日本とフランスの美意識

顔立ち、言葉、様々なものが良い意味で対局にある日本とフランスであるが、すごく相性がいい。現に仲の良い友達も複数いるし、海外で会うフランス人とはウマが合う。
モネが北斎をリスペクトしていたが、共通項の抽象度を「美意識」ぐらいまで引き上げると意外とそこに共通点があるのかもしれない。
今思いついたのは、フランスの変態映画と日本の春画だ。美意識というカテゴリーで言い切れるかわからないが、なんか同じ匂いはせんでもない。ルーブル美術館で漫画の展示があったりと、この辺りに何かしらつながりのようなものを感じる。
コンテンツプランナーという職業柄、鳥獣戯画、北斎漫画などをからの考察も加えようとしているが、答えは出るだろうか。ひとまず、ジャポニスムの本を読み終えることは前提として、引き続き追いたい。
というのも、日本が世界に発信するコンテンツはいわゆるクールジャパンではなく、もう少し日本の歴史やコアの部分からあふれ出してくる物だと思うからだ。
この先には、銀河ライター河尻さんが、日本のクリエイティブについて論じられていた問いへの回答も見えてくるのではないかと思っている。

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