プロット

1 神崎四季（笹塚が夜道で四季を拾う。四季は月下組の側近に就任する。自室が与えられる。自室に関して:整っていて過去を思い出させるような部屋である。 と記述）

2 伊崎 蒼（伊崎が瀬尾に呼び出される。呼び出され、笹塚を殺す事（捕らえる）を命令される。弟同然だった笹塚を殺そうとする理由を聞きたくなるが、自分の『理想』としての瀬尾が壊れてしまうのを恐れて何も言えずにいる。 瀬尾との関係性を表す言葉として、自分自身を狂愛者と表している。笹塚に対しては『愛しい、羨ましい、憎い』と表現しており、理想とは異なる『脆く穢れた愛』を相手に向けていると述べている。左の二の腕に刻まれた六芒星とその下にあるlonelyの文字。 背中の牙を向く狼のタトゥー。）

3 笹塚 聖良（色々考えながら街を歩いていると、四季に出会い四季から月下組の組員を執拗につけている人物が居り、その人物を捕らえたという連絡が入る。屋敷に帰り、倉庫に入り倉庫で対応をする様に四季に命令した後、自分の部屋に戻り自分の過去の家族写真を見つめながら彼女を将来のこの組の主として育て、守ることを誓う。）

4 瀬尾 弦之介（月下組より死体となって帰ってきた任務に失敗した組員の死体を分解。伊崎のナイフを拝借し、眼球を取り除いて遊んだ。その後外部の情報屋の元に訪れれば新入りとして瀬戸に出会う。（この時点では瀬戸は水と名乗っており、本名は不明である。）その後、自分の屋敷に帰り資料に目を通した時、神崎四季の存在を認知するが、大した事ないだろうと深堀しないまま。伊崎を利用しようと考えるが、伊崎は生憎母親を送りに行っており、屋敷に姿は無かった。）

5 神崎 四季（組の組員を半分脅して伊崎に関して調べる。伊崎の資料を目を通しているうちに、伊崎と聖良が昔か同じ組で同い年の為、友好関係があると言う事実を知ってしまう。その後、自殺した組員の死体処理に聖良と2人きりで『ドライブ』と称して向かう話。死体を分解して、袋に入れて投げ捨てた。他人の自分が過度に干渉していない様な人間の死は皆が言うほど遥かに軽いものだと知ってしまった。）

6 笹塚 聖良 （死体遺棄後の笹塚と四季、組員2人の屋敷への帰宅。そして武器商人の元を訪れる笹塚。その武器商人の武器屋の帰りに、コンビニに寄り道すれば過去の不知火組時代の仲間、伊崎蒼に再会してコンビニで水を奢る。そしてその後、公園で2人で話してメールアドレスの交換をする。）

7 瀬戸 水行 （仕事終わりに伊崎を見つけ、伊崎をストーカーする瀬戸。伊崎の屋敷に辿り着いてしまい、次の日書類で調べようとするが時間がかかりそうなので直接乗り込み、迷子のふりをして伊崎の屋敷であることをこの耳で聞く。帰宅し、インターフォンがなるが訪問者の姿は無く、辺りを見回していると、少し遠く(50mちょっとぐらい）にある小高い丘の上にある喫茶店の二階の窓から彼の姿を見て、彼をカメラ(良いカメラ。400mm）で撮る神崎四季の姿。

8 伊崎 蒼（瀬戸にこっそり部下を付けてちゃんと繁華街に辿り着いたことを確認した伊崎。その後、瀬尾に呼び出され『今度、笹塚と会ってこい。』と言われる。理由を聞いても彼奴が死ぬ前に会った方が良いだろ。お前ら、昔仲良かったんだし。と言われて、それ以上の事は教えて貰えない。何故か場所と日時指定で会うように言われ、瀬尾を疑う伊崎。自分が囮にされているのでは無いかと自覚した伊崎はどのように笹塚に知らせようか考える。）

9神崎四季（過去の事件関連(四季誘拐事件)の情報収集として瀬戸(四季を誘拐した犯人)を調べる事にした四季。伊崎の復讐という目的もあるが、瀬戸の逮捕という目的もあり調査を進める事に。ただ、伊崎が関わっている事に変わりは無いので組長には秘密。 伊崎と組長は旧知の中であり、下手をすれば殺されるかもしれない。そう思いながらも己の復讐の為に己の身をもかける覚悟の四季。ある日彼女は瀬戸らしき男の家を突き止める。情報屋への依頼には基本的に、瀬戸の現在の容姿や体型などを把握しておく必要があった為、少し離れたカフェの2階からカメラで盗撮する。(具体的に、部下の女にピンポンダッシュさせ扉から顔を出した所をカメラで撮る作戦。)瀬戸とその周囲の人間、それに加えあの事件で伊崎を刺した人間について調べる為、情報屋の男に瀬戸の写真を送り調べるように指示する。(その情報屋の男が瀬戸の働いているバーのおじさん)）

10瀬尾弦之介（伊崎のこの間話した際の何か話そうとして辞めた事や、話した後自分の部屋で何かを準備していたという点から伊崎を疑い、門番の担当である國澤を呼び出し、彼に伊崎の出掛けた行先等を調べるように命令ををする。場合によっては後を付けても構わないとまで命令を下したが、國澤は最初自分の尊敬している人であると同時に、自分が今まで良くしてもらった相手なので出来ないと断るが、瀬尾がお前の弟の治療費(心臓病の手術費用や入院費用など)払うの辞めてやっても良いんだぞ？と脅すと、國澤は仕方がなく同意する。ふとアルバムを見る瀬尾。瀬尾、伊崎、笹塚の3人で映った写真を見ると、アルバムごと捨てるように使用人に命令する。）