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ズーラシア@神奈川県〜その④〜

さて。
前回はマレーバクについて執筆させていただいた。

今回はまた道順に進み
フランソワルトンとアカアシドゥクラングールに焦点を当てようと思う。

フランソワルトン
そして
アカアシドゥクラングール

どちらもそこまで聞き馴染みのない名前かと思う。
(なんならボウシテナガザルだってそうじゃろがい!)

何故、2種ともそこまで聞き馴染みがないのだろうか。実は展示施設がすごく少ないのである。

フランソワルトンは日本国内の6つの動物園で展示されている。
一方、アカアシドゥクラングールに関しては
今でこそ日本国内2つの動物園で観ることができるが、2022年7月19日まではズーラシア1園のみでしか観ることの出来なかったとてもとても珍しい霊長類なのだ。

じゃあ、どんなお猿さんなんだい??
と気になったアナタ。
是非現地に出向いて見てみて欲しい。

なーんて事は言わない。

↑フランソワルトン
頭のポワポワ角みたいな髪の毛がとても特徴的である。
生まれたての赤ちゃんは大人の黒色からは想像もつかないような綺麗なオレンジ色をしている。
なのでオレンジ玉ねぎちゃんと界隈では言われている。
(子供が気になる方は是非画像検索していただきたい)

彼らは日替わりでグループ展示されている。
どのグループが展示されているかは展示右側の看板を見るとわかる。
個体識別したい方にはありがたい事だろう。

またここは檻展示でガラス張りではない。
スマホ撮影だと残念ながらメインが檻なのか?!というくらい檻がガッツリ映り込んでしまうが、割と近くで毛繕いしている様子や葉っぱを食べている様子を見れるのでぽけーっと見ているだけで30分経つなんてザラなのでタイムクラッシャーである。

晴れの日は日の差し込み具合が半端なく良いので、一眼勢はセンターよりも左右にズレて撮影していることが多いように思う。



↑アカアシドゥクラングール
アカアシドゥクラングールである。
よっ!アカアシドゥクラングール。
本当にアカアシドゥクラングールは意味がわからないほど美しい。

実際、世界で最も美しい猿と言われている。

配色、毛の生え方、目や耳などのパーツ、形...
どれをとっても本当に意味がわからない

このアカアシドゥクラングール。
残念ながらやはり檻での展示となっている。
そして展示は日替わりのグループ展示である。


さて観覧スポットについてだ。
ここには観覧スポットが2つある。

一つ目はアカアシドゥクラングール展示場着いてすぐの場所、もう一方は曲がった場所である。

まず、着いてすぐの場所からの観覧について乱筆していこう。

〜基本情報〜
アカアシドゥクラングール舎には仔猿が2匹いる。
サン(♂)とライ(♀)である。
サンが生まれてからまだ1年経っていないし、ライもお姉ちゃんと言えどまだ小さい(個体識別として私がポイントにしているのはライちゃまの方が頬毛が長い、ツインテール)ので仔猿が展示されていたら観衆がギャンギャンにうるさい。
忠告として、ここは本当に人が多いので負けないで欲しい。

先出したフランソワルトンとこのアカアシドゥクラングール、お隣さん展示されているのだが、アカアシドゥクラングールはフランソワルトンよりも人気度が高い。
写真を見たら一目瞭然だが、アカアシドゥクラングールはカラフルでとても個性的なビジュアルだ。
そうするとフランソワルトンの白黒のありがちな配色よりも少し目を横にやったときに飛び込んでくるカラフルなアカアシドゥクラングールに気を取られてしまうのも仕方ないと思う。

肉眼でもハッキリクッキリと何をしているのか見えるこのポイント。
間近で可愛さと美しさが融合したアカアシドゥクラングールをずーっと見ていられるのだから、モンキー勢でなくても、充実した時間が過ごせる事間違いなしだろう。

撮影に関してだ。
檻ばっか!ふざけないでよ!と思う方に朗報だ。
意外や意外、スマホ撮影でもうまい具合に撮影している方が多いように思うので、(無論、檻は映るのだが)諦めずに写真・動画撮影をしていただきたい。

一眼勢もここではみんな思い思い撮っている様に思うが、センターにはいない。
大体左右にズレている。
勿論肉眼ハッキリ勢に場所を譲っているというのもあるが、センターだと擬木が映り込んでしまうのだ。(裏話)
なので右端、または次に特筆する観覧ポイントにいることが多い。

観覧ポイントその②。
着いてすぐのメイン展示場の曲がったすぐのところだ。
ここは檻上天井近くの角でぶら下がっている彼らを上手いこと撮れるオススメポイントだ。
(秘密だよ❤️)
一眼だと600mmあれば十分かと思う。

やはり彼らも猿なのでたくさんの人からの視線、レンズを長時間向けられていると逃げてしまう。どこに逃げるかというと天井近くの角なのだ。
ただここから肉眼でハッキリクッキリ見ようとすると少しだけ見づらいかと思う。

でも残念がらないでほしい。
何故ここまで、このポイントを推しているのか。
それには訳がある。
メインで人だかりがあると角に行ってしまうが、第二観覧ポイントに人が少なければ目の前にきてくれるのだ。そして割と居座ってくれているように思う。(体感15分、実際20秒)
なので、最高の優越感に浸りながら彼らと会話することができる。

総じて、アカアシドゥクラングールを観覧する際はメイン場所で流し見て第二観覧ポイントで観察。メインの人が次へ流れたらメインで見る。次の人だかりができたら第二観覧ポイントへ移動。そして人が流れたらメインへ移動....そう無限ループだ。

こうすることで裕に3時間過ぎているなんてことも....

時間に余裕がある際は是非一度時間を忘れて、この観覧方法を試して欲しい。

また第二観覧ポイントの後ろにはアカアシドゥクラングールの家系図などのズーラシアお手製の看板があるので見てみるのも良いだろう。

きっとアナタも
モンキー勢になること間違いなし🐵ウキーッ

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