𝙃𝙄𝙏 𝙏𝙃𝙀 𝙍𝙊𝘼𝘿

ついに見てしまいました。

SEVENTEENの好きな曲について好きに語る記事を作っていたところだったのに……これはむりだ〜〜〜〜（大の字）

初見のこの気持ちを忘れたくなくてばーっと書いているので支離滅裂なところがあるかもしれないけど、それでも何か残さずにはいられなくなる、

そんな熱が迸るようなドキュメンタリーでした。

2019年から2020年にかけて行われたワールドツアー『Ode to you』の裏側も裏側、そんなところまで写しちゃうの？というくらいメンバーに密着した映像が見られるんですが、日々わたしたちカラットに笑顔やしあわせをくれるアーティスト・SEVENTEENたちの『人間』としての顔がまざまざと突きつけられる映像ばかりだった。

いや〜〜〜〜、、、
推しへの欲目もあるけどさ、セブチって「応援したい」を引き出す能力が、きっと人よりちょっと恵まれている。ほんとのはなし。


ここまでセブチを押し上げてくれた先輩カラットたちの力を感じつつ、豪華さと過酷さと夢の詰まった映像17作品をやっと見ることのできたおたくのひとり語りにどうぞお付き合いください。（ようやく話始めます）（長い）

1.タイトルがいい

そう、タイトルがいい。

ep.1    君が気楽に歩けるように
　　　　/우지 (WOOZI)
ep.2    早く走ることだけが重要ではない
　　　　/ 원우 (WONWOO)
ep.3    見知らぬ道の上で
　　　　/ 에스쿱스 (S. COUPS)
ep.4    この道の終わりに
　　　　/ 호시 (HOSHI)
ep.5    未知の道に出くわしても
　　　　/ 민규 (MINGYU)
ep.6    この道の折り返し点を通り過ぎたら
　　　　/ 조슈아 (JOSHUA)
ep.7    一緒に歩むこの道
　　　　/ 승관 (SEUNGKWAN)
ep.8    少し息を整えて、もう一度
　　　　/ 디노 (DINO)
ep.9    僕なりの速さで道を歩けば
　　　　/ 버논 (VERNON)
ep.10  自分に向き合う時間
　　　　/ 디에잇 (THE 8)
ep.11  僕のところに来て
　　　　/ 정한 (JEONGHAN)
ep.12  暗い夜道を歩く時
　　　　/ 준 (JUN)
ep.13  ゴールラインまで僕がそばにいるよ
　　　　/ 도겸 (DK)

epilogue  僕たち、また
　　　　　우리, 다시 (Us, Again)

っか〜〜〜〜〜〜〜〜！！！
この割り振りだけで当分飲み明かせそうなくらいに「「「良」」」が溢れています。

なんとでも捉えられる気がしませんか、これ
主語がメンバーでもこちら側でも。

『우리, 다시 (Us, Again)』に繋げるタイトルなんでしょうけども、なんとも各メンバーに合いすぎていて…

突然ステージが他人に見えてしまったエスクプス、体調を崩しながらも走り切ったディノ、セブチの根幹たる音楽を支えることになったウジの心の内、

なんて考えていくとね、もうもうもうもう。
아아아아아아~~~~~~~~진짜！！！！！
（使いたかったんです）（間違ってても無視してください本当）（ほんの出来心だったんです）

ここで、改めてホシくん回のタイトルを見てほしい。

『この道の終わりに』

そう、『この道の終わりに』。

前回のnoteでも触れたのですが、
いつか終わりが来ることを知っている人
終わりなんて来ずに永遠よ続けと願う人
どっちもいるよねっていう話で。

ホシくんは完璧に前者だと思います。
終わりが来ることを知っているからこそ、命を削ってその『いつか』まで駆け抜ける人。

人間・クォンスニョンの純真さと、
残酷なまでに真っ直ぐなアーティスト・ホシ、

両方が詰まってて、ほんとね、なんて言えばいいんでしょうね、

epilogue 8:00くらいのシーンなのですが、お分かりいただけると思うんです。
ホシくんの目に火が灯る瞬間が。

こうして、こうやって、ステージを駆け抜けてきたんだね。

残酷で美しい。

きみは、きみこそは。
ステージの上で死んでくれ。

他のメンバーについてもたくさんお話ししたいところではありますが、次に移らないと大変なことになりそうなので（わたしが）そろそろ終わります。
考え抜かれたタイトル、天才の所業。

