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僕らの世界をどうするの




2009年から2012年まで
教育テレビで[ソングライターズ]
という番組が放送されていた。

佐野元春がホストで
様々なゲストが登場した。

小田和正
さだまさし
松本隆
スガシカオ
矢野顕子
Kj (Dragon Ash)
桜井和寿 (Mr.Children)
後藤正文 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)
鈴木慶一 (ムーンライダーズ)
岸田繁 (くるり)
RHYMESTER
山口一郎 (サカナクション)
山口隆 (サンボマスター)
KREVA
曽我部恵一 (サニーデイ・サービス)
トータス松本 (ウルフルズ)
キリンジ
七尾旅人
中村一義
大木伸夫 (ACIDMAN)
星野源
山崎まさよし
なかにし礼
大瀧詠一


まさに伝説のトーク番組だった。




その中でも震災から間もない
2011年4月30日(土)に放送された
サンボマスターの回が忘れられない。


どこかの大学の講堂が会場だったと思う。

そこで学生たちが
その場で四行詩を作り
サンボマスターが即興で曲に仕上げていく
斬新的な内容だった。


あの春。
安全と言われ続けていた原発は
いとも簡単に爆発した。

東北の惨状は連日報道され
スーパーにはバカみたいな行列が出来て
街では計画停電が実行された。


未来さえ見えない
混沌とした時期の世界が
この時の演奏に刻まれている。

演奏終盤。
先輩や大御所という肩書きすら関係なく
佐野元春をセンターに引き吊り出す
山口の気迫が凄い。

ロックンロールには
上下関係など必要ない事が
改めて分かる瞬間。




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