アザーワールド・ファンタジー・スカーミッシュ シナリオ6「森の暴虐竜」

あれから月日が流れ、名高い冒険者となった騎士ファーレンハイト卿は旧友の太陽領聖騎士ウィルハムと共に過去最大の勲となるかもしれぬ戦いに赴こうとしていた。傍らにはつねに一緒であったデュラハンはいない・・・。しかし手練れの従者達をお互いにそろえた2人は、ドーンヘイブンを脅かす赤龍アディネイウスの巣とされる森の深部に踏み込んでいった。

シナリオは「SLAY」。200GP戦。ドラゴン側はツキカゼ、冒険者側はエイジ・ナグのタッグ。

霧立ち込める森の中、物音立てずに赤龍の巣に忍び寄る一行。まだ気が付かれていないようだ。

クロスボウマン「ウィルハム様、そろそろ射かけても良いですかね?」

サー・ウィルハム「サーを付けろよタイツ野郎。まだだ、ファーレンハイトの合図を待て」

ファーレンハイト「こんな時に隠密の得意だったあいつがいれば・・・。よし全員位置についたぞ。」

ベスト・ポジション!

従者達が矢を一斉に射かける! 手練れの者ばかりで次々と命中するが、年経た竜の鱗には傷1つ付かない! 眠りを妨げられたアディネイウスは炎をアーチャーに浴びせかけ、大怪我を負わせる。ファーレンハイトとウィルハムは予定より早く竜の前に飛び出し従者を下がらせる。

尻尾だ!尻尾を狙え!

サー・ウィルハム「火竜なら火竜らしく火山にでも巣を構えろ!」

そしてファーレンハイトの一閃がついに赤竜の傷ついた鱗の隙間に沈んでいく。

2人の騎士の手によってついに暴虐竜と恐れられたアディネイウスは倒れた。見捨てられた地ダナランドに巣くう竜はアディネイウスだけでは無いが、今しばらくはドーンヘイブンの住民は安らかに眠る事ができるだろう。












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