最近の記事

呪いを解いてあげる

自分で自分のことをすごいと言うなんてありえないと、生まれながらに言われ続けてきた。謙虚に生きろよってことなんだろうけど、そんなの小さい頃にわかるわけなくない!?(ブチギレ) 才能を信じる道に進むのは愚かなこと、地に足をつけて仕事しなくてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない、真面目に生きなくてはいけない。 親の言葉は、約30年の人生にあまりに染み込みすぎて、拭いても洗っても取れない。取ろうと思ったこともなかったかもしれない。 安定した仕事を辞めようと思ったこともないし、職

    • 日光、無料で浴び放題ですごい

      朝はまず、カーテンを開ける。この時期は、起きる時間にはまだ外は暗いので、明るくなってから開ける。 白湯を沸かし、サーモマグでゆっくり冷めていくのを待ちながら、モーニングページに取り組む。 モーニングページ、最近始めたけれどすごくよい習慣だと思う。 ジャーナリングっていうのが、「書く瞑想」とも言われていて、とにかく思いついたことをばーっと書き殴るだけ。頭の中を整理できるし、何度も同じこと書いていたら多分それは自分の中のボトルネックになっていることだったりする。 実際わたしは最

      • 「働く」ってなんだ

        仕事といえば、整然と並んだデスクの上のパソコンに向かい合うことだ。 と、思っていた節がないわけではない。 第一、実際に働くまでに、「仕事」に触れる機会が少なすぎる。周りにいる働く大人って、親と先生ぐらいだった。 親はともかく、今思えば、先生は働く大人のロールモデルとしては少し偏っている気がする。とはいえ、ど真ん中直球をいく仕事なんてこの世にはないだろうけれど。 わたしは小さい頃、小説家になりたかった。それは「ケーキ屋さんになりたい」「サッカー選手になりたい」の類からはみ出

        • つまるところ言葉が好き

          結局、言葉が好きなのである。 文章を読むのも書くのも好きだし、短歌も好きだ。好きな曲はもっぱら歌詞が理由だ。 もっと言えば人の名前も好きだ。意味に込められた願いとか親の好みとか、最高だ。 言葉には色があるし形があると思う。 最初にそれを認識したのはいつのことだっただろうか。小説を読んでいても、登場人物が頭に絵で浮かぶのと同じことかもしれない。 好きな言葉を紡ぐな、という人が何人かいる。 スピッツの草野マサムネさん、益田ミリさん、 岡野大嗣さん、オードリーの若林正恭さん。

        呪いを解いてあげる

          月にいちどは花を飾って

          昔から、文章を書くことが好きだった。 父の影響で、小学校低学年の頃からパソコンを触っていて、当時流行っていた掲示板で文章を書いていたし(太古の黒歴史)、中学生の頃にはブログを書いていた(太古の黒歴史②)。 大学の頃は民法の論述試験で、「文章がうますぎて中身が追いついていない」という講評をもらった。全然褒められてないじゃないか。 社会人になってすぐの頃から、メールの書き方に困ったことはなかった。 つまり、人生のどの場面でもそこそこ使えるぐらい、文章が好きだった。 本当はもっと

          月にいちどは花を飾って