仕事道楽

【内容】
プロデューサーとはなにかを、映画作りの経験から書かれてる。領域は広く、制作から宣伝まで。特に鈴木さんの場合は、コピーやCMのコンテまで書いたりとビジネスの側面だけでなく、クリエイティブディレクター的要素が強い。
相槌は相手と同じ教養がなければ打てないとして、高畑さん、宮崎さんと知識レベルを合わせるために本を読んでいた。
作品第一主義で、商品化の売り上げに上限をつけるほど。コンテンツと言う言葉が好きでないのもその発想からか。
企画を決めると言う大仕事もある。宮崎さん、高畑さんが、このあたり決めるのかと思いつつ、鈴木さんが方向を指し示している印象。
目の前のことをコツコツやると言うスタンスは、この本に限らずいろいろなところで強調している。
打ち合わせのメモを取らないスタンスはジョブスもそうであった。何か繋がりはあるのか?
徳間さん、氏家さん、緒方さん、は鈴木さんのプロデューサー論に、大きく影響のあった方だと推察できる。

【感想】
編集クリエイティブ、といったん標榜してみたが、それは鈴木さんのスタイルを、広告コミュニケーション、またはクリエイティブに応用していくことかもしれない。応用ではなく、そのままトレースするのでもいいかもしれない。
目の前のものコツコツと言うのが、どうも苦手なようで、遠く未来を志向してしまうのは、どうしたものか?悪いわけではないんやろうけど。

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