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女ひとりでマンションを買いまして。(後日談)マンションと暮せばby SUUMOに寄稿しました

メインのブログをはてなブログで書いていることから時折、株式会社はてなさんが編集協力されているオウンドメディアから寄稿の依頼をいただくことがあります。
先日、このマンション購入noteを読んだ編集の方からご依頼いただいて、SUUMOのオウンドメディア「マンションと暮せばby SUUMO」に寄稿しました。

「マンション購入記を書いてほしい」というご依頼だったので
「有料noteの内容とまるっと被るし、そもそもあまり多くの人に見られたくないと思って有料にしたんだけどなあ……」と思って1度はお断りしたのですが、5000字程度の文字数でとのことだったので「じゃあ、知られたくない部分は書かなければいいか」ということでお引き受けしました。

有料noteをじっくり読まれた方は、もしかしたらこちらの記事を読んで「あれ?noteで読んだ話と少し違うぞ」と思うこともあるかもしれませんが、そこは「あまり多くの人に知られたくなくてぼかした」部分です。ご了承ください。

本3000冊をどう処分したか

株式会社はてなさんが編集協力した記事は「はてなブックマーク」というサービス内に表示されやすくなるようで、はてなブックマークがたくさんつきやすい傾向があります。ちなみにはてなブログの記事もバズるとはてなブックマークがたくさんつきます。

はてなブックマークは、ブックマークする際に「はてなブックマークコメント(通称ブコメ)」を書くことができます。コメント欄がないブログやメディアの記事についても、はてなブックマークコメントを書くことによって感想を書くことができるわけです。

今回の寄稿記事についても、現時点で37件のブコメがついており、その中にこんなコメントがありました。

すてきなお家だー。おめでとうございます。 “3000冊あった本は半分ほど処分” さらっとすごいこと書いてるけど、どうやったか詳しく知りたい。メンタルの持って行き方とか、選定方法とか、処分方法とか。

なるほどたしかに……と思ったので、有料noteのこの記事の内容と被るのですが「3000冊→1500冊」に減らした流れについて、無料公開部分にて簡単に書いてみようと思います。

(1)転居前、旧居にて雑誌のバックナンバーを9割捨てた

まず、雑誌のバックナンバーのほとんどを捨てました。これは転居前にやりました。
旧居にはロフトがあったので「後で読むかも……」と思って取っておいた雑誌のバックナンバーが大量にあったのです。「音楽雑誌」「ファッション誌」「料理雑誌」「登山雑誌」が多かったですが、音楽雑誌では今でも好きなアーティストが載っていた20冊程度と、登山雑誌のお気に入りのものを残して捨てました。
雑誌以外はとりあえず手をつけず、いったんすべて新居に運ぶことにしました。

(2)転居後、新居で本の選別

雑誌以外の単行本、文庫、コミックス、ムック本はすべて新居に運んでもらいました。
そして本以外の、台所用品や衣類などの荷物を片付け終わり、あとは本を片付けるだけ……という状態にします。本は片付いていなくても暮らせるので、ゆっくり時間をかけてやろうと思っていました。(ちなみに本の片付けに1ヶ月ぐらいかかりました)

下の写真のダイニングテーブルが置かれているスペースに、当時は書籍が山と積まれていました。片付け終わってからテーブルと椅子を買ったのです。

まず、すべての本の中から「料理の本」をピックアップし、↑写真に写っているダイニング奥の書棚に収めました。持っていたすべてのものは収まりきらないのですが「ここに入らないものは処分する」と決めて挑みました。
「どうしても残したい」ものから先に書棚に入れていき、迷ったものについては
「電子書籍化されているかどうか」
を確認し「どうしても欲しければ電子書籍で買い直せばいい」と考えて、電子書籍化されているものを処分しました。

しかし、毎日毎日「これは残す?捨てる?」というジャッジを続けていると判断力が鈍ってしまい、すべて整理が終わった後に、小学生の頃から大事に取っておいた「小学館ミニレディー百科シリーズ たのしいクッキング」を処分してしまったことに気がついて大後悔したりもしました……。

