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タロット塾22.09.18の週の課題

今週も滑り込みで課題を提出します!流れを読むのがやはり難しいと感じています。修練あるのみということで、読んでみました。

【課題①】
子供がなかなか勉強に集中してくれません。子供にとって良い方向に進むためにどんなことを伝えたら良いでしょうか。

 お子さんの将来を案じたご相談ですね。あなたはお子さんが勉強に集中しないことで、不安をお持ちなのでしょう。お子さんにとっていい方向とはどういう方向なのか、あなたの理想とお子さんの目指すところに乖離があるかもしれません。そのギャップがどこにあるのかを探っていきたいと思います。お子さんはお子さんで十分に考えているかもしれませんよ。

過去:ペンタクルス7、現在:ペンタクルスのキング、未来:魔術師

・過去と現在のカードから、相談者のお子さんの状況を読み取ってみましょう。
過去にペンタクルス7が出ています。見てお分かりの通り、実りはあるものの本人としては満足がいっていない様子が描かれています。
お子さんからすると努力に見合った結果が出ていなくて、伸び悩んでいたのではないでしょうか。「どうせやってもうまくいかないなら……いやでも頑張ってみるべきなのかな……」と思いを巡らせて自分なりに試行錯誤をしていたのかもしれません。
現在にペンタクルスのキングが出ています。ペンタクルスキングは、ペンタクルのスートが示す知識や経験や財産を有効にフル活用できる状況にあることを示しています。もっとも、カードを見てわかる通り、現在の状況に満足しているような様子も見受けられます。
お子さんとしては、伸び悩んでいた状況から脱却してきていると感じているではないでしょうか。よい兆しが出ているので、もしかしたらそれに満足しているのかもしれません。これまでよりはよくなってきたので、ゲームをしたり、他の趣味や遊びにも時間を費やして全部楽しみたいぞという気持ちも出てきているのかもしれません。

・現在と未来のカードから、あなたならどのように伝えますか?
現在のペンタクルキングからの未来に魔術師の流れが出ています。この流れはいい流れです。魔術師は始まりのカードです。道具はすべてそろっていて、「さあ!今から何をしようか!」という準備万端な状況です。
ペンタクルスキングで、知識・経験を積み地盤が整ったところで、未来に魔術師のカードで地盤もOK、心の準備もOKな状態ですから心配しすぎず、お子さんのやりたいようにやらせてあげるのがよいのと思います。もっとも、親としては遊びに時間をかけすぎていることは気になると思うので、「いまはあなたの頑張りが実ってきているところだから、勉強の時間とゲームや遊びの時間を決めてみてはどうだろう?メリハリをつけると、遊びの時間がもっと楽しくなると思うよ。」と提案してみるのがよいのではないでしょうか。

・あなたが想像する未来を相談者につたえてみましょう。
親として、子どもの将来について不安に思う気持ちはあると思います。しかし、子どもは親が思うより成長しているものです。心配しすぎず、お子さんのやりたいことをやりたいようにさせてみる。その姿を見守るのも親としての役目の一つだと思います。とはいえ、魔術師のカードははじまりのカードですから、お子さんが今後どうなっていくかはお子さん次第です。ですので、口うるさくなりすぎず、お子さんのやりたいこと、目指す道について一緒に考えて時にはアドバイスをしてあげるというサポートを欠かさない形で一緒に歩んでいくのがよいと思います。

【課題②】
役者をしています。でも、最近では自分の良さや強みがわからなくて弱気になっています。役者のまま行くのか、別の道を考えるか。自分の才能はどんなところにありそうでしょうか。

役者として活動しているのですね。役者は個性的な方が多いですから、そのような方とお仕事をしていく中で大きな不安を抱えるようになってしまったのではないでしょうか。「自分の才能は?」とお伺いなさるところから推察すると、他の人と比較してしまっているのではないでしょうか。どういったところから役者を続けていくことへの不安が生まれてしまったのかをカードを通してみていきたいと思います。

過去:ソード3、現在:愚者、未来:ペンタクルスペイジ

・過去と現在のカードから、相談者の状況を読み取ってみましょう。
過去にソードの3が出ています。ご覧いただいてお分かりの通り、ハートに剣が3本突き刺さっています。空からは雨が降っているようにも見えます。
あなたは、他人から「役者に向いていない。」「役者としてやっていくには華がないよね。」などと心無いことを言われたのではないでしょうか。あるいは、同じころに役者として活動し始めた人に比べて自分は売れていないと感じているのかもしれません。人からの言葉や他人と比べた時の自分を見つめなおしたときに、「自分はなんてダメなんだろう。」と思い詰めてしまい、非常に傷ついている状態にあるのではないかなと思います。
現在に愚者のカードが出ています。愚者は自由を表すカードです。何者でもない自分を表しているともいえます。
相談にもあるように別の道もあるのかもしれないと考えていることから、まさに今は「何者でもない」状態なのかもしれません。役者を続けることもできるし、別の道に進むこともできます。ただ、何者でもないということは何者にでもなれるということです。役者としてどういう方向性でいきたいのかをいま、問われているのかもしれません。

・現在と未来のカードから、あなたならどのように伝えますか?
現在に愚者、未来にペンタクルのペイジが出ています。ペイジは見習いの子を指します。ペンタクルのスートは知識、経験や財産を表します。未来にこのカードが出ていることから、決めた道で、経験を積んで多少のお金を稼ぐことはできそうです。ペイジのカードはスートの力の使い方を学び始めたところですから、適切に使い方と学んでいけば大きく成長できるのではないかと思います。

・あなたが想像する未来を相談者につたえてみましょう。
現在にある愚者のカードからすると、「役者」という職業との親和性は高いのかなと思います。「何者でもない」とは「何者にでもなれる」可能性を秘めているからです。今は、様々な役のお仕事にチャレンジして、どの役が自分にフィットするか、どの役を演じると人気が出るか、好評を得られるかを探ってみるのがよいと思います。その中で、自身でも違和感なく、周りからも評判の良いキャラクターが見つかるでしょう。そうしたら、その方向を打ち出していくことで、次第に知名度も上がっていくのではないかと思います。

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