3/13  舞台「千と千尋の神隠し」備考録③

油屋に溶け込んでいく千尋に対して、湯婆婆に何かやばいことをやらされているらしいハク。明と暗。

自室のベランダから足をぶらぶらさせてご飯を食べる千尋。原作映画でもこの光景何度も見たな〜
そして傷付いた血だらけのハク竜が千尋の部屋に飛び込んでくる。ここから千尋の成長が徐々に垣間見える。微かな表情の変化を表現して見せたり、手のひらに付いたハク竜の血を見つめながら決意する表情だったり、萌音ちゃんの感情表現の引き出しの多さにひれ伏すのみだ。

パンフでこの物語は千尋とハクのラブストーリーだと言ったジョンに私は違和感を感じていて、だけど萌音ちゃんの千尋はハクとのラブストーリーはスパイス程度に留め、千尋の成長に重きを置いて演じていた。萌音ちゃんがそう意識して演じていたかは本人に聞かないと分からないが、少なくとも私はそう受け取った。
オタクってめんどくさいんですよ。解釈違いを起こすとシャッターすぐ下ろしちゃうんですよ。だけど萌音ちゃんのお陰で少なくとも私は解釈違いを起こさずに、ストンと舞台版の千と千尋を受け入れることができた。三浦くんもパンフで千尋とハクのラブストーリー???って戸惑ってるらしい部分が垣間見えて、私は一人でにっこりした😊
あとSNS検索していたら、萌音千尋が手のひらについたハク竜の血を見つめながら何か決意したような表情を見せるシーン、萌音ちゃんのアドリブだったと聞いてオタク大喜びした。

「私、ハクを助けたい!」
助けられてばかりいた千尋がちゃんと2本の足でスクッと立って、異世界に迷い込んで頼る大人がいない中助けてくれたハクを今度は助けようとしている。その姿に号泣。マスクの下はべちょべちょよ。あー、マスクしててよかった。この時だけは567くんに感謝やな。それ以外は許すまじ!だが。
ミュージカル刀剣乱舞も丸二年は行けなかったからね!舞台刀剣乱舞もようやくいけそうで嬉しい。程よい地獄を堪能してくるよ(笑)

ボイラー室でハク竜からハクに戻る時、コロンと転がる推しがかわいいな😇
転がるから仕方ないんだけど、三浦ハクの裾が捲れ上がってしまって、それをごく自然に直す萌音千尋グッジョブ!お腹冷えなくてよかったです。ありがとう萌音ちゃん😌何の心配してんだ、オマエ…

暴走したカオナシとの対峙。
萌音千尋が暴走したカオナシに
「私の欲しいものはあなたには絶対出せない」
と言い切った千尋が素晴らしくて!😭
私原作映画のこのシーン大好きなんですよ。千尋が暴走したカオナシを見据える場面。その強い眼差しがカッコよくて。
その場面を萌音ちゃんはちゃんと表現してくれた。感謝しかない。
萌音千尋〜!素晴らしい!って一人心の中でスタオべしてた。原作映画通り、暴走したカオナシを見据えるまっすぐな視線も素晴らしかった。

目覚めたハクが真っ先に千尋のことを案じたの、愛よな〜(by釜爺)
愛だよ、愛。ラブストーリーが主なのは解釈違いだけど、こういう随所に見られる千尋とハクがお互いのことを思って後先考えずに行動してしまうのは解釈大一致です。

銭婆の家のシーンも、千尋のハクへの愛が溢れてるんですよ。それを演じる萌音千尋に感情移入してしまって大変よ。
ゆっくりして行きなさいと言われたのに、落ち着かない様子の萌音千尋の演技が素晴らしいんですよ。ハクに対する愛だな〜と感じてジーンとしてしまった。
ハクお前〜、千尋泣かすんじゃないよ!ってキレそうになったり。アレ?私の推しは三浦くんだったはずでは???と我に帰る。すまぬ😌

ハクが名前を取り戻した上空の飛行シーン、どうやるんだろ、無理じゃね?と思ってたけど、ここも人の手で行くのね。持ち上げられた状態でセリフ回しを難なくこなす萌音千尋と三浦ハクすごいな???🙄
この時の萌音ちゃんの表情の演技が素晴らしいのよ。笑顔がキラッキラ輝いて、三浦くんこの時どういう顔してたの?大丈夫だった?(何が大丈夫なんだ?)
私の席からは三浦ハクの表情が見えず、それが確認できなかった。確認できた方には是非とも教えてほしい(切実)

