるわけです。この2回の当たり方の出現率は本来1/16384なら、その1000G内での2回の当たり方はノイズでしかありません。
実際は、その2回の当たった試行ゲーム数は除外したほうが健康的なんです。なぜなら、その当たり方は普通じゃないから。
仮に、以下のような当たり履歴だとしたら、101Gと53Gの当たりは除外して考えたいわけです。
101G プレミア役からの直撃
53G プレミア役からの直撃
411G 一般的な当たり方
435G 一般的な当たり方
これを除外した状態で、例えばこの機種には「モード」があるとして、モードごとに当たるゲーム数が浅くなる仕様なら、400G以上で当たる確率はどの程度の割合なのかが大事になりますよね。
もし、高設定は400G以内に80%以上当たる機種なら、上記の履歴でプレミアな当たり方を除外すると、2回中2回が400Gを超えてる、という判断をします。
そうすると、この台は既に高設定の可能性は薄いかもな、という判断が出来ます。推測がヘタな人は、このプレミア役を含めて「4回中2回だけ400Gを超えた」という都合の良い解釈になってしまうんですね。
そういう人は、都合の良い解釈をしないように注意をし、フラットに考えることを意識しましょう。
もちろん、圧倒的なヒキの弱さで高設定なのに低設定の挙動でハマることはあります。なので、高設定推測するための要素はいくつか持っていないといけないわけですね。
機種ごとに、その設定の高低を判断するまでに掛かるゲーム数は変わりますが、出来れば低設定は早めに見切りたいわけです。
1日に打てるゲーム数は一般的な人だと6000~7000G程度ですよね。ブン回す人で8000~9000G台です。仮に設定1の機械割が98%の場合、設定1を3000G回したら、その日の期待値をプラマイゼロまで持っていくには、機械割102%の設定を3000G打たないといけないんです。
設定1を2000Gでやめれたら、102%の設定ならあと2000Gでチャラだし、104%の設定の台なら1000Gでチャラです。
設定推測がなかなかできず、判断が遅れて設定1を結局4000G、5000G打ってしまったら、その日の期待値をプラスに持っていくのは相当難しいし、次回以降に102%の機械割の台を打っても半日かけないとチャラまで持っていけない。
だから、早めに見切りをつけることはすごく重要なんですね。
そもそも、それ以前に『その店が設定を入れてるかどうか』はもっと重要です。高設定が絶対にない状況や店で設定推測やることって無意味なので。
イベント日には絶対に高設定が入る店で、通常日は回収。そんな店でイベント日と通常日で同じ機種に座って同じ高設定挙動が出たとしたら、通常日は「たまたまのヒキ」の可能性が高いですよね。だって回収日だって認識してるので。それを「あれ?高設定だ」と決めつけるのは養分確定です。
通常日でも、店の傾向を知っていて、立ち回りのシナリオがあって、その考察通りに座った結果なら分かりますが。
パチスロにおいて、勝ち負けってシナリオが大事なんですが、これはまた別の記事で書いてみようと思います。
ということで、今回は「初当たり確率」についての考え方についてざっと書いてみましたが、なんとなくイメージだけでも掴んでもらえると嬉しいです。ありがとうございました。
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