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Yellow Studs


イエロースタッズ。
2003年結成の無所属インディーズバンド。
ロックの他にジャズやガレージパンク等も
取り入れるロックンロールバンド。

初めて知ったのはYou Tubeの動画だった。
Vo&Pの野村太一の声とビアノにヤラれた。

マイナー調のコードにリアルな歌詞。
インディーズとは思えないMVの完成度。
1発で好きになった。





"この国の趣味は洗脳です
 あの国の趣味は戦争です"
 と告発し耐え切れない現状なら
 ドロップアウトしちまえと歌う[脱線]




"ゴミみたいな音の羅列を信じてる人々へ"
[PIPI]




イエスタの音楽に出会って
自分は間違っているモノに対して
きちんと反抗する事を覚えた。

争っても仕方ない。
と諦めてた事に対して
嫌われても良いから
自分の気持ちを殺さないで
反抗する事を覚えた。




初めてLIVEを見たのは
2018年7月15日(日)。
池袋西武の屋上でT字路sのミニLIVEを見た後
同じ池袋のAdamというライブハウスで見た。

会場に入ると既に満員で
入口の扉を開けても入場が困難なくらい
ビッシリ埋まっていた。

諦めようとした時。
入口付近に居た女性が奥に少し詰めてくれて
一緒に行ったカミさんと何とか入れた。

カミさんを先に入れて
自分は入口ギリギリの所で
お客さんの隙間から見ていたが
酸欠状態で座り込む時もあった。

その時もさっきの女性は心配そうに
こちらを気遣ってくれた。

(ちなみにその女性とカミさんは
その後のLIVE等で友達になった。
クーちゃん有難う。)


その後も渋谷。下北沢。青山。越谷etc.
何度もLIVEに通った。

2018年9月16日(日)。
高崎で開催されたフリーLIVEにも
新幹線を使って見に行った。

なんでそこまで追いかけたかと言うと
シンプルに楽曲が良い曲ばかりだから
としか答えられない。そしてLIVEが凄い。

何回もライブハウスに通う内に
いつも見に来ていた太一のお父さんと
話すようになった。

2019年10月27日(日)に
イエスタの楽曲が映画に使用された
映像グランプリというイベント会場にも
お父さんは来ていて少し話した。

残念ながら数年前に他界してしまったが
この曲を聴く度に太一のお父さんの
優しい笑顔を思い出す。

"気付けば病気になりました
 それでも胸を張んなきゃ
 デタラメに生きてきました
 生きてる事に疲れました"

 と自分の弱さを暴露し
 年老いた自分の親への手紙を綴った
[汚い虹]




この他にも山ほど良い曲が存在する。

"美容師になって
 あなたの髪を切るから
 それまで伸ばしてくれて構わない"

 と約束するも叶わなかった
 自分の祖母との別れを歌った
[秋晴れの空]




2023年4月2日(日)のLIVEで
ギターの奥平が脱退し
太一の実弟であるギターの良平も
一時活動休止中だが
サポートのギタリストを入れて
活動は続いている。

植田さんのベースは重くて腰に響くし
ドラムの高野さんはバイオリンの腕も凄い。

無くなったら困るバンドなんだ。

イエスタのLIVEは
上手く生きたくても生きれない
そんな人達の集まる場所だった。

それでも生きていく
生存確認の場所だった。

10月の越谷のLIVEにも絶対行く。

奇遇にも対バンの1つはT字路sだ。








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