メタルフィギュアのコレクションについて

私がメタルフィギュアに初めて触れたのは30年くらい前、D&D用のプレイヤーキャラクターやモンスターに使う為に買った「ADD3 - CLERIC WITH MACE」とケイオスウォーリアー3体のパックでした。

クレリックは友人のキャラクターとして購入したのですが(写真は2年くらい前に塗ったもので当時は未ペイント)、自分のキャラクターはラル・パーサのウッドエルフを使用していました。

TRPGではミニチュアを使う事にこだわりがあり、それなりに各社のミニチュアを購入して楽しんでいました。中でもシタデルのミニチュアが好きだったのですが、当時のお小遣いやバイト代は、様々なTRPGルールブックやそのサプリメントにお金が消えていき、フィギュアにはさほど回せなかったので値段の安かったラル・パーサ、グレナディア、ホビー・プロダクツ、RAFMといったメーカーをメインに買っていました。

いつしかTRPGに対する情熱が消えていき、WARHAMMERを始めたのが2001年。新しいゲームに私は夢中になりました。その時には何故シタデルをもっと買ってこなかったのかと後悔しましたが後の祭り、半分腹立ちまぎれに他社のミニチュアはほとんど手放してしまいました。しかもその中には私の初めてペイントした記念すべきモデルであるラル・パーサのエルフも含まれていました。今考えるとなんと愚かな・・・。

とは言ったものの、私は塗らないミニチュアをコレクションする事にはさほど興味が無く、常に”近い将来ペイントしたい”ミニチュアだけを購入しています。逆に何故か塗る予定のないミニチュアを所持しているとストレスになるのです。

私にとってミニチュアのコレクションとは「自分がペイントして飾ってあるミニチュア」「ゲームの時に盤面に並べられるようになっているペイント済みのミニチュア」のことです。(もちろん、塗らずにコレクションする事も素晴らしいホビーだと思います。それを否定するものではありませんし、実際多くの趣味人がそうであるように、私も一生かかっても在庫を塗り切れるかは怪しいです)

というわけで私は人に自慢できるようなヴィンテージミニチュアコレクションは持っていませんが、唯一80年代シタデルのアートワーク付きボックスセットのシリーズだけは大事にしています。

ジョン・ブランシェの「指輪物語」、ロドニー・マシューズの「エターナル・チャンピオン」など、ボックスアートが美しくて最高です。いつか部屋が広くなったら陳列ケースに箱とペイントしたミニチュアを並べて飾るのが私の目標です。

幾つかは最近入手したものもあり、ミニチュアだけ所持していたので友人に箱だけ譲ってもらったり、オークションで購入した(おかげで素晴らしい縁ができた!)物もあります。BC1、BC2は未所持なので機会があれば手に入れたいですね(できればBME3、PBS1、PBS5あたりも)。

こいつらも当然ペイントはしたいのですが、ライフワーク的にのんびりと楽しんでいくつもりです。

ちなみに今手をかけているのは、BDD1とBDD2でこれを箱絵と同じジオラマにしたいと思っています。これだけでも半年~1年くらい掛かりそう・・・。

最近ではWARHAMMERも楽しみつつ、オールドスクールファンタジーミニチュアをペイントする事に趣味の重きが置かれてきたので、まだ手放していないミニチュア、古いミニチュアを買い戻した(笑)もの、ハーミットイン商店で購入したものを塗ったりと最高な趣味生活を楽しんでいます。

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