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医薬品登録販売者試験②~勉強する前に編~

こんばんは。月の子どもです。
今夜は、昨年(2020年)受験した医薬品登録販売者試験のお話②です。

医薬品登録販売者とは、大まかに言うと、ドラックストアなどで販売されている市販薬の、第2類、第3類医薬品の情報提供ができる人たちのことです。(資格を持っていない一般従事者は、情報提供してはいけないそうです。)

今回は「勉強する前に編」です。覚えるときに気をつけたことを具体的にまとめた記事は、③以降に投稿しようと思います。今回の記事は無料なのでお試しとしてどうぞ。

⇩こちらの記事も。ご興味のある方はぜひ。

登販試験を受験しようと思ったきっかけ

元々、漢方の勉強をするために、いろいろ調べていたところ、漢方を扱える資格の一つに登録販売者があり、思い切って受験しました。将来はお店を開くことができたら良いなと思っています。無謀。笑
実際試験を受けてみると、東京都の試験は生薬や漢方の問題が比較的出題される傾向のため、結果的に良い勉強になったな…。と思ったのですが、ほとんど西洋薬の勉強をしていました。

使った参考書や参考にしたサイト、Youtubeなど

「独学のオキテ」さん
私は独学でいこう。と思っていたので、検索したところこちらのサイトを見つけました。テキストを購入する前に、こちらのサイトを見つつ胃腸薬の成分を少しずつ勉強していました。時折登場する配偶者さん?に対するコメントが怖かったです…。試験対策のことなどしっかりめに記事にされているのでとても参考になります。

「登録販売者」アプリ CYBER STUDYさん
過去問って保健局のサイトに5年分くらいアップされているので、わざわざ購入しなくてもよかったな…と言う感じですが、はじめのとっかかりを難しい印象にしたくなくて、手引きの改定前にこちらのアプリを使い、お試しで過去問を少しずつ解いていました。わからなければ調べてノートにメモするといった感じ。

やっけんちゃんねるさん
こちらのYoutubeチャンネルは、きっと登販試験を受けた方はみんな知っているのでは…?とてもとてもお世話になりました。特に法規をふんわり読んでは見たけれど、9月くらいまで放置していて(試験が予定通りに行われていたら終わっていた笑)こちらの法規の動画を拝見して、うまくとっかかりをつかむことが出来ました。漢方の動画も勉強になりました。あとはやる気がなくなっているときにぼんやり見たり。

7日間でうかる! 登録販売者 テキスト&問題集 2019年度版日本経済新聞出版
本当は7章構成のところを7日間に言い換えたのかなと思っています。私も流石に7日間で覚えられると思って購入したわけではないです。本当は他のテキストを購入しようと思ったのです。でも、売り切れていて。泣。当時自粛期間中なこともあり、頻繁に本屋に行くこともできず。ネットでこちらの問題集と合わせて購入しました。購入したテキストはこの一冊のみです。
監修が薬剤師さんだったことと、(安易。)漢方の生薬名がカタカナなので候補に上がりました。あと、ライオンのイラストがわかりやすくてよかった。笑 試験は生薬名がカタカナで出題されるので、視覚で覚える人は、カタカナ表記をしているテキストをおすすめします。例えば、ケンゴシ(牽牛子)となっているとより良いかも。
このテキストを購入して本当によかったのか…とかなり不安になりましたが、実際に試験間近になって読み返してみると、よくまとまっていて見やすかったです。こういうことかあ…😭となりました。あと、試験会場で同じテキスト使っている人を見ると妙に安心しますね。(気持ち)
巻末についている模擬テストの問題が、実際に試験に出題されました。
2020年は手引きの改訂がなく、2019年度版を購入しました。

試験の手引き
テキストを一通り勉強したら、保健局のサイトにアップされているこちらを読むことを強くおすすめします。私もはじめはなんの前情報もなく、「せっかく受けるのだから、読んでみるかぁ…」という…。試験を作る人のための手引きなのになぜ私が読むのか?と疑問に思いつつ、最初から最後まで読みました。(法律の文章はそこまで読まなかったかも)最初に手引きから読み始めるとかなりきついので、図や表にまとめてある市販のテキストから読み始める方がおすすめです。
巻末に、手引きのコピーがまるまるのっているテキストを本屋で見かけたのですが、理由がよくわかりました。笑

勉強期間

たぶんとても長いです。今思うと体調がたぶん良くなく、文字文字しい本を読むのが厳しかったため、1年くらいだらだら勉強していました。。試験があるのかわからない夏の時期とか、全然やる気が出ず、問題集を1日5問ずつ解いたり…。直前になって細かいところを詰め始めた感じです。9月の時点で過去問を解いて80点付近で微妙なところを、結果的に自己採点で106点とることが出来ました。(奇跡)各章3割5分以上、合計84点以上取ることができれば良いので、要領の良い人はその付近で調節しているのでしょうか。試験当日は、途中退室する人がたくさんいて驚きました。みんなの要領の良さ…。

勉強の流れ

まず、アプリで過去問を試しに解いてみる(2019年11月から12月ごろ)

わからないことはひたすら検索&メモ
例えば、選択肢に出てくる成分を全て検索してみたり。

まとめサイトを見て一番多そうな胃腸薬の成分から少しずつ覚えてみる

めぼしいテキストを探す(2020年1月ごろ)

改定されないことがわかり早速テキストと問題集を購入(2020年3月)

テキストを軽く眺める(わからない言葉は、ひたすら検索&テキストにメモ)
↓↑
問題集を軽く解いてみる
↓↑
テキストを…(音読や暗唱。)

(頭に成分名だけ浮かぶようになり(呪い?)、成分名を見て「これはどこかで見覚えがあるな…」となってくる)

過去問をしっかり解いてみる(2020年7〜9月ごろ)東京都の5年分。

解けなかった問題が多かった章は手引きを読み返す。
(成分名と簡単な効能効果がセットで浮かぶようになる。副作用や法規の出題されそうなキーワードなども。)
↓↑
過去問と問題集を解く(覚えているのか確認するため)

直前は手引きとテキストを全て読み返す。
覚えられないところはノートに書いて覚える。

↑大体このような流れでした。都道府県によって出題傾向が異なるため、東京都の過去問を何回か繰り返し解いていました。他の都道府県の過去問も、問題と回答がまとめてのっているネットのブログなどを時々見て、合間に解いていました。

…以上になります。何か参考になれば幸いです。
それでは良い夢を💫

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