2. メンバーへのイメージ

HIT THE ROADを見終えて、まずペンを取ったのがここでした。
メンバーの心の内を少しだけ覗き見ることができたおかげで、僅かながらではあるけどなんとなく解像度が深まったので今のイメージとして残しておきたいんです。
いつかこれを見返して、
「そうなんだよな〜」となってもいいし、
「ぜんっぜん違うよ〜！」って笑ってもいい。
今わたしが感じた、メンバーの季節。
（個人差については申し訳ありませんが何卒ご容赦ください）（今後より理解を深めていきたいと思っております）

ウジ
春、夏を感じ始めた春
雨が過ぎてだんだんと暑くなっていく、そんな春の終わり

ウォヌ
夏、湿度のない夏
一転梅雨入りした時の表情の違いに驚愕する

エスクプス
冬、長く耐え忍んだ厳しい冬の終わり
季節を乗り越えたあなたはきっと誰よりも優しい

ホシ
夏、夢のような季節よ終わらないでと願う夏の終わり
ふとした時に感じる柔らかな秋の風

ミンギュ
夏、楽しさを連れてやってくる夏の扉
全員を巻き込んだ弾けるような季節の到来を感じさせる

ジョシュア
春、長い冬を耐え抜いてやってきた春
長距離を走り切る忍耐力とあたたかな心
…シュアパートを見るまではメモすら取ってなかったんです。なのにこの人のあたたかさと強さを見て、「あ、春。春の人」そう思ってこの記事が生まれました。

スングァン
秋、豊かさの秋
たくさん実った感情を分け与えることのできる季節

ディノ
冬、養分を蓄え春の訪れとともに誰より大きく羽ばたくための冬
芽吹くその日まで思考を止めない
…動画内でもたくさん話す姿が印象的だったディノ。口に出すことで思考を整理しているのかな。
もっと悩め、もっと足掻け。すっ転んでも倒れても、歯を食いしばって食らいつけ、って。そう思わされる。ウリマンネ、きっとでっかい人になります。（何目線）

バーノン
冬、容易なことでは倒れない不言実行の強さ
吹雪く日だろうとなんだろうと見失わない軸

THE 8
春、軽やかな春
等身大の「はじめまして」のドキドキとしなやかな風を感じる

ジョンハン
冬、雪解けを待つ冬
温かい食事をみんなで囲む暖かさと努力、理性

ジュン
秋、秋の空のように爽やかで自由でそして思慮深い
彼だけの不規則的な規則

DK
秋、涼しさと暖かさが同居している
実るほど頭を垂れる稲穂かな

個人的にソクハニのあたたかさに救われることが多いのですが、
ハニに『僕のところにきて』
ソクミンに『僕がそばにいるよ』
と当てているところにグッと来てしまいました。
どちらとも自信満々なタイプではないと思っているのですが、2人になった時に少しだけジョンハンの自信のなさというか、僕なんて、というその部分が勝るような気がしていて。
そんな時、年下であるソクミンのあたたかさにきっと、ハニも救われてるんじゃないかなと。

ここまで読んでくださっているあなたが思う、メンバーの季節はどうですか？
きっと一人ひとり感じ方が違うと思うんです。
ぜひ機会があったらお話ししましょう。
あなたの季節、教えてください。
（唐突）（交流の下手なオタクはこれだからいかん）

3. 僕ら、もう一度

きっと、並々ならぬ決意と共に彼らのワールドツアーはスタートを切ったはずだった。
しかしながらコロナの世界的流行を受け、初のヨーロッパ公演を目前に突如終えることとなってしまった。
文字通り倒れても、満身創痍でも駆け抜けようとしていた13人の胸の内はわたしなぞには推し量ることすら烏滸がましいほど。

