はじめまして、note

以前から悲しいことがあったり、理不尽なことに遭遇したりすると、その事について永遠とぐるぐる考えてしまう。このコロナ禍でいろんなことを考えるようになって、それが顕著になっている。

特に、ここ数年、年を重ねるごとに自分に対する理不尽だけではなく、周りから聞いた話だったり、時には、ドラマの登場人物が怒鳴られるシーンに遭遇するだけで「自分だったらどう反応するだろうか」などと、そういう目に遭ってもいないのに、あたかもそういった仕打ちを受けたかのように感じてしまうのだ。あまりにも被害者意識が高い。

そのぐるぐる思考に結論が出るところまでたどり着いても、それで終わるわけではない。また何かのきっかけで同じようなことを考え始めてしまい、全く同じ思考経路をたどる羽目になるのだった。同じことを、同じようなことを、何度も何度も繰り返し考えることに疲れてしまっていたのだが、これを一度文章化することで、エンドレスだった考えが少しまとまることに気がついた。

もうひとつ、自分の書いた楽しかった文章やメモで癒されることにも気がついた。
最近、自分のツイログ（ツイッターのツイートをブログ形式で保存するサービス）をよく見返しているのだが、過去の私は、仕事に行くのが嫌だだの、健康になりたいだのとてもつらいだのと普段の生活をぼやきながらも、とても楽しそうにもしている。ウイルスの心配などせず（インフルや風邪の心配はあるけれど）、外に出向いてはパフェを無邪気に貪ったり、くりぃむしちゅーのＡＮＮ復活で歓喜し、お笑いライブにどきどきわくわくし、くりぃむＡＮＮの聞き直しに勤しみ、曲がりなりにも愉快に日々を過ごしている私がいた。「あの頃はよかった」と過去の事ばかり振り返ることはよくないことなのかもしれないけれど、少なくともこの生きづらい時代に楽しかったことを見返すと、心が落ち着くことが実感としてあった。

私はブログをやっていたけれど、生来のめんどくさがりから、放置を重ねてしまい、あまりちゃんとした文章を残してこなかった。ツイートだけで、自分の楽しかったことをきちんと書き留めておかなかったことを、今、とても後悔している。

今のささやかな楽しいことを書き留めること、昔の楽しかったことを文章として再構築して、忘れないうちに文章として残すことで、自分が、なんとか生きていく中で小さな糧になればいいなと思い、noteを始めることにしました。
自分の考えを、自分のために書くものではありますが、なるべく、感情に飲み込まれないように文章を書いていければいいなと思っています。どうぞ宜しくお願いします。