生まれる前に出版された本ですし、もはやこれを参考に料理することはないのですけど……子供のころに読んで「料理って楽しそう!」という気持ちが盛り上がった思い出深い本なので、ずっと取っておいたんですよね。しかし、すべてが片付き終わってから探したらどこにもなくて……たぶん「もう読んでないじゃんこの本、かなり傷んでるし」と思って処分してしまったのでしょう。悲しみ。

料理本の後は「登山」「温泉」「旅行」関連の書籍をピックアップし、このジャンルのものについては「明らかにもう読まなそうなもの」以外はすべて、書斎の書棚に収めました。
ちなみに、書棚は天井近くまで届くタイプのものを購入し、転倒防止金具で固定していますが、とは言えこの部屋にいるときに地震が起こったら、走って逃げないとですね……。

書棚は、いろんなメーカーのものを組み合わせています。↑こちらの写真で一番手前に写っている背の高い書棚だけは自分で組み立てたのですが、かなり大変だったのであとはニトリなどで完成品を買いました。

温泉・登山・旅行関連本の場所が決まったら、後はそれ以外の、小説やエッセイ、ノンフィクションや漫画などを。
これらも、料理の本のときと同様に「書斎の書棚に収まりきらないものは処分する」と決めて選別しました。

漫画については「紙で単行本を買っていたけど、電子書籍でも買っていた」ものも複数あり。好きな漫画は紙で持っていても出先でも読みたいですからね……。
そういう場合はできる限り紙の本は捨てる方向でやっていきましたが、中には「電子書籍で買ったけど紙も捨てたくない」ものもあり、悩みました。悩んだけれど、自分の中の優先順位というか「私はあれよりもこれのほうが好きなんだなー」という順位付けがわかって、おもしろい作業でもありました。

書斎の書棚がいっぱいになり、収まりきらなかった本たちを見て「処分しちゃって大丈夫だよね?」と思えたところで選別作業は終了です。

今後はできる限り紙の本は買わず、買えるものは電子書籍で買いたいと思っているのですが、電子版が出ない本もありますし、古書を買うこともあるのでどうしようかな……。

漫画については「まだ電子書籍を買ってないから一応残したけど、これは紙の本は残さなくていいな」と思っているものもけっこうあるので、セールのときなどに電子書籍で購入して、減らしていこうかなあと。
とりあえず、美味しんぼは電子書籍で集めて本を処分したいですね……。

(3)処分する本は駿河屋の「かんたん買取」に送る

最後に「処分する」と決めた本に関しては、駿河屋の「かんたん買取」に発送しました。
これについては以前も有料noteの記事内でご紹介したのですが、30点以上であれば着払いで発送してOKで、他社と比べると査定金額が良いイメージがあるので、私はいつも駿河屋さんを利用しています。

「かんたん買取」では査定金額は合算値しかお知らせいただけないので、何がいくらで売れたかはわかりません。そのぶん早く買い取っていただけるし、値段がつかなかったものについても処分してもらえるので私は特に不満はありません。(査定金額をあらかじめお知らせいただける「あんしん買取」もあります)

今回は本の他にCDやDVDも一緒に発送したので、そちらのほうがいい値段がついたものが多いんじゃないかと思うのですが、トータルで6万円ほどになりました。どうせ捨てるつもりの物だったので、大満足の査定結果でした。

ちなみにCDとDVDに関しては、リビングにCDラックを購入し、こことテレビボードの中に収まらなかったものは本と同様に選別して処分しました。(この背の高いCDラックも組み立てるの大変でした!!)

最近は、昔のヒット曲なんかはサブスクでだいたい聞けますし、本気を出せばもっと処分できるのですが……棚に入る限りはとりあえず置いておこうと思っています。

以上で、本を3000冊から半分ほどに減らした話の詳細は終わりです。

最後に、有料マガジンを買ってくださった方宛てに……後日談の後日談を。

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