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詰碁で得られる3つの"シン"

ご覧いただきありがとうございます。
八段塾塾長つかさです。

今回は、上達するために必要と言われる詰碁が
なぜ大切なのかを解説します。

本記事の対象者

・詰碁を始めた、始めたいけど効果があるのか知りたい方
・詰碁をやる意義を知りたい方

詰碁をやることで得られることにフォーカスして解説していきます。

1、自信〜これで勝率20%アップ!〜

一つ目のシンは自信です。
詰碁を取り組み始めた瞬間から自信を得られます。

自信はアマチュアにとって1番大切なものです。
詰碁を解き始めたその時から、『勉強したから大丈夫!』
という根拠のない自信が出てきます。

そうすると、勝率が自然とアップします。
特に、級位者の場合は自信と勝率が直結します。

間違っていたとしても、自分が正しいという気持ちで
打っている方が成功することが多くあります。

つまり、詰碁を時始めると勉強をしている事実に対して
自信を持つことができ
対戦中でも堂々と打つことで相手のミスを引き出せるようになるのです。

2、疑心〜勝負の99%はミスで決定する〜

二つ目は疑心です。
疑心とは、疑う気持ちですがこれは自分ではなく
相手に対するものです。

詰碁を始めたときにすぐに手に入るものは自信ですが
解き続ける中で手に入るのが疑心です。

知識がたくさん増えてくると
それまで気づかなかった相手のミスに気づくなるようになります。

今取り組んでいる詰碁の本がある方に
よくあるのは、完璧じゃないけどほとんどの問題ができるようになった
時期に疑心を持ちやすくなります。

相手の手に対して『ん?おかしいな』と疑心を持てるようになったら
詰碁の本が8割できるようになっています。

現在、ネット碁九段になった僕やプロ棋士であっても
1局の対局をミスなく完璧に完勝することはほとんどありません。
多くは相手のミスによって形勢が傾いて勝つことができます。

つまり、プロレベルですら相手のミスが勝利の要因になるので、
アマチュアで勝つ確率を高くするのは良い手を打つよりも
相手のミスにいかに気づけるかどうかが一番の重要なポイントになるのです。

3、確信〜ここまで来れば二段階以上レベルアップ!〜

三つ目は確信です。
取り組んでいる詰碁の本の問題が全て瞬時に解ける状態が
確信状態です。

確信は、疑心とは違います。
疑心は疑問を持ちつつも答えが確実にはわかりません。
しかし、確信は疑問に対して答えを出すことができます。

ここまで来れば詰碁に取り組んでいる方の棋力は
確実に2級以上上がっているでしょう。

つまり、確信とは取り組んでいる詰碁を完璧に習得してる状態で
いつどこでも答えを出せるといことです。
詰碁の最終目標はこの確信状態に持っていくことになります。

最後に

詰碁をやる意味がわからずなかなか続かない方は
取り組んだ瞬間、習得直前、習得後にそれぞれ変化をあることを
感じるでしょう。
しかし、なぜそうなるかをわからずいることがほとんどです。

本記事を読んで詰碁に取り組む意義について知ってもらえると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
本記事が面白かった、ためになったという方はスキまたは
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つかさ

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