プロパンガスと都市ガスの違い

プロパンガスは、主にサウジアラビアから輸入され国内の基地へ入り、タンクローリーで充填所に送られ、充填所でガスボンベにガスを充填し、ガスボンベ配送車により一般家庭や飲食店に運ばれる。
都市ガスは、主にオーストラリアから輸入され、ガスホルダーと呼ばれる大きな球体に詰め込まれる。ここを拠点にガス導管を通じて消費者に供給される。
 どちらがお得かはいえない。料金体系はどちらも毎月、基本料金+従量料金で、プロパンガスは人がガスボンベを一般消費者に定期的に切らさずに運び交換するため、配送費がかかる。逆に、都市ガスはガス導管を通じて一般消費者に供給されるため、配送費はかからないがガスを引き込むための初期費用がかかる。そのため、ご自宅の場所やご使用方法によって適切なガスはどちらか検討する必要がある。

プロパンガスは24,000kcal、都市ガスは11,000kcal、プロパンガスが都市ガスの約2倍の火力を持っていて、プロパンガスは非常に熱量が高いのが、特徴。都市ガスは火力の低さをカバーするためにガス器具はガスが多くでるように作られている。そのおかげで火力が弱く感じることがないので、実際の使用上ではプロパンガスと都市ガスの差を感じることはない。



都市ガスは公共料金なので基本料が一定
都市ガスは公共料金なので、基本料金は一定です。ガスの使用量ごとに基本金額が明確に決められている。

そのためガス会社の都合で急に高くなったり、安くなることはない。

そもそも都市ガスはガスボンベを運搬する必要がないので、人件費などのコストが低く、基本料金が安い。

20㎥未満なら約750円、80㎥未満なら約1,040円で住む。

プロパンガスは各会社で金額が変わる
プロパンガスは、会社によって金額が大きく変わります。人件費やガス自体の原価に応じて、各業者が自由にガスの値段を設定しているから。

地域によって差がありますが、都内の基本金額は約1.5~2千円ほど。

競合企業が多い地域ほど安く、反対に少ない地域はかなり高い傾向がある。

都市ガスとプロパンガスの見分け方

物件のガスの種類が都市ガスとプロパンガスかどうか、見分ける方法は2つある。

ガスボンベが置かれていたらプロパンガス

都市ガスとプロパンガスの一番簡単な見分け方は「ガスボンベがあるかないか」

敷地内に上の写真のようなガスボンベが置かれていたら、契約されているガスの種類は必ずプロパンガス。

都市ガスは地下のガス管を通って供給されるため、ガスボンベが置かれていない。

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