最後の情報処理技術者試験、受験

私は高校から「情報処理技術者試験」を受験しており、現在までの戦歴(?)は以下のようになっています

〇第二種情報処理技術者
〇第一種情報処理術者
〇初級システムアドミニストレータ
〇テクニカルエンジニア(ネットワーク)
〇ソフトウェア開発技術者
×システムアナリスト

で、長年の空白を経て(?)

〇情報処理安全確保支援士
〇情報セキュリティマネジメント
×ITストラテジスト
×データベーススペシャリスト

で、先日の4月にITストラテジスト(再)を受験してきました。おそらくこの試験が情報処理技術者試験としては最後になるだろうという、引退宣言になります(笑)
合格した試験(〇)について言えることは2つで、実務経験があったり、試験勉強以外で知識を得るきっかけがあった、ということです。学校でプログラミングは勉強してましたし、元ネットワークエンジニア(CCIEホルダー)だったのでテクニカルエンジニアネットワークは(少なくとも当時は)簡単に思えました。
 最近はクラウドエンジニアでセキュリティを扱っていることもあり、情報処理安全確保支援士と情報セキュリティマネジメントの午後問題なんかはほとんど業務シナリオに一致してました。いずれも午前試験の勉強を少しやった程度で、午後試験は経験で回答できたという状況です。

一方で不合格となったシステムアナリスト&ITストラテジスト及びデータベーススペシャリストは業務経験に全く紐づかない試験でした。ITストラテジストが想定している「ある中小企業で非IT系の経営企画室の人」っていうのは現職とまったく一致しない(笑)それでありもしないシステムのことについて小論文で語るのはかなり不毛というか、なにやってんだろ・・・ってなってしまいました。
データベーススペシャリストも同じで、午後2問題のような線を引っ張って図を完成させるようなことは全く興味がなく(笑)試験のための作業だなーっと思ってしまいました。
受験によって、経営やDBに関してすごく知識は深まりましたし、これから受験する技術士二次にかなり生かせると思います。ただ逆に合否に関しては全く興味がなくなってしまいました…。

今年のITストラテジスト試験、総勉強時間は10時間を切りました。想定論文作成は1個もしていません。完全にモチベーションはありませんでした。そういったこともあり、ここで情報処理技術者はもうやめよう、その時間を趣味だったりほかの試験だったりに向けようと思ったわけです。

(実務)経験のある試験区分は合格できました、経験がない試験は落ちました!という結論なので情報処理技術者はすごくよくできた試験だと思います。基本情報技術者もルールが変わって受験がしやすくなったと聞きます。皆さんにはぜひ受験していただければと思います。しかし

オレはもう戦わん。w


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