「響き」に革命を起こす ロシアピアニズム 大野眞嗣著
今日の読書♪
大野先生のお弟子さんとTwitterで繋がっていたり、大野先生のお弟子さんのお弟子さんと交流があったり、演奏を聴かせていただいて、音が綺麗だなぁ!と思っていました。
ロシアピアニズムには、主に4つの流派があるようですね。
大野先生は、ネイガウス流派を研究されて、伝承されているようです。
4年前からレッスンしていただいている先生のプロフィールから。。。「モスクワ音楽院では、ロシア奏法の中でも特にネイガウス流派のピアニズムを学びました。
その奏法をベースとしながら、古典派やロマン派を始めとするピアノ曲全般のレパートリーを研究・指導しています。」
娘に音大に行って欲しいと願っていた頃、娘にご指導くださった先生は、ドイツ?!なのかなー??クラシックの専門!という感じでした。先生も生徒さんも、音圧が太くて!お弟子さん達は、みなさんコンクールで上位に入られていました。私の知人だった人が昔、発表会を聞きにきて、ピアノを鳴らす人たちとブログに書いてあったことが思い出されます。鳴らすというより、私の印象は、この本にもあるように音圧がある演奏かな!と思いました。
私もその先生に教えていただいていたのですが、歳とってからは弾けなくなっていたかもしれないなーとふりかえります。
今、師事している先生(モスクワ音楽院卒の先生)のところで、最初に ショパン エチュード エオリアンハープをみていただいた時、指を壊しかけていて…それに気付かずでした。
先生に弾きにくそうだけど、手痛くないですか?といわれて。弾き方を教えていただきました。先生の奏でる音色の美しさに驚きました。そして、赤ちゃんを撫でるように、とか、置いてから指を下ろすとか。。。とてもデリケートなものなんだなぁーと感じました。
当時は整形外科に通っていたのですが、今では、音色も変わり、聴くということもなんとなくわかるようになった気もして、手もすっかりよくなりました!
ピアノの練習が大好きになり、おぼあちゃんになってもピアノを弾き続けられそうです。
本の感想からかけ離れてしまいましたが、先生との出会いに感謝の出来事です。
この本は、とっても読みやすいです。そして、私のようなピアノヲタクには、とても興味深い内容です。
「基音」と「倍音」と出てきますが、どう違うのかな??、私もわかるようになりたいなーと思いました。
大野先生のお弟子さんのお弟子さん達は、ピアノの椅子が皆さん高いのです。そのことも本にも触れてあり、重心を下におくために、と書いてありました。
が、私は、椅子を高くすると、緊張度がより増す気がして、椅子は低くして演奏します。私の先生もそこまで高くないような?気がします。
著者の大野眞嗣先生の生演奏を是非とも聴いてみたいなぁ!と思いました。
先生みたいに極上の響きかな!
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