千尋とハクの手繋ぎおでこコツンにあーーーー!(頭抱え)これから千尋とハクがどうなるのかわかってるだけに切ない。何とかしてくれーーー!(無理)これブロマイドにして売ってくれ。いくらでも出すから!
二人の絆が垣間見えるとても切なくて、素晴らしいシーンだった。

「また会える?」
「きっとよ!」
原作映画のハクはもう会えないと思って千尋に接していると思っていたけど、このシーンの三浦ハクは絶対に会いに行く気満々だよな!って思ってます。つよつよのハクだからね!湯婆婆の方が八つ裂きにされそう(笑)千尋以外に向ける絶対氷点下の視線がな、最高オブ最高。我が推し、よく分かってらっしゃる!😊
このシーンでの三浦ハクを見上げる萌音千尋が可愛いんですよ。身長差から生まれる萌えが凄まじい破壊力で、ギュンギュンするな😇
原作映画の千尋とハクの身長差はあまりないんだけど、三浦ハクと萌音千尋は頭ひとつ分の身長差があるんだけど、全く気にならなかったな。普通だったらその身長差に解釈違い起こす所だけど、何でだろう。お二人の演技力の力技で気にならなくさせてくれているのだろうか?🤔

カテコ
当日はローソンチケットの貸切公演だったので、萌音ちゃんからご挨拶がありました。
「チケット買うならローソンチケットで!」
萌音ちゃん、よく分かってらっしゃる!(笑)ローチケの方々も感謝したことでしょう。
推しはどこにいるのかな〜と一生懸命探してたら、またわかりずらいところにいるし!www
何回めかのカテコか忘れたんですけど、推しが多分辻本さんの踊りを真似てゴロゴロ転がってーの、片足でひょいと起き上がるのをやって、客席からどよめき起きてたのより前かな?後かな?いつも後ろにいがちの推しを小さい萌音ちゃんが後ろからぐいぐい押し出してくれて、萌音ちゃんーーー!ありがとうーーー!😭小さい萌音ちゃんが推しの背中に隠れてしまったけど、可愛くてほっこりした。😊


萌音ちゃん
演技の引き出しの多さにひれ伏すのみでした。細かい気配りも随所に見られて、周りがよく見えているんだなぁと感心しました。帝劇0番に立つにふさわしい座長っぷりでした。カテコでカンパニーの方々に愛されてる様子に、こっちまで笑顔になってしまうわ。それとこれが一番感謝していることなんですが、いつも後ろに行きがちの推しをぐいぐいと前に出してくれた様子を見て、あ、萌音ちゃんがいれば安心だ!と思わせてくれました。ありがとう、萌音ちゃん。7月の千秋楽まで推しをよろしくね。あわよくば推しとミュージカルで共演してほしいと思いました。誰か偉い人ー、お願いします!

三浦くん
久しぶりに観た三浦くんは更に進化してた。もう、びっくりよ!誰もが知っている人気キャラを演じるのは相当のプレッシャーだったことでしょう。すごかった。元々すごかったけど、所作の美しさが更に人外っぽくて、神でした。ハクの神々しさが合っていたのかもしれないね。神を演じさせたら三浦くん!っていうくらいの存在になってくれ😌
千尋と湯婆婆たちに対する視線の差は意識して作ったのかい?あれ最高だった!
随所で歌うのか?ここで歌う?って思ってたけど、最後まで歌わなかったな???🙄後ろに行きがちな件は萌音ちゃんがいてくれるので、あまりうるさく言わないようにするね。次の仕事、歌のお仕事だといいね☺️

辻本さん
気持ち悪いカオナシの動き(褒めてる)が表現されていて、脱帽でした。ずっとカオナシのお面つけてて大変そうでしたが、カテコでは笑顔が見れてよかったです!(*´◒`*)

咲妃さん
リンと千尋のお母さんの切り替えがすごかったです。特に最後の辺り。リンのセリフで大好きなセリフがあって、
「鈍臭いって言ったこと取り消すぞ!」
これ聞けただけでもこの舞台を見に来た甲斐がありました。リンを演じてくださってありがとうございました!

橋本さん
千尋とハクを見守る優しさに癒されました。愛に溢れていましたね〜
場内アナウンスも笑わせていただきました。愛ですよね!!!☺️

朴さん
声が通る、通る。さすが声のプロフェッショナルですね。本家の夏木さんとのWキャストはプレッシャーだったことでしょう。それを微塵も感じさせない。さすがです。久々に黒執事のマダム・レッドを見たくなりました😊


まだ一回しか観劇してないので、何とか地方公演も行きたいなぁ。萌音千尋と三浦ハクをもう一度見たい!もう一回今度は違う角度から観察してみたいです。名古屋狙おうかな〜
ここまで読んでいただきありがとうございました。また追加するかもですが(^_^)


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