2020年、何もなかった、で終わるのかな。

まだセブチに出会っていなかったわたしも、こんなことを思ってました。
急に現場がなくなって、気軽に友達とも会えなくなって、思いのままにハグをすることすら憚られるようで。

チケット取れてたのに。会えたのはずなのに、、

あの頃いろんな気持ちが渦巻いていたことと思います。

祈るようにぎゅっと目を閉じては好きな音楽を聞いていたけどあの頃。

こんなツイートをしていたことを思い出しました。

音楽よ、止まらないで、

（いや、くっせ〜〜〜〜）

ごめんなさいね、でもちょっと大目に見て。

あんな頃だからこそ、あんな状況だからこそ、

音楽が
メロディが
歌詞が

グサッと心に来てたんですよね。

そんな2020年5月、
𝙃𝙄𝙏 𝙏𝙃𝙀 𝙍𝙊𝘼𝘿は世に放たれたわけです。

音楽を止めない　　歩みを止めない

という彼らの強さと決意　そして、

大変な時も、しんどい時も
きっと君を守ってあげる

苦しい時はしばらく息を整えて
この道はまだ続いているから

ね、大丈夫　きっと会えるよ
ぼくたち、また

（もう言葉はいらないですよね）
（ブログで一番言っちゃいけない言葉を言ってしまいました）
（でも本当そう）（ちゃんとした歌詞のちゃんとした和訳はちゃんとした方のところで見てくださいね）（当たり前）

すっっっごいストレートに入ってきませんか。
ちゃんと心に届くこの感じ。

こんなラブレターをもらった当時のカラットたち、号泣だったろうな。
すんごい綺麗な愛の形ですよこんなん。
SEVENTEENさんは正解しか知らないの？
全員が愛の人じゃん…（また言ってる）

epilogueの『僕たち、また』で、絶妙なタイミングで挟まれる9-TEENの話もしたいのですが今回はぐっと我慢します。今度聞いて下さいね。でへ。

曲の話ですがね、ユニゾンの美しさにも触れておきたいんです。

低い声、高い声、
深い声、軽やかな声、

全部混じり合うけど、全部違って、
それでいてちゃんとSEVENTEENで。

歌い出しが『未知の道に出くわしても』なミンギュと『僕なりの速さで道を歩けば』のボノニなところもね、ああ、セブチは揺らがないなって思えてほんっと〜〜に最高だしね(タイトルの話です)、この調子でタイトルとパート割を見ていくと時間がいくらあっても足りないんです。全部話したくなっちゃうし、みんなと握手したくなっちゃう。
本当に、本当に、、、(目頭を押さえる絵文字)

とても考えられてる作りをしてますよね。
メンバーの陰と陽だったり、強さと共感だったり、……なんて言ったら全ての人にこのやさしさを伝えられるんだろう、

とにかく天才です。ありがとうございました。

急に投げっぱなしになりましたけど、もうこんなことしか言えないです。書きながら胸いっぱいになってしまった。

우리, 다시. 
다시 만날 거야. 

そんなわけで咀嚼してもしきれない𝙃𝙄𝙏 𝙏𝙃𝙀 𝙍𝙊𝘼𝘿を胸の内に抱えたままなんと10月のカムバが発表されてしまい、こうして焦って書き上げた次第です。
常に新しい死が更新される世界、고맙다.

teaserからもう完全優勝の気配しか見えませんが、Attaccaの裏でもメンバーたちの悩みや不安とかそんなものたちがあったんだと、そう思うことでなおさら愛おしく、そしてありがたく10月22日を迎えることができそうな気がします。

あ〜だめですね、全然締まらない。
布団被って内緒話みたいにしてみんなでもっと話したい。
盛り上がっちゃって布団剥がれるまで笑ったりとかね、
そんな夢みたいな、　僕たち、また。

本当の最後にメインタイトルの𝙃𝙄𝙏 𝙏𝙃𝙀 𝙍𝙊𝘼𝘿

転んでも躓いてもまた前を向く、
そんな13人の道。

傷の愛おしさったらこの上ないや。